あっという間に4月も半ばです。現在、AtsuStudioJapanでは実技クラスはお休みをしておりますが、4月から新しく学びをスタートされた生徒様と共に、座学講座を開催しています。
昨年11月にカリキュラムをリニューアルしたAtsuプロフェッショナルコース。
よりプロフェッショナルなセラピストへ育成を目指し、基本となる知識は技術講座の前に学んで頂こう…とカリキュラムを組みかえました。
最初が座学から…が、幸か不幸か、オンラインレッスンへと切り替えて数名の方がレッスンスタートしました。(2020年度春の新規募集は定員となりました、次回は秋募集です)
このご時世でもあり、皆さんの学びのモチベーションが低下してしまうのでは…と、正直、心配していました。初回のレッスンでは、オリエンテーションと共に、今後の方向性や目標についてのコンサルテーションがあるのですが…。
新受講生の皆様が熱く技術習得への想いをお話してくださり、安心するとともに、まだまだ先の見えない状況だけに、この火を消さないように出来ることは何か…と毎日考えています。
座学は当面、オンラインでのレッスンになる事が予測されます。その為、毎日、資料の作り直しや、オンライン用資料の作成したり、調べ物をしたりしています。どうしたら画面上で分かりやすくお伝えできるのか、理解しやすいのか…など、構成も練りながらなので、思った以上に時間が必要。時に、時間確保に焦ったりすることもありますが、自分にとっても再復習になったり、以前購入した本を引っ張り出してきて読み直したり…と有意義に過ごさせてもらっています。
何よりも、この自粛生活で助かっているのは…。自宅出張を中心に働いているパーソナルトレーナーの娘が室内トレーニングを教えてくれたり、雨の日以外は散歩に一緒に出かけたり…と、彼女が子供の時よりも親子の時間も楽しませてもらっているのが嬉しい毎日です。
自粛生活もまもなく1か月。
まだまだ終息の見えない状況で、世界中で痛ましいニュースが駆け巡っています。
本当に悲しくなります。
これからに対して不安が無いと言ったら嘘になります。ですが、人と会う時間が少なくなった分、狭い空間で自身の在り方、思考にも、感覚にも向き合う時間が多くなりました。セラピストは感覚のお仕事であり、人間業です。今、自分の感情と向き合い、体がどう変化するのか、どんな影響があるのかをじっくりと楽しみ、セラピストとして、いつか還元させて頂ける日のために日々を過ごしています。
朝、生きて目覚めたことに感謝をし、ゆっくりと白湯をいただき、呼吸と体に意識を向けながら瞑想を20分。家の中を整理整頓し、場を調えてから仕事スタート。合間にトレーニングして、散歩して、オンラインレッスンして、娘の作った夜ご飯食べて、夜はお風呂で1時間の半身浴&勉強タイム。
どんな事にも無駄なことは何一つ無い、と信じて、与えられた環境を大切に生きましょう。
口角アップで健やかな一日を
関口智子