ボディワーカーセラピストなら必ず思う事…。「もっと上手になりたい」。身体が絶対的な道具であるセラピストだからこそ、その感覚を高めるトレーニング方法をご一緒に学びましょう。自分軸のある安定した姿勢と深い圧がかけられるようになる重心の取り方に焦点を当てました。
触覚は感情と繋がっています。
優しく触れられると、温かさ、優しさ、安心感などのポジティブな感情を生み出し、乱暴に触れられると、怖さ、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を生み出します。
これは誰もが知っていること。
セラピストに身をゆだねるお客様は、当然のことながら優しく触れられる事を前提としてサロンに来店されます。
セラピストは「優しく触れる」ために、手のひらに意識を集中して、お客様にタッチの心地良さを存分に味わっていただきたいと思うでしょう。
しかし、施術中に腰が痛い、手首、肘、膝が痛い…となると…。そちらに感覚が集中し、手のひらに意識を向ける事は難しくなります。
つまり、それはセラピストが『自身の身体』に『心地良さ』を感じる事が出来ていません。息が浅くなり、時間ばかり気になってくる…。辛いですね…。
実はその感情は手からお客様に確実に伝わっています。流れやリズムが変わり、セラピストのまとう気が変わってしまうのですね。その為、セラピストが本当に「心地良い」と感じられる姿勢は? 無理のない自然体の施術は?とずっと探求してきました。そして出来上がったのがスタンス理論講座です。
スタンス理論講座では、ニュートラルな姿勢から自身の身体を『道具として』どう使うのか?をお伝えしています。特に体重がかけづらい方や、手力になりやすい方、腰の痛みがある方の改善につながる理論です。
しかし、姿勢の癖が大きい方(腰や胸が反っている…など)は、スタンス理論の前に体幹の安定性を伝える方が先かもしれない…と、回を追うごとにその思いは強くなっていきました。
そこでプロのスポーツトレーナーにお願いして、セラピストに必要な体幹軸を鍛えるトレーニングメニューを考案してもらったのです。ここまで決まるのに半年以上…。
この講座の目的は
・まずは疲れにくい体を作る事
・ニュートラルポジション(姿勢)を取れる事
・安定感が自分で感じられる事
・無意識レベルでスムーズに体を動かせるようになる事
です。
触覚からお客様に感情も感覚も与える影響が大きいボディワークセラピスト。
しかし、プロになるにはどんなことでも「まずは自分を整える事」から。
トレーニングを通じて自分の身体と向き合い、
触感の感覚値を高める事をこの講座でご一緒に出来ればと考えています。
さらに私がトレーナーさんにリクエストした事。
① 自分のニュートラルポジションを知る(歩き方や姿勢のチェックをして今の自分を知る~安定したスタンスを身につける為)
② 股関節の屈曲ができるようになる(リズムを生み出す、姿勢を崩さないための重心移動の為)
③ 肩甲骨から動かすことができるようになる(肩が上がらない、力まない、手力にならない為)
④ 自分の足や手に『自分の体重』を感じられるようになる(クライアントに自然な重みをかけられるようになる)
①~④は『心地良く自分の身体を使いこなせる』セラピストになるために必要な部分をピックアップしたものです。
もちろん1回参加して、すべてがこなせるようになるわけではありません。しかし、どんな道もまずは一歩があり、歩き出すための方法を知っている必要があると思うのです。
講座では、スポーツトレーナーが考える『触覚』や、姿勢を作る筋肉のバランス、そして栄養のお話を予定しています。これはお客様へのアドバイスにも直結するようなお話にしてもらえるようお願いしました。
そして、実際にご自身で身体を動かして、明日から出来るトレーニングのやり方を教えてもらいます。ご自身のボディイメージをつかむこと、これが施術をするときにも必ず役立ちます。
実際に、私自身、トレーニングを続けると体が羽が生えたように軽くなるのを感じます。思い通りに動く楽しさ。ブレが無いので、触れる時も安心してお客様に体重を任せる事が出来るんですね。
セラピストの育成のプロとして、『違和感のない、自然体で出来た施術の感覚が本当に気持ちよくて心地良い』という感覚を皆さんに知ってもらいたい、その思いをしっかりとトレーナーさんには汲んで頂きました。
しばらくはお試し価格。
この機会にぜひともチャレンジしてみてください。
【日時】2019年11月5日(火)、12月17日(火)いずれも10時~13時
*単発参加、またはリピート参加も可能です。
*11月19日は都合により中止となりました
*12月3日は『禅寺で学ぶあぐらAtsu&トレーニング講座』へ振替となります
【場所】当スクール(さいたま市緑区 アクセス)
JR浦和駅まで送迎あり・駐車場あり
【費用】5000円(税込)事前お振込
【持物】筆記用具・トレーニングウエア・バスタオル1枚・汗拭き用タオル1枚・飲み物
【お申込】以下よりお願いいたします。
【募集人数】1名様〜4名様まで
『セラピストの感覚を高める』という副題通り、なぜこのトレーニングが必要なのか?を施術を受けて体感してほしいなと考えています。
身体を自然に無理なく使う事で、手の平から伝わる感触がどのようになるのか、圧の掛かり方や安定感の違いをご自身の身体で感じてください。
セラピストは体感の経験値があればあるほどに、施術の表現力が豊かになっていきます。沢山の施術を体感してほしいなと思っています。
また、体験ご希望の方が数名おられる場合は、施術の時にどんなふうに身体が使われているのかを、パーソナルトレーナーのWAKANAさんが解説してくれます。
実際に、足のどこに重心をかけているのか、肩甲骨はどのように動いているのかを見るだけでも、セラピスト職人魂のある方にはウズウズすると思いますよ~笑)。
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Atsu体験/WSトレーニング後
【内容】ジャパニーズオイルトリートメントAtsu®の施術体験
おひとり約20分間
【費用】3000円(税込)事前お振込
【持物】軽食
*トレーニング終了後、軽くランチ後に施術(お申込順)
*施術部位は当日ご相談
*トレーニングのみご参加の方は13時で終了となります
(ご見学のみは承っておりません)
*Atsu体験ご参加の方は、全ての方が終了後にお送りします
【講師】Wakana ホームページはこちら
『ただ鍛えるのではなく、日常を豊かにする為の正しいトレーニングとボディメイクを』
フリーランスパーソナルトレーナー
自宅出張(東京23区)/ラフィール恵比寿 /#ベルジム谷塚
NSCA-CPT/アスリートフードマイスター
ウエイトトレーニングと解剖学と猫をこよなく愛しています♡
フォームにご記入の上、送信ボタンでお申込お願いいたします。
24時間以内にお振込方法などをご返信致します。
また24時間以内にご返信が無い場合は、不達の場合がございます。恐れ入りますが(homesalon@gmail.com)までお知らせ下さいませ。
キャンセルについて:ご入金後のキャンセルはいかなる場合もご返金はございません。日程などご確認の上お申し込みをお願い申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。
2019年12月2日、3日、第1回『禅寺で学ぶあぐらAtsuとセラピストの為のトレーニング講座』が無事開催されました。お世話になった禅寺宿坊は埼玉県飯能市の曹洞宗正覚寺様。山の中にあり寒さが心配されましたが、お寺の方のご厚意によりストーブを何台も出して下さり10月に伺った時よりもヌクヌクと温かく過ごすことができました。
限定4名様の宿坊体験セラピスト研修。遠くは三重県、愛知県、そして関東からは神奈川県、埼玉県と様々な場所から遥々お越し下さいました。
最寄り駅から路線バスで50分ほど揺られて到着するお寺です。が、紅葉の美しさとせせらぎの美しい川沿いの道に小旅行気分を味わいながらお越し頂けたようです。
宿坊に隣接する広々とした会館をお借りして、到着早々にまずは『セラピストの為のトレーニング講座』をパーソナルトレーナーの若菜さんとコラボでスタート。
セラピストとして自分の身体を使いこなし、長くこの仕事に従事するために、そして安定感のある技術習得を目指すことに特化してのレッスンです。
13時に集合して、座禅は17時から。普段の講座時間よりもゆっくり出来る分、若菜さんが説明するパーソナルトレーナーとしての身体の使い方の講義とセラピストとしての身体の使い方の講義を織り交ぜながら進めました。
『なぜそのトレーニングが必要なのか』という事や、人によっては筋肉を鍛える前に『関節や筋肉をまず緩める』事が大事だったりと、小人数ならでは指導を若菜さんにして頂きました。
ニュートラルポジション(優良とされる姿勢)を基礎としながら、自分の身体を振り返り、色々と体感していただきました。お客様にもセルフケアとしてお伝え出来る事も満載です。
私事ですが、スクールを主催する理由は『セラピストという仕事を通じて人生を豊かに誇りに思える人を増やす』ためです。
自身がセラピストという仕事に沢山の喜びを与えていただいたので、それを共有できればと思ってこの仕事を続けています。
その為には、まず自分自身が健康であること、心身が安定していること、技術が上手であること、自分を大切にしていること、沢山の気づきを得られる日々を送っていること、などなど沢山あるのですが…(笑。
それを目指すひとつの訓練法として、このトレーニング講座を若菜さんに依頼しました。(次回は12月17日開催です)
禅寺でのセラピスト研修も、この想いに通じる事がきっと沢山あるだろうと思い、ずっと開催したいと願っていました。
余談ですが、お寺での座禅は40分間。身体を座禅前にしっかり動かしておくと、身体の余計な力が抜けて、より自身の内側に向き合う事ができる…と本で拝読しました。
長時間の同じ姿勢で緊張する体を最初に緩めておくことで、怪我の防止につながり、より集中していただけるのでは…と思っての、まずはトレーニング講座からの構成です。
今回初めての座禅をされた方もおり、各々、ご自身に向き合われておられる様子が主催者として感慨深かったです。
『お寺というところはそんなにお話をする場所ではありません。お話を少なめにしてゆっくりと自分と向き合う時間を過ごされてください』という正覚寺の和尚さんのお言葉通り、今回は皆さんにゆったりと静かに過ごして頂きました。
お寺には三黙道場という、話をせずに自分と向き合う場所があります。
『東司(とうす)』と読むいわゆるトイレ、『お風呂』、『本堂』。本堂でお食事しますので食事中も話はせずに頂きます。
精進料理は、ひとくちを口に運んだら箸を置いて、食事の恵みを味わって頂きます。口の中のものが無くなったら、次のお椀からまたひとくち頂くのを繰り返し。
とても時間が掛かりますが、この所作を繰り返していると、普段いかに自分が『ながら食べ』をしているかという事。
しっかり味わうことなく急いで食事しているという事が感じられます。
ひとくちずつ、味わって頂くと心も体も頭も満足します。生きる事は食べる事。じっくり頂ける時間があることが贅沢で幸せだと感じたと仰る方もおられました。
そして入浴後、21時に就寝。皆さん、お布団を並べてお休み頂きました。早く寝る事で、翌日の身体がスッキリしている!と感じてくださったようです。
翌朝…。
5時起床、6時から座禅です。
朝の固まった身体をしっかりほぐして座禅に臨む為に、5時30分から若菜さんにお願いしてストレッチや筋肉のリリースをレクチャーしてもらいました。
