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体調を崩した時の発信

今、インフルエンザが巷で猛威を振るっています。セラピストさんも体調を崩したり、ご本人は大丈夫でもご家族が体調を崩したりと、気を抜けない毎日だと思いいます。万が一、体調不良になってしまった時の情報発信について個人的な思いをつづります。

 

体が資本の仕事だから

私達は体が資本です。お休みしたら、変わりはいませんし、お客様にご迷惑が掛かり、収入もストップします。


人間なので体調を崩すこともあります。
体調を崩すことで、その体や心の辛さを体感し、同じように病気の方の気持ちが心から分かる事ができる、これも貴重な学びの一つです。

 

毎日、健康管理をしていても、家族の健康に留意していても、病気は思いがけずにやってくることもあります。ご予約を頂いていた時には、二次感染を防ぐために、速やかにお客様に「ご予約の取り消し、または延期」をお申し出することをお勧めします。

 

ここでプロとしてお勧めしない事。
それはブログやSNSで「体調不良」であることを「リアルタイム」で公言しない事、です。

 

 

よほど長期休業をせざるを得ないような出来事ならまだしも、風邪を引いたということをお客様に伝えることで、ご予約がすでに入っているお客様は不安になってしまうのではないでしょうか。

 

また「もう体調は治ってきてます」と言われても、来店したお客様はブログをご覧くださったなら「先日ブログ見ましたが、体調は大丈夫ですか?」と心配してくださると思います。

 

有難いです、心配していただけること。

でもお客様は「健康を維持するため、健康になるために」サロンに貴重な時間を使ってお越しくださっています。にも関わらず、セラピストが不健康であるという事実は内心、複雑になるのでは…と思います。

 

お客様はお友達ではありません。
余計な心配させない、気を遣わせない、

私たちは黒子で、主役はお客様です。

 

お客様には自分の体や心の事に集中していただきたい、

それがプロのサロンだと思っています。

ブログやSNSはサロンオーナーの想いに共感していただき、お客様が目指す方向とサロンが目指す方向が一致していることに安心してご来店頂くためのツールだと私は考えています。(きっと色々な考え方があると思うので、これはあくまでも個人的な考えです)

 

体調不良になったとき、誰かに分かってもらいたい、慰めてほしい、という気持ちもわかります。私もそうなので。

励ましのコメントが嬉しくて心と体の栄養にもなるでしょう。

が、これは「誰のために」「何のために」発信しているツールなのかを今一度思い出してほしいのです。

 

励ましのコメントが欲しいときは、限定公開(お客様が見ることのできない)設定にされることをお勧めします。

 

ひとりオーナーさんへ。

 

私たちは信用商売です。

その時の一時的な思いを世界中に発信してしまうことで、

健康管理ができていない人、お客様に心配させるオーナーさん、というイメージが付きかねません。

 

個人サロンはまだまだ主婦の片手間だと思われているケースも多いのです。

個人サロンだからこそ、自由にクリエイティブでプロフェッショナルな集団であると社会的認知をしてもらうためにも、全国で頑張っているサロンオーナーさんそれぞれが個人サロンの質を上げる、という意識がとても大事です。なので、この時期の体温計高熱の写真、体調不良の報告などが、個人的に残念でなりません。(あくまでも私の考え方ですが…)

冒頭にも書いた通り、人間なので体調を崩すこともあります。
しかし、苦しい、つらい、という事を発信し続けることで、フリーランスの私たちにメリットはありません。

 

いつか喉元過ぎた時に、笑い話として伝えられるくらいの余裕が欲しいな、そう自分にも言い聞かせてます。
(私自身は、苦しいことも、つらいことも「いつか笑い話にするぞ~」とあえて声に出して笑い飛ばしてます)

プロの仕事をしていくうえで大事な事は、「自分がお客様の立場だったら」を客観的に見ることができるようになることです。

 

自戒を込めて。

まずは良く寝て、無理せず、体の声に耳を傾けて、笑顔の日々を過ごせるといいですね!

関口智子