AtsuStudioJapan 代表 関口智子です。コロナウイルス感染防止の為、対面でのレッスンは自粛し、オンラインレッスンを主に行ってきましたが、本日から対面レッスンを再開しました。とはいえ、まだまだ注意が必要です。当面は完全マンツーマンレッスン、1日1単位(3時間)までとさせて頂いております。生徒様には習得スケジュールが大幅に伸びてしまい、大変心苦しいのですが、その分1回1回をしっかり丁寧に積み重ねていければと思っています。
さて、久しぶりに再開したレッスンは「ヒューマンタッチセラピー/タオルワーク実践編」。
ボディワーカーセラピストとして、触れるの生理学、心理学、目に見えない肌が感じる触覚について、実験なども含めて座学では学びました。その実践編として、施術中のタオルワークのスキルを学ぶ講座です。
主なラインナップは
●おもてなしのホットタオルの作り方
●ベッドのリネン類メイクと心のこもったガウンの畳み方
●タオルワークからスタート!手を離さないスキルを身に着ける
●安心安全、そしてお客様を守るドレーピングとは
●プロは動きがシンプル。無駄の無い美しいタオルさばき
などなど
このレッスンはプロフェッショナルコースになってから、独立して単位を作りました。今までもレッスンの中でお伝えしてきたことなのですが、タオルワークやドレーピングは、セラピストの無意識な動作が現れやすいんです。
セラピストの多くは、ご来店いただいたお客様に、心身共にゆったりとくつろいで頂きたい…という抱擁の気持ちでお迎えしています。
オイルトリートメントの時には、細心の注意を払って、そっと労わる様に触れていても、タオルワークで、タオルを引っ張ったり、バサバサと大きく動かして冷たい空気がシーツの中に入ってきてしまったら…。
Atsuでは、オイルトリートメントは身体を楽にするもの…だけではなく、普段、思考に優先されがちな感覚をを取り戻し、自分という存在を思い出してほしい、
そして【今、ここ】を感じるマインドフルネスなお時間をご提供できれば…と願っています。
お客様は意外と、施術以外の部分から、セラピストが「自分(お客様)を大切にしてくれているのだなあ」という事を感じています。
小さな小さなこだわりばかりです。
お客様に気付いて頂けなくても全然良いのです。
こだわって丁寧に畳まれたガウン、
両端がキレイにそろったホットタオル、
ドレーピングする時に、そっとプライベートゾーンを守る様に添えられた指先、
いつも私はあなたのそばにいますというサインを感じる、施術中に手を離さない技術、
この小さなこだわりは、やがて小さな誇りとして心の中に根付き、自信への第一歩にもなっていく…と、今までの生徒様方を見ていても感じます。
セラピストという仕事を通して、自分の人生を豊かに誇りあるものに
私のセラピスト育成のモットーです。
こんなところにも、こだわっています。