12月の朝6時はまだ夜明け前。うっすらと空が白み始めて日差しが差してくる中での座禅はとても清々しく感動的でした。
座禅の後は、和尚さんが色々なお話をして下さいました。歴史の話から時事問題まで。多岐に渡るお話とお茶目なところも垣間見えて楽しく勉強になりました。お坊さんのお話をじっくりと心を傾けて聞くというのも、傾聴の訓練になります。
その後、お世話になったお部屋やトイレ、浴室の清掃を手分けして行い、清めてからの朝食。朝のお粥は体に染みわたり心から美味しく感じられました。
2日目は素晴らしい青空。紅葉も更に美しく映えていたので、少しだけ自由時間にして散策など各々のんびり過ごして頂きました。
お寺のラブラドールレトリバーのワンちゃんと触れ合ったりと、河原で水に触れたり、のんびり紅葉を眺めたりと、早朝座禅の後だからこそ、見える景色が違って見えたと仰る方もおられました。
感じる…というトレーニングで、今回、特にお勧めだったのが写経。写経は筆ペンで般若心経のお手本に薄紙を敷いてなぞります。
筆先は柔らかいので、圧の加減を調整が必要です。そして、やり直しは出来ませんので、筆を紙に触れる前に手や腕、身体を安定させ、スッと書き始める意識を持ちます。
そして約1時間弱の写経。集中力がいります。ポカポカの室内、そして早起きと満腹感で気が付くと、ベシャっとなっている字が…(;'∀')。
これは、施術の意識と通じています。こころを調え、からだを調え、そして息を調える、まさに『調身・調息・調心』です。
宿坊での体験、ひとつひとつがセラピストという仕事の在り方に繋がっている、それを今回皆さんと体験したかった事でした。
写経後は、再び隣接した会館へ。
『あぐらAtsu』の技術講座です。
あぐらAtsuは『触れる禅』ジャパニーズオイルセラピーAtsu®のオイルを使用しないドライテクニックです。いつでもどこでも、こころとからだをつなぐセラピーを、との思いで考案しました。
その為にはセラピストさんのタッチマインドを共有認識したいと思い、まずは『触れる』をテーマにお話ししたり、体感して頂いたりしました。
その後、昼食をはさみ、あぐらAtsuの実践へ。
クライアントさんにあぐら姿勢になって頂くのは、いくつか理由があります。
クライアントさんに『立腰(りつよう)』という腰を立てて座る事で心身が安定するという事。ニュートラルな姿勢を感じてもらう事。腰を立てる事で、丹田に意識が向き精神力がアップするともいわれています。
そして、このあぐらAtsuは、セラピストさんが高い位置から圧を加えられるのが特徴です。『強くしなきゃ!』や『圧をしっかりかけなきゃ』という意識を捨てて、ふんわりと優しい重みで圧をじっくりかけられる、というセラピストさんの身体にも優しい施術なのです。
丁寧に、ゆったりと触れ合うあぐらAtsuは『ふたりで行う座禅』のようなもので、終わった後はすっきりと、身体がポカポカしていると感じて頂けたようです。
肩から上、頭部への施術ですが、足先まで温かくなる方も少なくありません。あぐらAtsuでしっかり身体をゆるめて頂き、2日間にわたる禅合宿は幕を閉じたのでした。
参加者の皆様よりご感想を頂きましたので、また改めてご紹介させて頂きます。さすがに感覚を生業としているセラピストさんだけあって、感覚がどんどん研ぎ澄まされいく様子や、豊かな表現力に、私自身大変強になりました。
改めまして皆様、記念すべき第1回目の禅寺研修にご参加下さり誠にありがとうございました!至らぬ点もあったと思いますが、温かくご一緒に過ごして下さり心より感謝申し上げます。
そして…2020年もこの禅寺宿坊研修を開催します!
現在、4月の第一週、そして11月月末を仮予定しています。ちょうど新緑の時期、そして紅葉の時期と山々が美しい時期ですね。
早めに日程をご案内しますので、是非ご興味ある方はご参加お待ちしております。限定4名様予定です。
改めて細やかなお気遣いをしてくだった正覚寺の和尚様、奥様、ありがとうございました!そしてパーソナルトレーナーとして講師、運営をサポートしてくれた若菜さんに感謝いたします。
また飯能でお会いできるのを楽しみにしております!
2019年夏からリリースしたトレーニング講座。お陰様で毎回お申込をいただき開催しております。回を重ねるごとに講師の若菜さんのお話も安定して、何度聞いても私自身、学びが沢山あります。この講座の目的は『技術を上達・安定させる事』に尽きます。が、セラピストとして生涯現役でいたい、お客様の為に、など色々な想いをお持ちの方がご参加されています。
この講座では筋肉を鍛えるというよりは、ボディワーカーとして身体を機能的に使いこなすための身体の使い方を学ぶ講座です。
その為にはいくつかのテーマがあるのですが、講座の最初に学ぶ事は『ニュートラルポジションの姿勢』を知るということです。
日常的に日々動いている身体の歪みを完全に取り去る事は難しいですし、それが個性であり、その人の魅力や、はたまた思考を作っている、と言う方もいます。モデルさんでも完全なシンメトリー(左右対称)の顔よりも、アシンメトリー(左右非対称)の顔の方が魅力的に感じる方が多いと言われますものね。
個性云々では良いのですが、施術においては左右非対称で身体を使う事は、身体の痛みや怪我にも繋がりかねないと危惧するところです。
とはいえ、知らず知らずのうちに身体の使い方は癖がついており、骨格模型のような模範通りには動かなかったりします。それは無意識の行動でもあるんですね。
なので、この講座では運動機能を高めるトレーニング方法をレクチャーしながら、その方の癖や体の使い方をパーソナルトレーナーの若菜さんに細かく見てもらっています。
腰や膝が痛い、肘や手首が~!というのは、全て理由があり、その部位だけを修正すれば良い、というものではないのです。逆に言うと、正しい体の使い方をすれば痛みは無くなっていくと言っても過言ではないと私は思っています(もちろん程度にもよりますが…)
また3時間の講座の中で、じっくりと時間を取っているのが『リリース』の仕方。パーソナルトレーナーの若菜さんは、運動後のストレッチも大切だけれども、運動前の筋膜リリースをすることで、パフォーマンスが向上すると言っています。
確かに、肩関節ひとつにしても、肩回りの筋肉が縮こまっていたら、それ以上伸ばすことは出来ません。筋肉は伸び縮みして各関節を動かしているのであり、その柔軟性が良いパフォーマンス、つまり伸びのある施術を生み出すのですね。
『気軽に使えるモノを』という事で、テニスボールを皆さんにお配りして大胸筋やローテーターカフをじっくりと緩めるマッタリした時間もあります(笑)。
『普段身体を動かしていないから、運動についていけるか不安…』というお声を頂いたことがありましたが、実際の3分の2は写真のような講座やリリースの時間です(ご安心ください( ´艸`))。
実際に、テニスボールでじっくりと身体を緩めていくことで、『動きやすくなった』『軽くなった!』というお声が必ずあがります。施術前に5分間、筋膜リリースをセルフですることで、施術のパフォーマンスが上がる!となると、やらない手はないのです(笑)。
参加下さった皆様のお声をご紹介します。
ありがとうございます!
『講座後に仕事に戻り施術をした際、いつもよりも施術がしやすかったように感じました!』
『身体の安定感があり、お客様との一体感を感じる事が出来ました』
『筋膜リリースをしてから施術をしたら、お客様から「いつもより気持ち良かった」とストレートに言われ(笑)、でも嬉しかったです』
『昨日、練習を兼ねて久しぶりに施術をしたのですが、講座で教えて頂いた肩甲骨や足の方向などを意識したところ、自分でも驚くほど施術が変わり、圧が楽に心地よく入る体感がありました!』
『昨日は、学び多き充実した時間を気持ちの良い空間で過ごせ、本当に楽しかったです。
ありがとうございます^_^ そして、やはり思い切り筋肉痛です♡笑 でも、おかげでどの部分の筋力が衰えていたのかわかりやすくて、痛みも含めて参考になりました!』
ブログでもご感想頂きました!
ありがとうございます。
【講座のご感想頂きました】
レッスンを受けて
施術をするにあたって、とても大切なのは施術者の身体の使い方だという事を痛感していました(施術で身体を悪くしたので)。今回教えて頂いたニュートラルポジションは体だけではなく、心も整える為に必要だと思いました。
お客様に対して肩ひじ張る事なく、接する事やたとえ忙しくても、常にベストポジションに戻せることも必要な事と思いました。
まずは自分の身体の癖や使い方を教えて頂きました。私は前に傾いているのでそこから来る不調や癖を知る事が出来ました。また間違った体の使い方をしていたので、それを修正していくトレーニングを教えてくださいました。
身体がしなやかで体感をつける事の大切さや、今自分が何の目的で、何をやろうとしているのかを明確に出来る施術。正しい体の使い方をしていると自らの心身も整えられると思います。(京都府・セラピスト様)
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セラピストさんにはみんなに受けてほしい!と仰ってくださり、とても嬉しかったです!これからも広められるよう頑張ります♪
禅寺の宿坊で座禅や写経体験しながら、セラピストの施術者としての基本になる体軸トレーニング、そして座禅にちなんであぐらAtsuの一日講習会もやってしまおう!という盛沢山な企画です。精進料理も美味しいんです。埼玉県飯能市の緑豊かな山々に囲まれた静かな場所で自分と向き合ってみませんか?
【講座のご案内】
日時:2019年12月2日(月)13時~3日(火)15時30分迄
場所:曹洞宗 福王山 正覚寺にて (アクセス)
〒357-0111 埼玉県飯能市上名栗2326埼玉県飯能市
スケジュール(1日目)
12:30 受付開始
13:00 セラピストの為の体軸トレーニング講座
16:00 休憩
17:00 座禅体験
18:00 夕食(精進料理)
以降 入浴・支度・ミニ交流会
21:45 就寝
(2日目)
05:30 起床
06:00 早朝座禅
07:00 お掃除
08:00 朝食(精進料理)
09:00 写経体験
10:30 AguraAtsu講座
12:00 昼食(精進料理)
13:30 AguraAtsu 実践
15:30 終了・解散
費用:30,000円(税別・宿泊・食事代込 1泊3食)事前お振込またはカード決済
持物:洗面用具・動きやすい服装・パジャマ・筆記用具・フェイスタオル3枚
対象:セラピスト(ボディワーカーさん向け)女性の方が対象の講座です
人数:4名様迄(1名様から開催)満席となりました。現在キャンセル待ちにて承っております
*上記スケジュール時間や順番は当日変更になる場合がございます。
お寺の脇に流れる小川のせせらぎや、鳥たちの声を聴きながら座禅を組む。色々な想いが頭の中を巡っては消え、自分の呼吸を感じ、心と体をつないでいく。日常の喧騒から離れ、自分と向き合う時間。
お客様がセラピーやトリートメントを通して、自分と向き合う時間や空間を持てるように、私達、セラピストは場を整えていきます。その為には、セラピスト自身の心が流れる小川のように、そして爽やかな心を内側に持つことが大切です。セラピストのマインドと禅から学ぶことも多く、そんなお話も今回、参加者の皆様とお話したいと思っています。
またお寺の施設をお借りして、セラピスト(ボディワーカー)さんの施術の土台となる体軸のトレーニング講座や、イベントなどで大人気のあぐらで受けるドライマッサージの講習会もご一緒に受けられます。
都心(池袋)から飯能駅まで急行で約50分(IC471円)、特急なら40分、そしてバスにのんびり揺られて50分。小さなショートトリップ。車でもお越し頂けます。
是非ご一緒にいかがでしょうか?
