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【開催報告】BABジャパン後援セミナー「こころを調える禅のオイルセラピーAtsu」

 

先日、「禅のオイルセラピーAtsu」DVD発売と連動して、BABジャパン様後援セミナーを開催させていただきました。

 

今回は、関東の方だけでなく大阪、山梨、新潟、宮城、兵庫の方からもお申込をいただき、前日の台風にヒヤヒヤしましたが、当日を無事迎えることができました。

前半は座学からスタート。

 

人の体に触れる施術は、世界各地で伝統的な歴史があります。その土地の風土、時代、環境に応じて変化し、脈々と今に受け継がれています。

今に生きるセラピストとして、伝統を大切にしつつ、現代人の身体に起きていることや、それに応じた施術をするには?を、データなどを使いながらお話しさせていただきました。

例えば、私自身、セラピストの道に足を踏み入れたのは20年以上前になりますが、その当時は「うつ」という概念は一般的ではなかったり、インターネットの普及はまだまだで、もちろんスマートフォンも無い時代でした。

 

今回、資料を作りながら感じたこと。10年ひと昔どころか、1年、1年が目まぐるしく変化する今、健康やストレスなどの意識の変化が、厚生労働省の国民生活基礎調査に表れているなぁとしみじみ…(興味のある方はぜひ調べてみてください)。

 

さらに、頑張り屋さんの多い現代で、身体への意識が希薄になることで起きる心身の影響などなど、心理学の面からも掘り下げました。健康調査では、8割近くの方は自分は健康だと答えています(2019年データ)。

しかし、健康と答えた人の内訳(とても良い・良い・普通)や、ストレスを感じている人のデータやみると、そこに矛盾を感じたり。身体のケアと共に心のケアにつながる施術の大切さを改めて感じましたね…。

 

そこで、今、私たちセラピストが何に注意して施術をおこなうと良いのか、どんな部位を優先的に緩めるのか?などを今までの自身の実績を元にまとめてみました。やはり実践的な部分で一番お伝えしたかったのは「触れる」ということです。

 

 

今回のテーマでもある「心を調える」という、感情まで揺り動かすような触れ方を目指すには、ストロークのスピードが大きく関連しています。

 

今回おすすめのゆっくりスピードが及ぼす肌感覚や脳への影響を、座学でお話ししつつ、午後の実技で実際に皆さんに体験していただきました。

 

外から見ていると、カタツムリのようなスピードでも、受け手のモデルさんは「遅い」とは感じず、むしろ講義でお伝えしたような心地良さのみならず、ホッとするというような安心感などを感じている方が多かったです。

 

 

 

ジャパニーズオイルセラピーAtsuには、そのゆっくりストロークの他、手の力を使わずに深く溶け込んでいくような重みの施術を得意としています。それも皆さんに体感いただいたのですが、Atsuの圧(シャレではありません笑)は、手根のみなのに面が広く、身体の芯に響きを感じる方もいます。

 

みなさん、とても不思議がっていて「今までに感じたことの無い感覚で気持ちいい!」とのお声が嬉しかったです。緩みを得意とする施術なので、ほんの少しの施術体験でしたが、体が軽くなった!翌日便通が改善された!とメッセージをくださった方もおられました(嬉しい〜)。

 

 

とても短い時間の中での練習だったので、あっという間ではありましたが、やっぱり技術練習は楽しい!

みなさんの向上心溢れる楽しそうな様子に、久しぶりの外部講座でしたが私もとっても楽しかったです。改めましてご参加ありがとうございました。

また開催にあたり、事前の準備や何度もやりとりさせていただいたBABスタッフの皆様にも心よりお礼を申し上げます。

 

最後に…BABスタッフさんから「禅のオイルセラピーAtsu」DVDが、社内予想よりも販売部数が出ていると教えていただきました〜。なんと!ご購入してくださった皆様、本当にありがとうございます!

 

現在、長期スクールレッスンはご新規様の受付は休止中ですが、スタンス理論講座などの単発レッスンは開催しております。ぜひまたいらしてくださいね。

 

この度のご縁に感謝を込めて

 

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