【この講座の目的】
宿坊と座禅にて
●セラピストの心と体の軸を作る
●自分と向き合う時間を持つ
●食事作法や丁寧な所作を学ぶ
●精進料理で身体を休め整える
●日本の文化に触れる
体軸トレーニングにて
●安定した施術を得るための身体の作り方
●自分の姿勢の癖を知り、正しい姿勢を学ぶ
●自分に合った正しいトレーニング方法を学ぶ
●安定した施術を取り入れるための身体の理論を学ぶ
あぐらAtsuにて
●『押す』と『深い圧』の違いを学ぶ
●揉み返しにならない圧のかけ方を学ぶ
●クライアントと一体感を感じる施術を知る
●受ける禅『あぐらAtsu』の体験
●あぐらAtsuを学び、技術の幅を広げる
【こんな方へ】
●自分とゆっくり向き合う時間が必要な方
●お寺や座禅が好きな方
●丁寧な所作を身につけたい方
●マインドフルネスな時間を持ちたい方
●自分の姿勢が気になる方
●体幹を整えるための正しいトレーニング方法が知りたい方
●施術に特化して必要なトレーニング方法が知りたい方
●深い圧が入れられるようになりたい方
●イベントで使える技術を学びたい方
●揉み返しのない施術とはを知りたい方
●AguraAtsuを学びたい方
はじめて座禅をされる方は、長く座っていられるか心配な方もいるかもしれません。でも大丈夫。『上手くやらなければならない』ではなく、その時に自分が何を感じるのかを知るための時間です。
セラピストとして、施術をしている時も、お客様に『上手く施術をしなければならない』ではなく、その時、その瞬間に、お客様に触れて『何を感じているのか』を知ると、その次には『どうしたいのか』に繋げていくことが出来るのです。
自分の感覚をしっかりキャッチするためには、集中力が必要。普段、忙しい毎日の中で、色々な情報が入ってくる現代社会で、集中する事の難しさを私自身も感じています。
あえて自分と向き合う時間を作る事。体軸トレーニングもあぐらAtsuも、自分と向き合うためのプログラムです。
『意識が変わると行動が変わる』
お互いのベストタイミングでお会いできることと楽しみにしております。
【あぐらAtsuとは】服を着たまま受ける事ができるドライマッサージ。正しいあぐらの座り方からレクチャーすることで、姿勢の改善をクライアントに促すことができます。
またあぐら姿勢に対しての圧は無理なく深い圧をかける事が出来る為、セラピストの身体も楽ながら、満足感ある施術をご提供できます。『受ける禅・受けるマインドフルネス』として、呼吸を誘導し、クライアントと一体感が得られる穏やかな時間を生み出す施術としても人気です。
*実際には服を着て施術を受けます
こちらは満員御礼となりました。現在はキャンセル待ちを承っております。
また増員もご相談により可能です。お気軽にお問合せ下さいませ。
すっかり禅の魅力にはまっている関口智子です。先日も北鎌倉にある円覚寺さんへ日曜説教座談会へ参加してきました。大方丈という大きなお堂の中で100人は超える参加者の方々と一緒に行う読経や座禅は、とても厳かで素晴らしい時間でした。まさに『気を合わせる』という感覚です。
さて、話は逸れましたが、久しぶりにホームページのプロフィールを更新しました。2018年、2019年は海外でお仕事させて頂く事も多く、簡単ですが活動報告とその時の様子の写真を追加しています。色々な方の助けやご縁をいただき色々と恵まれているな~と写真を見るとシミジミ感じます。
また海外で長く滞在する事で、現地のスパ事情やセラピストについてじっくりと話す機会がありました。まだまだ感じたことは一部だと思いますが、国によってセラピーについての考え方や捉え方が全然違うのが印象深かったです。また改めてお話させてください。
この度の台風19号により被害にあわれた方に心よりお見舞いを申し上げます。また一日も早く穏やかな日常へと戻る事が出来ますようお祈りしております。さて、つい先日より3年間放置していたアメブロ更新を復活しました。それにより自分の中で気づいたことがあります。
アメブロを復活させたきっかけは、先日参加した「東京セラカフェ」です。セラカフェとは北海道の自宅サロンアドバイザーのたかさかみやさん主催の個人セラピストさん向けの勉強会。
↑↑の中でも綴ったのですが、チラシからの動線チェックでダントツに検索ヒットしたのがアメブロでした。
こちらのブログは『自宅サロン開業』に関する記事をアップしており、久しぶりにログインしたら、意外とアクセスがありびっくり。
実はすっかり埋もれたブログになっているだろうと思っていたのです。ですが、以前から気にはなっており、アメブロも整理したいな~と思っていたので良いタイミングでした。
その少し前から感じていたこと。
発信が足りていない
という事。
このアメブロは2009年にスタートしました。企業の店舗サロンのマネージャーを辞め、休業していた自宅サロン&スクールのリスタートに合わせて『自宅サロン』に関する記事を毎日投稿していました。
あ、今年でリスタート10周年ですね!
今更ですが、気付きました(笑)
リスタート前ということもあり、現場仕事が無いので、テキストを作ったり、準備しつつ、ブログで発信することが日々の仕事でした。
毎日パソコンに何時間も張り付き、多い時は3回、記事を投稿してました。でも、全然、苦にならなくてアウトプットすることが楽しかったのを覚えています。
アメブロから離れ、Facebookを中心に発信するようになってから、以前のように遅くまでパソコンに向かいっぱなしという時間は減りました。SNSはスマートフォンからも気軽に投稿できますし。
でも何となく、物足りないような、仕事していないような…(仕事はしているのですが…(笑))、そんな気分になる事もあり…。
そして3年が過ぎ…。
ここのところ、こちらのブログの更新頻度を上げ、アメブロも再開した事で、改めて気づいたことがあります。
ブログ発信は
仕事している!という
実感がある
決して仕事していなかったわけではないので、変な表現ですが…(笑)。なぜ、そう思うかというと、個人で仕事をしていると、なかなか想いが伝わりにくかったり、認知していただくのに時間が掛かったりします。
待っていても誰かが伝えてくれるわけではありません。
だから自分で発信して動くしかないのです。
伝えたい事があるのなら。
知ってほしい事があるのなら尚更。
発信は重要なお仕事の一つなのですよね。
自己満足ですが、ブログを書き終えると『今日も仕事した~!』という感覚になります。という事で、今日もアメブロも更新中。ぜひこちらも遊びにいらして下さい♪
施術の時、どんなことを考えながらトリートメントをしていますか?とよくご質問をいただきます。私は『頭では考えず、身体で感じています』、なんて『Don't think! Feel!』のブルースリーみたいな事を言ったりしますが、これは本当ですし、施術家としてそう在りたいと願っています。
クライアントの身体は一人一人違います。温かさ、皮膚、筋肉の柔らかさ、そして息遣い、緊張度、リラックス感。それは体の部位によっても変わります。例えば、人間の体温は肩周りと足先では全く違います。1℃位、差がある事も。普段の姿勢で固くなっているところもあれば、筋力が低下して柔らかくなっている場所。普段の食べ物によって変わる皮膚感など。
いずれにしても、部位によって触れ方や圧のかけ方を変えています。
また施術中に手から伝わってくる情報によって、間の取り方を変えることもあります。間の取り方というのは、リズムだったり、呼吸のスピードだったり。クライアントは受け身で施術を受けているのではありません。
施術を全身で感じ、セラピストの繰り出すスピードや触れ方によって、リラックスすることもあれば、逆に緊張することもあるのです。コミュニケーションにも間合いは大切です。直接触れる仕事だからこそ、急にクライアントと距離が近くなった気がしてしまいますが、真に心から緩んで頂けるよう、更に注意深く間合いを取る事が大切だと私は考えています。
それは施術の時に、急にやろうと思っても難しい…ので、普段から、自分の中にある間合いやリズム、呼吸を意識するようにしています。
先日、東京・参宮橋で開催されたソマティックフェスタで、野口体操の活元運動を体験してきました。野口体操については『知っている』程度で深く学んだことはありませんでしたが、とても興味深い学びをしてきました。
例えば、『気』。
肉体での行動する前に、気で行動する。自身をまとう『気』を先に動かし、それから肉体を動かす事で元の気を動かす、つまり『元気』に動く事が出来るそうです。
『気』が動く前に身体が動いた時は、『気が抜けている』『気が向かない』状態で、自分の意志が籠められず、そのうちに心と体がバラバラになり『自分が何をしているのか分からない』行動になっている…というお話でした。
実際、気を意識せずに動いた身体と、気を籠めて動いた身体の状態を比べてみましたが、安定感や固定感が全く違っていました。
Atsuでは、お客様に触れる前に『施術の型』を取ってから動く、という事を基礎で徹底的に行います。それが身についてくると、クライアント様に心が向けられるようになり、とても体が安定するのですが、もしかすると同じような事だったのかも…と思いました。
この『気を籠める』という事や、手の感覚の集中、呼吸、足さばきなどなど、1時間、長い時は3時間近くの施術時間中、ずっと集中する必要があります。
時に『今日の晩御飯何にしようかな~』なんて考えちゃう…かもしれませんが、それは私は出来る限り避けたいのです。なぜならクライアント様は安くはない代金を支払っていただき、自分の身体を私という人間に委ねてくださっているから、その思いに誠実に向き合いたいのです。
とはいっても、もともと集中力の無い人間です。
(落ち着きましょう、と小学校から中学までの通知表に書かれていました(笑))
私が集中力を鍛える練習は座禅や『瞑想』なのです。短い時は5分でも。長い時は30分以上。じっとしている、という事ではなく、自分の心の動きや呼吸、身体の変化などを一切の評価なく『ただ観察』しています。
自身をセラピストとして成長させてくれたのは、この『集中力を高める』という事に取り組めたこともあると自負しています。
今回、『禅寺で学ぶあぐらAtsuとトレーニング講座』を開催するのは、座禅や写経を通して、自分と向き合い、そして集中力を高める訓練を一緒にできたら、という想いもあります。
この集中力を高める、というのは訓練です。最初から出来たら素晴らしい!ですが、沢山雑念が浮かんだり、ソワソワしても大丈夫。
まずは自分を知る事が、次のステップへ進む為には大切な事だと、自分自身の体験からも感じている事です。
集中した施術は、受けていても本当に気持ち良いです。やっぱり『気』なんですよね。自分に気が向けられている施術はセラピストさんの熱意も伝わってきますし、労わりや慈愛も感じられ幸せな気持ちになります。
また前述しましたが、物理的にも体の軸が安定し、密着感も増すんですね。そんなお話も今回の講座ではお伝えしたいと思っています。
(2019.12/2-3 埼玉県飯能市の正覚寺で開催)
宿坊ではとてもシンプルな生活になると思います。
座禅をして、丁寧に作られた精進料理を『食禅』しながら頂き、お風呂で身体と向き合い、トイレに行く。そして寝て、また朝早くから起きて座禅をして、掃除をし、食事をして、写経をする…。
全て自分の一挙手一投足に意識を向けながら過ごします。なかなか日常生活では忘れがちな意図を持って動く、という事。この体験から日常に戻った時に、ご自身の意識にどんな変化が起こっているか楽しみにして頂きたいなと思います。
少しピリッと寒い時期ですが、良き時間になればと今から楽しみにしています。
開催地、奈良や大阪よりお集まりくださった皆様。とても真剣に、そして和やかにお話を聞いてくださいました。
この講座は集客や経営ノウハウをお伝えする講座ではありません。『起業マインド』とはズバリ
誰のために
何のために
何ができるのか
何がしたいのか
をベースに、自身を振り返り、これからの在り方を考えてみましょう、という講座です。
会社組織にルールや社則、そして企業理念があるように、一人でサロン運営する場合にも、これらを作っておく事をお勧めしています。
一人で仕事をしていると、ついつい楽すぎる方へ流れたり、『まぁ、いいか、これぐらい』という妥協したり。
〜すべき!という、強迫観念に囚われる必要はありませんが、お客様に信頼して頂ける質の高いサロンを目指すには、自分なりのコダワリとも言えるルールがある方が、私自身は仕事がしやすいと感じています。(根っからの怠け者なので)
時には順風満帆に進まないことも、多々あります。そんな時、
【なぜこの仕事をしようと思ったのか?という初心に戻る事】
【次の道を選ぶ時は、ワクワクするかどうか、自分の心も大切にする事】
【在りたい自分を諦めず、出来ないことより、どうしたら出来るのかを考える、やってみる事】
など、自分を奮い立たせ、逆に冷静に内面と向き合う言葉を持つと、モヤモヤはすぐには晴れなくても、一歩前に進もうか…という気持ちになるのでは、と思っています。
その土台となるのは、前述した
誰のために
何のために
何ができるのか
何がしたいのか
なのです。
これは立派な起業理念であり、時に情熱となってエネルギーの元になってくれるものでもあるのです。
私自身、運営ノウハウは未だ、試行錯誤の連続ですが、想いだけで20年のセラピスト人生、15年の起業人生を続けられたようなものです。
小さなサロン、そしてスクールだったからこそ、大事な言葉に助けられた事が沢山あったなー、と今、振り返って思える事です。
そんなお話を、色々な体験談や失敗事例などを交えながら2時間お話させていただきました。
この起業マインド講座の時に、確実に感じるのは、参加者様の最初と最後の表情が変わる!という事。
更に目が輝き、顔色が明るくなる方がほとんどです。きっと、これからの自分の未来が明るく照らされているのを感じ、豊富なアイデアが頭から溢れ出ているのでしょう。
受講後のご感想も続々と頂いております。また改めてご紹介させて下さい。
最後に、この企画をしてくださった奈良生駒のバリラボ、中元香さん、奈良葛城のスマイル、坂本伊代さんに感謝を込めて。
お二人ともに、以前この講座を受講して下さり、共にセラピストとして、サロンオーナーとしてのプロ意識が備わった、だけではなく、生き方、考え方も変わったと仰って下さいます。
自身が身をもって体験されたからこそ、他のセラピストさんにも、是非聞いて欲しいと『分かち合い』の心で開催してくださった事が、私自身も嬉しかったです。
特に中元香さんは、ご自身のスクール生徒様やお客様の成長を願って、この会を企画されました。
感動します。
今、その気持ちを慮っても。
そして忙しい中、ご参加くださった皆様、心より感謝を申し上げます。
正しい時に正しい場所にいる
改めて、そう感じる1日でした。
先日、当スクールにて有志の生徒様方とプロフィール&施術撮影会を行いました。カメラマンはこのホームページのお写真を撮って頂いた小菅祥子さん。もう2年前なんですね~。月日の経つのは早い!柔らかい光の写真がお気に入りなんです。
今回は、現在Atsuを受講中の長野県駒ケ根市から通って下さる『Mother's Organic』の松崎容子さんから撮影会のリクエストを頂きました。
来年にオープン予定の容子さん、
そう、そうなんです。
オープンする前にホームページやブログを充実させること、とっても大切。その為にはホームページで使用する写真が欠かせません。
そしてお客様がリアルに想像出来る為にも、サロンオーナーさんが施術している写真が必要なのですね。
10年前に比べ、セラピストさん向けの美しい宣材写真も沢山販売されています(無料の写真も!これはこれで有難いです♪)。
サロンを選ぶきっかけには、
・ホームページやサイトの写真が綺麗だった
・プロフィール写真が素敵だったので安心できた
など、写真が来店動機になる事も多々あります。
同じ写真でも暗かったり、雑多な感じではお客様も行きづらい、というのもありますものね。
飲食店の写真などが良い例です。
気をつけたいのは…。
リアリティをイメージ写真から感じられるかどうかという事。
ホテルスパや店舗サロンでしたら、ゴージャスでまさに夢の空間かもしれませんが、自宅サロンではどうしてもカバーできない生活感もあります。
家の外観とか、間取りなどなど。
個人サロンは敷居が高いと仰るお客様も多いのが現状です。本人登場のホームページは、ご来店前からの安心感を感じて頂くためのは大切なのかな、と開業当時から思う事です。
*この記事は更に加筆する予定です。
勧められて『あまくない砂糖の話』の映画を視聴しました。実はマクロビオティックのインストラクター資格を持っている私ですが、アイスクリーム、甘いもの大好き!この映画を見て色々と考えさせられました。
人間は、一日に平均でスプーン40杯分もの砂糖を摂取している。世の中には”ヘルシー”な食品が溢れているのに??オーストラリアの俳優デイモン・ガモーは自らが被験者となり、無謀な実験に乗り出した!”健康”と言いつつ砂糖を大量に含む北品を60日間食べ続け、身体や心がどのように変化していくのかを記録するという驚きの実験を描いたエンターテイメントムービー!(Amazonの作品紹介文より抜粋)
Amazonのレビュー評価も高く、話題になっていたようですね。恥ずかしながら初めて知りました。
この映画は、平均といわれる40杯分の砂糖を必ず60日間、毎日摂取するという人体実験映画です。とはいっても、砂糖を直接食べたり、またはお菓子やジャンクフードから摂取するのではなく、シリアルやヨーグルト、フルーツジュースなどからです。
(ジュース一杯で大さじ10杯以上…、あっという間にスプーン40杯分になっちゃってました…)
この実験を始めて1週間で、みるみるうちにお腹周りがサイズアップして、中性脂肪が蓄えられていく様子にびっくり。しかも定期的な運動は欠かさず行っていたにも関わらずです。実験を続けていくうちに、顔のむくみや肌のたるみ、姿勢までもが変化していく様子を見る事ができました。
(医療や栄養学などチームを組んで安全に取り組んではいましたが、専門家からクレイジーな実験だと言われてました)
一番、衝撃的だったのは砂糖摂取を続ける事で、脳は気持ちへの影響が大きかったことです。糖質を摂るとハイになって楽しそうになりながらも、その次の瞬間には気だるそうに眼に光が無くなっていたり…。イライラしたり…。
甘いものは『幸せを感じる』と私自身も思っていましたが、この気持ちの乱高下を見ていると幸せではなく『単なる興奮』なのだと思い知らされます。食事をした後にすぐダルクなったり、眠くなったりするのも過剰な糖質摂取といわれてますね。(思い当たる節たくさんあります)
巷では、糖質制限ダイエットも流行っていたりしますが、糖質は人間にとって無くてはならない栄養素です。甘くない食べ物の中にも糖質は沢山含まれていますし。野菜やナッツ、フルーツにも。特に根菜類は糖質が多いですね。
人工的な甘味料でカロリーを抑えられる!とうたっている食品も沢山ありますが、人工的な甘味料は人類の歴史の中でも登場が浅く体も対応しきれず、外に出すのがもったいないから、脂肪として蓄えておく…そうですよ。
今年の4月、アメリカでの解剖実習で私が担当させて頂いたご献体は、小柄ながら体内中に脂肪組織が多く驚いたのを思い出しました。そういう私も年齢と共に外から見ても分かるくらいの霜降り肌…です、涙。解剖実習から戻った際に、これからの食事は『質の良い油』と『糖質に注意』する!と心の中で誓ったにも関わらず、この暑い猛暑でアイスクリームを食べまくってました(反省)。
(とはいっても、一応、コーンシロップ系は避けるように気を付けていたのですが…)
日々の積み重ねが霜降り肉を作るんですよね…。
それよりも!
60日間、人体実験をし続けた主人公の顔つきと目のどんより感を目の当たりにすると…。
うーん、怖い…。
もっと理解したくて2回見ました(*^-^*)。
ですが、私は生活において偏り過ぎはNGだと思っています。
恐怖、圧迫感で『~しなきゃ』ではなく、自分の人生や生活がよりよくなるために『~しよう』という、自分の意志で、色々な事を選択するのが大切だと考えています。
選択するための知識を持つこと。色々な学びを経て、自分がどうしたいのかを考えられるといいなと思います。未来の自分の姿、そして家族の健康の為にも一度ご覧になる事をお勧めします。
生理学的なお話も分かりやすく解説してくれているので、セラピストさんの知識としても良いです♪
忘れないように私もまた見よう~。
Atsuをテーマにした良質なエッセイのような…。それもそのはず、雑誌セラピストでもライターをされている中岡知美さんがAtsuを受けてくださいました。常に自分の内側と向き合い、人間の真理を探究し続けている知美さんならではの感性溢れる素晴らしいご感想をたっぷりと頂きました。ご紹介させてください。
「今日のテーマはグラウディングだと、わたしは思います」
ぴちぴちに書き込んだカルテを見て、頭から始める施術の流れを説明してくれた智子さんが、柔らかな口調できっぱりと言う。
初めての「ジャパニーズオイルセラピーAtsu」、関口智子さんのセッションの、はじまり。
心地よくしつらえられた部屋で、足浴でほかほかに緩んだわたしは、図星をさされた気持ちで、はい、と答えた。
最近は、ローズウッドのアロマばかり使っていて、センタリングとグラウディングがテーマだなあ、と思っていたところだったから、すっくと立つしなやかな樹のような智子さんに見抜かれては、ぐうの音も出ない。
あおむけで頭頂から首筋までの施術を受けながら、ふっと浮かんだ言葉があった。
「わたしはわたしのままでいい」
こうあらねば、こういうものだと、自分を枠にはめてしまうけれど、そんな必要なんてない。わたしはただ、そのままのわたしでいい。
そんな感覚に満たされて、ちょっと泣きそうになっていたら、身体が小さくもそもそと動きだした。どうやら、自発動が出たらしい。
「自発動」というのは、身体が自然と動きたいように動くのに任せることで、整っていくという野口整体の考え方(らしい)。
身体の感覚にコミットする、ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想では、彼の師であったサヤジ・ウバキン氏が、逆立ちしている瞑想者を、そのまま放っておいたというエピソードを聞く。
きっとそれらは同じ作用だと、わたしは思っている。身体の感覚に耳をすませ、深く集中している時に、身体が自分のありのままの心地よさを取り戻すために動き出す。
そんな自発動がセッション中にでたのは初めてで、驚く。
智子さんは、手を止めずに続けて差し支えないかだけを尋ねてくれて、何事もなかったかのよう施術は続く。
腕から肩、腰にかけてダイナミックに触れられた時に、見つけてもらったという喜びがわきだした。
自分で自分に触れる時、身体を洗う時などに、身体はパーツとして分かれている。腕、背中、脇、腰、首……のように。でも、智子さんの手で、そのパーツの境目なく触れられた時に、そのパーツはつなぎ目を失い、なめらかなひとつのまとまりだったことを思い出したのだ。
村上春樹の『国境の南 太陽の西』に、ふたりが愛を交わすシーンがある。
”彼女の身体を隅から隅まで眺め、そこに手を触れ、唇をつけた。ぼくはそれを確認し、記憶した。“
智子さんの触れ方には、そんなセクシュアルな要素は全くないのに、ふとそのシーンが思い浮かんだ。
身体に触れられ、確かめられ、確かめる。そのことによって、わたしは想像している自分の身体ではなく、ありのままのわたしのサイズ、わたしというデザインを確かめ、自分の身体を解放し、そこにくつろぐことができるようになる。
その手の動きを、わたしはそんな風に感じていた。
うつぶせての施術、ゆっくりと背中からかけられる圧に、呼吸が深呼吸よりもさらに深くなっていく。
最近は呼吸が浅く、うまく息が吸えない人が多いという智子さん。深く息を吸おうとして、かえって力んでしまうから、施術のなかで、深い息を吸えるようにはからって圧をかけていると。
腕を後ろに回して圧をかける時に、もう少し強くも弱くもできると伝えられ、身体の感覚に尋ねてみる。
「許可を出す」という言葉が浮かぶ。枠を超えてよいのだから、というその感覚に従って、ちょっと怖いけれど、もう少し強くても大丈夫と言ってみる。
身体は痛みによって、限界を超えないよう、あえて踏みとどまらせようとすることもある。でもその限界は、もう必要ないもので、思い込んでいる限界が身体の痛みを作っていることだってある。
触れられながら、そんなことに改めて気がついていく。
セッションルームの椅子のそばに置かれたカードを、何気なくひいて、笑ってしまった。
「Purposes 目的」
あちらこちらで「何がやりたいんですか?」と尋ねて歩いているわたしが、その問いを自分に向けられた、と。
解説には、こんな言葉が書いてあった。
”このカードを引いたら、自分自身に尋ねてみてください。
今しようとしていることの目的は?
どういう結果が望ましいのか?
そしてもっと大きなテーマーー自分は何のために存在するのか?
うわべの状況に合わせるのではなく、その奥の真の目的を叶えるための行動が必要になってきています。
ゆっくりと自分に問いかけ、取るべき行動を明確にして行きましょう。“
ひいた持ち帰っ帰ってOK、目につくところに置いて、必要なくなったら捨ててくださいと、さらりという智子さんの潔さに、感嘆する。
セッションの前後のおもてなしは、最初に智子さんに出会って感動した時と同じ、いやそれ以上の素晴らしさで、手順をただ伝えても、同じことをするのは難しいだろう、というクオリティ。
その人から、にじみ出るもの、背景にあるものが、その「おもてなし」を支えている。
アフタートークで、体の状態や立ち方のフィードバックから、肋骨がひらいていることに触れられる。これは先日の、セラピストのための「心と体をつなぐトレーニング講座」で、講師のの若菜さんにも指摘されたこと。
壁にかかとをつけて立ち、ふくらはぎをつけると、上半身が前のめりになるわたし。
ぐっとお尻を落とし、みぞおちをひっこめて、背中を壁に寄せていく。怖さがせり上がってくる。
怖いという言葉に、すかさず智子さんに何が、と尋ねられ、出てきたのは「なかみがなくなること」という答え。
ほおお、そうか。わたしは「なかみがなくなる」と思って、虚勢を張っていたのか、と、言った自分に驚いてしまう。
肩を後ろに引いて、胸を張って、頑張っちゃっている人が多いと聞き、ああ、もうそれは、いらないなと思う。
必死でみぞおちを引いてみると、怖さとともに悲しみがわきだしてくる。あとでゆっくりと、そんな感情と向き合うことにしよう、と思う。
肩やら、腰やら、いろんなところの小さな痛みをカルテに書き連ねていたわたし。セッションが終わった後は、ほわんと緩み、目立った痛みは消えていた。
骨を意識して行うという、今までにないコンセプトの「ジャパニーズオイルセラピーAtsu」は、わたしというデザインを改めて確認させ、そしてその身体にくつろいでよいと教えてくれている。
日々が修行だと、さらりと笑う智子さん。
藤田一照さんの『ブッダが教える愉快な生き方』という本を読んで、まなじりを吊り上げるのではなく、修行それ自体をも愉しむという生き方がいいなあ、と思ったのが、8月の初めのこと。
「ジャパニーズオイルセラピーAtsu」を、禅だという智子さんは、すでに愉しみながら人生という修行の道を歩んでいるのかな、という気がした。
どんなひとがどんな目的で受けたとしても、智子さんはきっと、応えてくれるのだろうけれども。
なにかを教えてもらおうとするだけでは、きっとずれる。自分というものに対する好奇心と、探究心、そして変えること、変わることを愉しむ姿勢。
それがある人にとって「ジャパニーズオイルセラピーAtsu」のセッションは、宇宙を探検するような、未知にあふれた時間となるだろう。
『わたし』というデザインを確かめ、味わうひととき」
初めての「ジャパニーズオイルセラピーAtsu」のセッションは、わたしにとってそんな時間となってくれた。
2ヶ月近く前から話していて、とても楽しみにしていたセッション。コンディションが落ち着いてきたこの時期に、ベストだと思えるタイミングで受けられた。
いろいろ、思うこと、感じたことは尽きないけれど、ずいぶん長くなっちゃったから、この辺で。
さあて今日は、ゆっくりとお風呂に浸かり、たっぷりと眠ることにしようっと♪
ジャパニーズオイルセラピーAtsu®では、ヒューマンタッチケアという『触れるケア』を目指しています。人間の五感の中でも最大の感覚器官にして、当たり前にあるものとして、一番忘れられやすい部分の触覚は近年、脳や心とも密接な関わり合いがあると言われています。施術の間、ご自身の呼吸や触れられている個所に集中し、観察してみてください。
その時に感じる事、思い出すことがあれば、その心に浮かんだものに焦点を当ててみてください。それが『感じる』という事でもあります。『感じる』という事は『自分がここにいる』という事を思い出す行為でもあるのです。Atsuはそんな『自分と向き合う時間』受ける禅の時間をご提供しています。
そんなAtsuの想いを知美さんが良質なエッセイのように綴ってくださいました。
Atsuから広がる感覚の世界、私にとってもとても異空間のような心地良い時間であったことは間違いありません。
施術はクライアント様がいるからこそ出来る事で。
そんな時間を与えてくださった知美さんに改めて感謝いたします。
ありがとうございました!
全てのご縁に感謝を込めて。
『セラピストの感覚を高める~こころとからだをつなぐトレーニング講座』、前回はマンツーマンでのレッスンでした! ここぞとばかりに私もしっかりと参加させていただき一緒にワークアウト! 少し前のレッスンですが、あれからの変化をご紹介します♪
個人サロンでのセラピストとして、今後大切にしていかねばならない、と思う事がいくつかあります。
1・高いカウンセリングスキル
2・接客スキル
3・技術力
4・向上・継続・運営する力
5・自身の心身の健康管理
かつて、時間内で順番通り行う手技を学び、自身もそれを指導してきました。大手サロンやスクールでは、基本的な流れとして、その方法を採用した方が良い場合もあります。
また店舗サロンでは時間的な問題で、カウンセリング時間を多く取れないというケースも多々あります。逆にその方が気軽で良いというお客様もおられます。
個人サロンの場合は、お客様が「自分にしっかり向き合ってほしい」「じっくり身体を整えてほしい」「心のサポートもしてほしい」…など、浅からぬサポートを望む方もおられます。
その声にお応えるするには、お客様を知る、診る、寄り添う力が欠かせません。となると、カウンセリングスキルを高める事は必須なのです。
ジャパニーズオイルセラピーAtsu®のカウンセリングは3つを柱としています。
1・東洋医学に基づいた虚実(気血水)
2・生活習慣
3・姿勢
特に姿勢は学べば学ぶほどに、心身に大きな影響を及ぼすと知り、自分でも日々意識するとともに、Atsuを学んでくださる生徒様にも重点的にお伝えしているつもりです。その基本となるのが、『ニュートラルポジション』です。
ニュートラルポジションは、骨格模型や解剖書で描かれている模範的な姿勢のこと。人間の身体はシンメトリー(左右対称)であり、本来は歪みが無いのです。
筋肉はニュートラルポジションを基底として配置されており、そこから収縮・伸展によって体が動く事ができるのですね。
そのニュートラルポジションの根底は骨格。まずは自身の骨格を正しい位置に収められるように意識することが大切なのです。
Neutral positionとは
関節や靭帯、筋肉への負担が最小限で、機能的で全身のバラン
スが取れている状態のこと(WAKANAの資料より抜粋)
実は…ニュートラルポジションを学ぶ前は、私はひどい骨盤前傾タイプでして。高いヒールを履き、いつも何かに追われるように仕事していた時、常に前のめりに生きていたんですよね…汗。
そんな姿勢の為か、反り腰でいつも腰は痛い。。そして、バランスを取るためだったんでしょう。無理に胸を張っている為、肩甲骨周りの筋肉が縮んでピキッと痛みが走るは…で、いつもどこかしら痛かったんです。
首も回らないし、呼吸も浅いし…。
病気自慢じゃないですが、ほんと辛かった。
ですが、このニュートラルな骨格と姿勢を学び、日々意識していたら…、今ではすっかり腰痛、肩こりを意識することが無くなりました。
施術をしてもらっても、身体が柔らかくなった!と褒めてもらえるおまけつきです(*^-^*)。
ニュートラルポジションは、身体に負荷が掛かりにくくなります。なのでとっても楽ちん。
Atsu式スタンス理論では、このニュートラルポジションを生かし、施術の身体の使い方をお伝えしています。
当然、
◆身体が痛くならない
◆疲れにくい
◆自分に無理が無いので動きやすい
◆施術の自由度が生まれる
◆安定性がある
などなど、良いことづくめなのです。
しかし…、自分も不良姿勢から不調を抱えていたように、「はい!分かりました!じゃ、姿勢直します!」とすぐに直せるものではありません…( ;∀;)。
出来る範囲で運動方法をお伝えしてはいるものの、やっぱり、セラピストは体が仕事道具、日々のトレーニングが必要…。でもやみくもなトレーニングは(自分が)したくないし…、施術に必要なトレーニングだけ(わがまま)プロの視点が欲しい…、と思い続けて数年。WAKANAさんのお陰様で、この講座が出来るようになりました。
もちろんニュートラルポジションだけではダメ。という事で、肩甲骨や股関節を効率良く動かすためのトレーニングもリクエストして加えてもらっています。それもこれも施術スキルを上げる為。私自身、もっともっと上達したい!という欲望が尽きないので、毎回ご一緒に参加させてもらってます(笑)。
この写真は土下座させられているわけではなく…(笑)。肩甲骨の可動域を高めるトレーニングです。
これで胸郭がスムーズに動けるようになる事を目指します。胸郭周りは呼吸筋も多く、可動域が狭くなると、呼吸が浅くなります。浅くなると緊張しやすくなったり、自律神経の乱れに繋がりやすいと考えられています。
更に、この胸郭部分が手の柔らかさに関係するのをご存知でしょうか? 施術の際に、無理に胸を張って胸郭を固めてしまうと、実は手の先まで緊張しやすくなり手が固くなったり、滑らかな動きがしにくくなるのです。
(この辺もWSで詳しく解説しています)
股関節と胸郭を上手に使いこなせるようになる事。
これが滑らかで手が柔らかく(密着)、そして安定感のある施術を生み出すのです。(私も解説委員?として、ちょこちょこ説明させてもらってます)
そして…講座後の私自身は?というと。
気付いたらスクワットしたり、棒を使って肩甲骨周りを動かすのを続けて早1か月。施術中の感覚が変わりました!
意識しなくても腰が捻じれなくなったので、「腰の痛み」は出なくなりました。そして肩甲骨周りの可動域が広がったせいか、更に動きが滑らかになった気がします(自分では)。
何より体が整っていると感じる分、施術中に身体の違和感に気を取られることが無いので、手の平やお客様にもっともっと集中できるようになりました。
実際に受講して下さった方から、
「お客様から上手になったね!、と褒められました!」という
嬉しいメッセージを頂きました。
私も自分が上手になった…と感じられます(笑)(自分で上達した、と思えることは、技術向上にはとっても大事なのです)
このトレーニング講座、次回より関口によるAtsuもご体験頂けます(有料)。
実際に、このトレーニングが施術にどんな風に生かされていくのか、ニュートラルポジションから動き出す事で、どんな感触になるのかを、ぜひご体験頂きたいなと。トレーニング後の疲労感もリリースしていただけると思います(笑)。
Atsuは約20分間のご体験ですが、施術部位はその方の姿勢やその日のトレーニングの様子を見て、ご相談しながら決めましょう♪ 施術中のスタンスのご見学も可能です(受ける方の許可を得た場合のみ)。
もちろんこれはご希望者のみ。トレーニングだけでもご参加OKです。
ご一緒に技術スキルアップしましょう!そしてニュートラルポジションを手に入れて日々の健康も手に入れましょう♪
ご参加お待ちしております。
初開催、ボディワークセラピスト様向けの『心と体をつなぐトレーニング講座』が無事終了しました。パーソナルトレーナーのwakanaさんは、恐縮ながら私、関口智子の娘です。幼い頃から施術を受けているだけあって、私が伝えたい事、形にしてほしいことをしっかりと講座として作り上げてくれました。
実はこの講座、かなり前から案を練っていました。というのも、セラピスト様向けのスタンス理論講座を開催したり、技術指導をさせて頂くにあたり、理論の前に、基本的な体作りの必要性を実感していました。
セラピストは手だけでなく、身体全体が道具です。一流の職人さんは、道具を正しく使い、また使いこなすことが必須です。となると、セラピストも自分の身体に対して理解を深め、使いこなすための知識、訓練が必要だと常々考えていました。
しかし、私自身、正直に言うと、筋肉トレーニングのような運動はあまり得意ではありません。自分でもジムへ行って何度もチャレンジしましたが、いつしか足が遠のき、幽霊会員になっている…というケースを繰り返してきました。
そんな中、わが娘がパーソナルトレーナーとして2017年から独立し、出張パーソナルとして沢山の顧客を持ち、今年、2019年4月にはアメリカでの解剖実習を一緒に体験し、私以上に良く勉強しているのを間近に見て、親子関係抜きで信頼できると感じました。
案を伝えていたのは1年以上前からですが、本格的に形にするにあたり、要望を具体的に伝えました。が!やはりトレーニングするための身体の使い方と、セラピストの身体の使い方(特に私)は違いも多々あり。
ですが、この講座の目的は『技術向上と体を傷めない施術』です。お互いに妥協することなく、必要な運動と施術を連動させるための打合せを何度も行いました。
今回の講座の目的は5つ
1 ニュートラルポジションを知る
2 体重の重みを自分でも感じられる
3 肩甲骨から腕を使えるようになる
4 股関節が屈曲できるようになる
5 総合的に身体を使える
自身の身体を知り、ボディイメージをきちんと掴むことで、身体の柔軟性や
可動域がグンと広がります。その為にはまずは『姿勢』から。
骨盤の前傾、後傾の傾向を知り、膝の向きなど身体の癖をwakanaさんにレクチャーしてもらいました。私自身、技術向上には『骨盤をニュートラルポジションにできる』のがとても重要だと思っています。
身体のバランス、リズム、呼吸、圧の深さ、そして手の柔らかさ、そして間の取り方に大いに関連するのです。
中庸なバランスがとれてこそ、様々に動く事もできるし、止まる事もできる。
自分自身が、ニュートラルポジションを日々意識することで、肩こりや腰痛が消えました。もちろん施術の安定感は抜群に向上したと実感できたからこそ、お伝えできることです。
さらに、圧が思うようにお客様に乗せる事ができない…と、お悩みを多くのセラピストさんから受けてきました。
手力ではなく、深い圧(ここでは強くとは敢えて言わず)をお客様に伝えるようになるためには大切な事があります。
自分の体重を肩、肘、手首、手のひらで実感しているか?
という事なのです。
安定した深い圧は、身体の使い方にも秘訣があります。
それは頭頂から尾骨までの体幹を一枚の板のように使えるかという事です。
腕や手の力では限界があります。
体幹の重みを使って、沈む様にお客様に深い圧を乗せる。
それを支えてくれるのが肩甲骨からの肩関節であり、肘や手首なのですね。腕立て伏せをしていると手が震えたり、すぐに辛くなってしまう人は、その支えの角度が安定していない可能性があります。
やみくもに筋肉を鍛えるというよりも、どこから体が繋がっているのかというボディイメージをしっかり持つことで、その為に必要なトレーニングが出来ると考えています。
写真は骨盤や胸郭、肩甲骨を自由に動かすためのトレーニング方法です。これも普段の姿勢により、腰や肩甲骨が動きづらいなどの特徴もあります。
そして更に大切な股関節の屈曲。
股関節は施術の流れに必要なリズムを刻みます。
股関節の動きが安定すると、下腹部にあると言われている丹田も安定すると考えられています。臍下丹田は『腹が据わる』という言葉もあるように、精神が落ち着き、洞察力があがったり、呼吸が深くなる、と私も感じています。
施術の滑らかなリズムや手の流れを作るとともに、セラピスト自身も心が穏やかに、落ち着いた間を作り出せるのですね。
他にも股関節や膝の向きをチェックして、体幹の安定度なども確認しました。施術の際に、腰が痛くなるのは、骨盤の向きが多いに関係しています。
多くは手の流れる方向と骨盤の向きが合っていないケースです。
しかし骨盤の向きだけを直してもダメなのです。足の置く位置、膝の向き、股関節の動きが連動して、はじめて骨盤の向きが安定します。
セラピストさん向けの講座として、私も上記のような内容を補足させていただきながら、wakanaさんに、一人一人、動きを細かくチェックしてもらいました。大人数で受けるスポーツジムやスタジオにはない、少人数ならではです。
他にもテニスボールを使っての筋膜リリース方法や、セラピストが育てていきたい触覚についてのレクチャーもみっちりしてもらいました。
前述のとおり、私達セラピストは体全体が道具です。そして身体を使って施術を表現する表現者でもあります。
自分の感じる通りに、思う通りに身体が使えるようになると、施術はもっともっと楽しくなります。
逆に体が緊張していたり、動きづらさ、痛みを感じてしまうと、お客様に触れてはいるものの、手からの感覚がなおざりになり、施術は機械的にもなりかねません。
もちろん、思う通りに身体が使えていたら、皆がオリンピック選手になっていることでしょう。なので、コツコツと練習が必要です。
何かをするときには「何のために」するのか?という目的が大切です。密着感を増やしたい、圧を深く入れたい、身体の痛みを無くして長くセラピストを続けたい、それぞれに色々な想いがあると思います。
この講座では、その皆さんの想いに寄り添っていきたいと、トレーナーのwakanaさんと共に考えています。
トレーニングするというよりは、「体の感覚を整える」が出来るようになるための講座です。ご自身で確信が持てるまで、いつでも、何度でもご参加いただきたい講座です♪
最後に。第1回目は、東京、神奈川、千葉、長野からもご参加いただきました。
皆様、誠にありがとうございます!
この『体と心を繋ぐトレーニング講座』は、当面定期的に開催する予定です。
この講座は8月、9月の開催が決まっています。
またセラピストの施術の際の身体の使い方講座『スタンス理論講座』は
東京・青山のARTQ様にて3日間集中講座で9月、来年1月に開催予定です。
今回のwakanaさんのWSも組み込んで、ボディメカニクスを学び、実際にオイルを使用しながら体の使い方を学ぶコースです。ご興味ありましたら是非チェックしてみてくださいませ。
追記:写真の棒は、姿勢のチェックで使用しています(笑)。
ありがとうございました!
イギリス滞在最終日。初めてのヨーロッパですが時差ボケも無く、今の時期には珍しく(そうです)お天気にも恵まれたロンドンで快適に過ごしています。今回のイギリス渡航の大きな目的は、帝京ロンドン学園にて「セラピストという仕事の普及活動」。授業の一環としてお時間を頂き、高校生、先生方にお話を聞いて頂きました。
今回ご縁を頂いたきっかけは、セラピスト仲間の水原由美さんがご家族でロンドン滞在していた際のお子さんの母校で、何かセラピーについてイベントが出来ないかと立案され、私もお声掛けを頂きました。
普段からこの仕事の素晴らしさを未来の子供たちにつなげたい、と考えて仕事の選択をするようにしているので、こんなチャンスは無い!と、是非!と二つ返事で承諾させて頂きました。
ただ、「セラピストというお仕事について話をする」というテーマは決まっていたものの、高校生が興味を持ってくれるようなお話って何だろう…と渡航ギリギリまで少し考えてました。
生きていくうえで、まだまだこれから人生の選択肢がある高校生。セラピストという仕事を選択肢のひとつに入れてほしいなと思いましたが…。
それ以上に生徒の皆さんが社会に出た時に、心と体の健康維持のお手伝いしたいと思っているセラピストがいる…、その存在を思い出してもらいたいな、という想いが、構想を練るうちにどんどん強くなってきました。
そこで、『セラピストという仕事』を説明したのち、セラピストはどんな事で皆さんのお役に立ちたいのか、という事をお伝えしました。
特に「ケア」と「メンテナンス」の違いを知ってほしい、そこを力説させて頂きました。不調を感じてから必要としてもらえるのもありがたい事ですが、人間だれしも健康でありたいと願っていると思います。
しかし、現状では「不調を感じるからセラピーを受けに行こう」と思う方が大半なのではないでしょうか。
できれば、『今、特別不調は無いけれど、明日も、明後日も、そして10年後、20年後も元気でいる為に、心と体のバランスメンテナンスをしておこう』そんな風にサロンを利用して頂きたい、常々思っている事です。
実際に一流のビジネスパースンは心と体のメンテナンスを丁寧に、そして日常のルーティンとして取り入れています。
不調が起きてからでは遅い、それは自身が辛くなるという事もそうですが、沢山のアポや仕事を抱えていれば、約束している人に迷惑をかけかねませんし、何よりパフォーマンスが落ちる事で自分の信用にかかわってくる事を知っているからです。
そして直観力や創造性を大切にしている彼らは身体のバランスがそれに与える影響力を肌感覚で理解しています。その為、セルフメンテナンスとプロメンテナンス、同時に取り入れる事もされているのです。
自分の心と体がいつでも心地良くいられるのは、他者が与えれくれるものではなく、自分自身の在り方次第であるという事も知っています。つまり「自分のご機嫌は自分で取る」という事なのですよね。
私自身、以前はとても感情の起伏が激しい人間でした。そんな気分屋さんの自分が嫌いではありませんでしたが、やっぱり疲弊しやすい、身体も不調を起こしやすかったです、今考えれば。また人間関係のトラブルもありました。
しかし、今は「自分のご機嫌を自分で取る」という言葉を知り、以前のすぐ寝込む自分とは打って変わって元気一杯で活動させてもらっています。「心と身体の在り方が行動に直結する」改めてそう思うのです。
高校生の皆さんに、今すぐこれを実践してほしいというわけではないのです。色々な感情を知り、向き合い、そして体験する事が大事だと思うから。そしていつしか、「あぁ、そういえばこんな言葉を聞いた事があったな。やってみようかな」と思い出してもらえる日が来ればいいなと思ってお話させて頂きました。
他にセラピストは、自身のトレーニングをどのようにしているのか、という事もお話させて頂きました。
特にクライアントの心と体の奥深くに触れる仕事のセラピスト。お客様の想いをしっかり汲み取ること、そして自分の想いをきちんと伝えられる事が大切です。
その為の言葉を磨く事も非常に重要ですが、それ以上にノンバーバルで伝えられる人になる事が更に重要だと私は考えています(これはよくブログやFBでもお伝えしている事ですが)。
特にコミュニケーションの第一歩として第一印象のコントロールをお伝えさせて頂きました。「挨拶、笑顔、お辞儀、姿勢」。
当たり前のような事ですが、「なぜこれが必要なのか」を実践を交えてお伝えしたところ・・・。
終了後のアンケートではこの部分が特に印象に残ってくれたようで、ほとんどの方がメモしてくれていました。
中には「大学生活に活かしたい」「社会人になった時の為に、今から実践したい」「自分も笑顔だと周りの人も明るく元気になる」という声もあり嬉しかったです。
また改めて受講のご感想はご紹介させて下さいね。
私の講座が終わり、その後はジャパニーズセラピーAguraAtsuの体験をして頂いたり、アロマセラピーのミニ講座やハンドマッサージの講習会をしたりと、高校生の皆さんや職員の皆様に、セラピーを少し身近に感じて頂けたのではと思います。
総勢30名の皆様にお話しを聞いて頂き、どんな反応になるかな…と未知な世界でしたが、日本から遠く離れたイギリスで生活している高校生の皆さん、とても真剣に素直にお話を聞いて下さり、私にとっても学びの深い感激の一日となりました。
今でも皆さんの感想文を何度も読み返しては、感慨にふけっています(笑)。帝京ロンドン学園の皆さん!ありがとうございました。またお目にかかれる日を楽しみにしています。
この機会を設けて下さった水原由美さん、そして帝京ロンドン学園のまり先生、先生方、そしてご一緒させて頂いたセラピストの皆様に心からお礼申し上げます。
晩秋のロンドン。
素晴らしき人生の宝物を頂きました。
感謝をこめて。
昨年、ソマティックフォーラムに参加させていただいたことがきっかけで、ご縁を頂いた心理学者の今野義孝先生。先生の温かいご厚意で今でも不定期に心理学についての勉強会を開催していただいています。学びのテーマは「癒しのボディワーク」。先生の著書を詳しく紐解いていただき、身体と心のホリスティックアプローチを多角的に考察しています。
突然ですが、皆さんは施術しているときに、ふっとクライアントと触れている境界線が無くなったり、一体化するような感覚になったり、大いなるものの存在を感じたりしたことはありますか?
今回は個人の意識を超えた、無意識の奥で繋がっているというユングの説のお話を解説していただきました。(決して怪しい宗教ではありません~)。
私自身、施術をしている時、ふっと時間が止まるような、別空間にいるような、そんな感覚を味わう事が多々あります。(寝ているわけではありません(笑))。
ふと思い出したのは、今年の1月にタイでのジャパンエキスポブースでAguraAtsuの施術をさせて頂いた時の事。大型百貨店の通路に所せましと並べられた小さなブースの一つの中で、お客様にあぐらスタイルでの約10分間の施術を行いました。
実は…写真の奥、エスカレータの向こうが特設ステージで。ひっきりなしにアイドルがショーを行っていたんです、爆音ともいえる大音量で(タイでは日本のアイドルが大人気)。
癒しのブースとしては、とても複雑な気持ちでしたが(笑)、これもあるがままとして、お越し下さるクライアントさんに集中しようと、意識をクライアントさんの身体と自分の手に集中させました。
「息を吸って…、吐いて…」とゆっくりクライアントさんに語り掛け、圧のタイミングを丁寧に合わせていると、だんだん不思議と周りの音が気にならなくなってくるんですね。それだけではなく、まるで私達しか『そこにいない』ような感覚になることも。
クライアントさんと色々な境界を越えて深いところで溶け合った瞬間だったような気がします。言葉は通じなくても。
そんな時、ふっと浮かぶのはやっぱり「感謝」でした。今日、ここで施術をさせてもらってありがとう、今日出会えたことにありがとう、ただその言葉だけが浮かんできました。
勉強会で今野先生の「身体に語り掛け、語り掛けてくる身体にまた語り返す、その空間を大いなるものが包み、見守っている」という言葉に、タイでの出来事を思い出していたのでした。実際、タイでは、この爆音の中で少しでも緩んでもらえたかな…とちょっぴり心配でしたが、私自身がそんな風に感じられた施術の時は、不思議と比例するようにクライアントさんも最高の笑みを浮かべて喜んで頂けた様子だったので、あ!これか!と改めて気付きを得た勉強会でした。(経験て大事!後で理由や理屈がスッと入ってくるから)
また勉強会後半では、『自律訓練』や『斬新的筋弛緩法』などを学びました。
自律訓練は、誤解を恐れずに言うならば『催眠暗示』です。催眠暗示、つまり催眠術…というと、暗示をかけられた瞬間に嫌いなものを食べても美味しい~と感じたり、身体の自由が利かなくなったり…というものを想像しがちです。
しかし、現代ではこのような深いトランス状態を作ることは、催眠学会で禁止されているそうで(危険との理由から)、エリクソン催眠という覚醒した状態で暗示を行うのがスタンダードだそうです。
この自立訓練の為の暗示は「とても気持ちが落ち着いている…。ゆったりした良い気持ちだ…。手が温かく感じる…。」などの言葉を他者、もしくは自分にかけていくわけですが…。
この時に必要な3つがあります。
①信頼関係
②リラックス
③あるがままを受け止めるトランス
*トランスとは普段とは違う意識の状態
暗示…というと、怖いイメージがありますか?しかし、私達は日々自分で自分に暗示をかけている場面が沢山あるのです。
例えば、やりたいことがあったとします。それを実現するために「どうやったら出来るんだろう」と常に達成のための手段を探す人は「出来る」というキーワードを常に自分に暗示をかけているともいえるので、実現化しやすくなります。
しかし「やりたいな~、でも難しいな」と思ってしまう人は具体的な行動への道筋が無いために動くための暗示もなく、更に難しいというキーワードで自分の行動を制限してしまうのですね。
暗示には「自分が在りたい願い」がテーマであり、その願いに沿って自分に語りかけていくことで「夢が実現する」のだそうです。
しかし、再度ここで重要なポイントを!
信頼関係が大事!という事です。
自己暗示をかけるにしても、それを信じていなければ効果は無いですよね、どんな事でも。逆に水道水を飲んだだけでも「体に良い」と思って飲むと何らかの効果が出る、なんていうプラシーボ効果もあります。
ここで私の体験談を…私は若かりし頃…。やりたいこと、なりたい自分、夢を沢山持ってました。しかし、それはその当時の自分が好きではなく、何か別のモノになりたい、資格を取ったら変われるんじゃないか、というその時の自分を否定した上での願いでした。
実績もなく、実力もなく、だからそんな自分を信じることも出来ないのに、夢だけはフワフワ、でも具体的なビジョンと達成のための確実な方法も分からず…。
だから何も実現しませんでしたね、振り返ってみると。
でも地に足をつけて技術を身に着け、働くようになり、経験値を少しずつ積みあげていくことで、出来る事が増え、自分に対して信頼できるようになった時、「夢は叶う」という言葉は嘘じゃないと思えるようになりました。
今も変わらず、夢は沢山あります。やりたいこと満載です。ですが、あの時の自分と違うのは「自己否定」して「他のものに成り代わるための」夢ではなく、今の自分にプラスオンして更に成長し、誰かのお役に立てる人間になるための夢を持っているという事。。
私のモットーは「言うだけはタダだから、とにかく言葉に出す」で、不思議なことにここ数年は「言葉に出した事」が物凄いスピードで実現化していくのを感じています、良きにしても、悪きにしても。(だから本当に気を付けてるんです…美しい言葉や思考を持てる人間になれるように)
すぐに実現しないことは、やっぱりその時迷いがあった時。でも更に経験を積んでくると不思議と「あれ!あの時思ったことが現実化してる!」と思う事もあったりするのですね。
きっと皆さんも同じようなご経験をされている方は沢山おられるのでは、と思います。
話を戻しますが…(;'∀')。
実際に、自立訓練法を皆でやってみました。最初は今野先生に誘導してもらったパターンと、自分自身でイメージして行う2つのパターン。
自律訓練では自分自身を心地良い状態へいざなうものです。皆さん終了後、そろって「今野先生の誘導では体が温かくなったり、ふわっと軽くなったけれど、自分の時は上手くできなかった!」という声が上がりました。
ヨガや瞑想の時に、心地良い声で誘導されるとふわ~っとその世界に入って行けますね。しかし、いざ自分ひとりでやってみようとすると、意外と色々な事が気になったりして上手くリラックスできない…。
これは先ほどの「信頼関係・リラックス・トランス」です、まさに。勉強会の優しい雰囲気と今野先生の温かい誘導に私達参加者は、みな信頼を寄せています。という事は…、改めて自分を信頼するという無意識レベルでの修業がこれからもまだまだ必要だな~と思うのでした(私はです…~)。
暗示は在りたい姿へと導く祈り。
日々自分を信頼して生きる、そういう人生で在りたい。
強くそう思います。
これも暗示ですね、きっと(笑)。
他にも力がどうしても入りやすい方に対しての筋弛緩法もレクチャー頂きました。技術を習得する際にとても役立ちそうな素晴らしいものばかり。
是非、スタンス理論講座や技術指導の際にシェアさせて頂きますね!今回も今野先生のお話はもちろん、皆さんのご意見から沢山の気づきや学びを頂きました。本当に素晴らしい学びに恵まれ感謝感謝です。毎回、心理学を学ぶという事は他者の心を学ぶというよりも、自分に向き合う貴重な時間となっています。技術に自分が現れる表現者でもあるセラピストは是非心理学を学ぶことをお勧めします(*^-^*)。
現在、オーストラリアのゴールドコーストに来ています。今年の6月からアネルズあづさ先生が率いるARTQのオーストラリア国家資格アロマセラピスト1年コースで技術サポートをさせて頂いており、その第1弾オーストラリア研修に講師兼研修生として参加させて頂きました。そのレポートです。
今回の目的は本場オーストラリア校『MSQ』のスチューデントクリニックで現地クライアントに施術をする事です。4日間の研修期間で計6名の施術(他の生徒さんは7名)をしました。
実際に、クライアントが記入したクライアントのカルテをチェックし、症状に適したアロマオイルのブレンドをした後、カウンセリングを含めた90分間のアロマトリートメントをします。
(写真は、施術後のアフターカウンセリングの様子)
今回、実際MSQ指定のカルテを拝見して、大きな特徴を感じたのは、感情面のチェック項目が非常に充実しているという事。
日本ではあまり見られないものがあったのでご紹介します。「変化が嫌」「嫉妬」「孤独感」「涙もろさ」「悪夢を見る」「羞恥心」「裏切られた気持になっている」「罪悪感」「セルフイメージが低い」「自暴自棄」「拒絶感」…など。
この項目にチェックが多く入るクライアントもおり、自分の気持ちをオープンにする大らかな国民性を感じると共に、
実際に他の生徒さんのクライアントで、カウンセリングの時に泣き出してしまう方も数名おられ、オーストラリアという国の国家資格であるセラピストに対する期待、信頼が大きいのだなと感慨深いものもありました。
施術部屋は本来は個室のクリニックルームがあるのですが、今回研修生の人数も多いため、スクールルームを区切りセッションルームを作って頂きました。初日は緊張が勝り、生徒さん方も顔が引きつってましたね。きっと私もですが。
クライアントへの対応は、予めこのMSQ出身のイローナ先生が台本を作ってくださり、必死にそのフレーズを覚えていったのですが、やはり実践になると、会話は一方通行では成り立たないのでクライアントの言葉を聞き取ろうと必死になると、フレーズが飛んだり、単語を間違えたり…。
つい「上手に話せなければ恥ずかしい」という想いが勝りがちですが、イローナ先生が研修中に何度も仰っていたのは、「言葉がたどたどしくても、自分に対して想いを伝えようとしてくれているか、でどうかでクライアントの心が動かされるものなんですよ、クライアントの心を動かせるセラピストになりましょう」とても基本的ででも軸となる大切な事でした。
正直、言葉の課題はまだまだありますが、その分、クライアントに寄り添う、自分の手でしっかりとクライアントを感じる、という事に集中を注ぎました。
今、出来る事しか、出来ない。
だから今できる事を全力でする。
私が常々モットーにしている言葉を、何度も声に出して、自分の耳に聞かせるように。
私が目指すセラピーは心と体の感覚バランスを整える事。特に肌感覚の調整です。ただ気持ち良さを感じて頂くだけではなく、セラピストに触れられてクライアントがどう感じたか、どう思ったか、それを最大限に尊重したいと考えています。
肌感覚よりも思考が優先しがちな現代では、何かを判断する時に情報や他者の意見に左右されやすくなっています。しかし、人間のすごいところは直感があるところ。意外と直感で決断したことが物事をスムーズに進めたり、危険を回避したりするのです。
また肌感覚バランスが崩れると心も比例して疲労したり、ネガティブになったりすることも。
『自分の肌でどう感じるか、そして肌感覚を信じられるようになる』ことの大切さを、直接クライアントに触れる事ができるボディワーカーとしてお伝えしたいと思っています。
改めてそんな想いを強める研修でもありました。
それにしても、オーストラリアの方々は大柄な方が多いですね。中には2メートルを超える男性もおられました。肌質や体型、よくある疾患も日本人とは全然違いますが、深い密着感は喜んで頂けたようです。(ビューティフル!が一番の賛辞の言葉だそうですよ。)
肩こりや関節痛の方が多いように感じました。大柄ではありますが、下半身や足首が華奢である事に原因があるそうです。
またワークアウト(体を鍛えている)方も多いので、筋肉質な方も多かったですが、年齢を重ねると筋肉が落ちる分フカフカのお身体になっている方も。
強さ加減のお好みは、概ね強めと伺っていましたが、クライアントによっては「More righter」と軽めの圧を希望される方も数名折られました。逆に超ハードな施術をご希望される方も。スタンス理論で培った圧をしっかり入れる手技でしっかりご満足頂けました(^^)。
アロマに関してはブレンド前に好き、嫌いを先に伺うのですが、好きも嫌いも「ラベンダー」を挙げる方が多く、ポピュラーな精油なんだな~と改めて実感(たまたま私のクライアントさんだけだったかもしれませんが)。本当に色々な事を学び吸収した研修でした。この経験を自身の生徒様方にもどんどんシェアしていきたいなと思います。
途中からアネルズあづさ先生も日本から合流し、研修もより引き締まりました。あづさ先生はこのコースを皮切りに世界で活躍できるグローバルなセラピスト育成を目指しておられます。
今回の1期生はその記念すべき第1歩で、そこに参加させて頂けた事が本当に光栄でした。
来年6月の試験の為に、またこのMSQに戻ってくる予定です。それまでにそれぞれ、もちろん私も課題は沢山あり、学びも続きます。きっと半年後にはまた違う景色が見えているはず、と新たな希望とヤル気で生徒さん方の表情はキラキラ輝いてました。
今回、初心者から学び始めた方も数名おられました。初めて代金を頂いてのクライアントが外国の方でしかも海外で…なかなか無い経験です。彼女たちにとっても素晴らしい体験になっただろうな~とお母さん目線で見てました(笑)。
改めて、私自身「心技体の整ったプロフェッショナルなセラピストを育成する講師」として、この経験を生かせるようにしたいと思います。自宅サロン、店舗サロン、海外へと活動するフィールドはそれぞれに、どんな場所、状況でもプロフェッショナルとして活躍できるセラピスト育成の為に、私も日々精進します。
今日はスクールオフデー。こうして忘備録を綴っています。残り2日間、思いっきりオーストラリアを楽しんできます♪
2018年も残り3か月です。今年の初めに決めた「今年の漢字」は【調】でした。調は整えるという意味があり、調身・調息・調心という禅の言葉にもあるように、身を整えて、息を整えてから初めて心が整うといわれています。
一生、大切にしていきたい『調』ですが、改めてこの漢字を大切にしていこうと思います。
さて、2018年の個別ご予約、レッスンは受付を終了とさせて頂きます。誠にありがとうございます。
ありがたいことにジャパニーズオイルセラピーAtsuレッスンを佳境を迎えている生徒様や、これから新しくスタートする生徒様がおり、怒涛の3か月になりそうです。
【Atsuベーシック短期集中が開催決定しました】1名様追加募集中
11月16日(金)・11月19日(月)・11月22日(木)10時~17時30分
自身の学びやイベントも控えながら、来年2019年は【セラピストの土台作り】をテーマにした講座を中心に展開する予定です。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2015年4月から単発講座として形になった【スタンス理論講座】も気が付けば3年半が経過しました。実は、あまり大きな声では言えませんが、●●周年や、今までどのくらいの方が受講して下さったか、という数字にはトンと疎い私。講座風景の写真を遡って「あ、もう3年半も経ったんだ!」と気づきました。
その時、その場で出来る事を常に一生懸命やる!というモットーの為、後ろを見ないのが癖になっているようです、良いのか悪いのか…(;'∀')。ちなみにこの写真は2016年のモノ。髪の毛が少し長いです。
さて、それはさておき。
スタンス理論講座は、初心者さんからベテランさんまで様々なキャリアを持つセラピストさんにお越し頂いています。施術中に体が痛くなるという悩みを抱えている方、もっと圧を深く加えられるようになりたいという方、逆に手力を抜きたい方、参加の理由は様々です。
いずれにしても、もっと上手になりたい、お客様に喜んでほしい!という純粋な想いが、参加者様から伝わってくるのを毎回感じます。
スタンス理論講座で、最初にお伝えすることがあります。それは
「理論を学ぶ際に、自分の技術にどう当てはめるか、という事をイメージしながらお話を聞いて下さい」という事。
それは今まで頑張って習得してきた技術・時間を大切にしてほしいという想いからです。ご縁あって学んだ技術ですし、一つの技術も一度学んだら終わりではなく、自分の意識のかけ方、育て方次第で、もっともっと上達するし、感覚も変わっていくものだから。
何かを学んだら、探求する事、その成り立ちや理由をもっと知る事、それによって更にその技術に深みが増しますし、自分ならでは手技として身についていくものだと私は思っています。
なので、スタンス理論講座では実技の際に、理論に基づいて「身体を少し近づけてみましょうか?」、「胸を丸めてみるとどう感じますか?」などのご提案はしますが、決して無理強いはしません。
また必ず確認したいのは「この技術はどんな目的がありますか?」という事。技術の目的を聞かずに、私の想像で「この方がいいな~」とやり方を変えてしまうのは避けたい事です。
なぜならば、その技術を愛情を注いで考えた人が必ずいますし、伝統のあるものなら脈々と受け継がれてきた手技なのかもしれません。私も自分の技術に愛をもって作っていますし、未来へ繋げてほしいと考えているから猶更なのです。
身体の使い方を変えたら、尊重してないことになるんじゃないか?と思われる方もいるかもしれません。私は技術はやり方ではなく、目的が大切だと考えています。例えば「手の指先は閉じてなければならない」と学んだ際に、そこに目的と理由があるかが重要なのです。例えば深みを出さずに軽擦する…など。でも密着感をもっと出したいのに指先までピシッと緊張させていたら、やはり手のひら全体を解放させた方が深く密着できるのですね。
セラピストさんにも「こう習ったから」ではなく、「この目的だから体や手の使い方はこうする」という意識で自分の手技を極めていくと、卒業後も絶対に技術力が低下することはないと思っています。
私はボディセラピーの手技が大好き。どれもが素晴らしいと思っています。施術は表現でもありアート。その魅力を最大限に表現するためにセラピストさんのボディバランスが整うといいな~、身体の痛みが無くなるといいな~と、毎回スタンス理論講座を行っています。
だから毎回ワクワクするんです。今回はどんな手技を持ったセラピストさんが参加されるんだろう、って。
AtsuStudioJapanでは卒業生、在校生様向けにカウンセリングスキル向上のための勉強会を月1回開催しています。2018年度5月のテーマは「主な不定愁訴と生理学」。病気ではないけれど辛い症状やアドバイスを皆さんと掘り下げました。
勉強会で大切にしたい事。それは「学びの先にお客様がいる」という事。
お客様に喜んでもらう、お役に立つ、という想いをもって学ぶと「どう伝えようか(アウトプットしようか)?」と他者の言葉のまま、吸収するのではなく、自分の言葉に置き替える癖がついてきます。
学びは伝える事で理解が深まる、と私も散々ご指導頂きました。分かりやすく説明する、という事は理解していないと出来ない…講師としても常々意識している部分です。。
更に、お客様に専門用語を並べ立てても???となってしまいます。専門的に学びながらも、誰もが分かる言葉で丁寧に、そして実践できる事をお伝えする…、それがプロフェッショナルなのですよね。
それを前提に勉強会では、よくある不定愁訴をテーマにお客様と雑談できるようなお話を沢山させて頂きました。例えば、頭皮と顔の皮は繋がっているので、頭が固いと顔も吊り上がってくる…とか…。
左右に動けるのは、頚椎の1番と2番だけなので、その部分にコリが溜まると首が左右に向きづらい…とか。プロには当たり前のお話ばかりですが、一般の方がご存知とは限りません。
昔、流行した「へーへーボタン」(でしたっけ?)をお客様が押したくなるような雑談を通して、自分のお体に興味を持ってもらえるといいなと思ってます。
ちなみにこういった雑談になるようなお話は新聞の健康欄や、NHKのためしてガッテン、日曜朝の元気カプセルなどを録画してコツコツ仕入れています(笑)。一つの情報を鵜呑みにはできませんが、テレビの健康情報番組は視聴者を楽しませるという観点があって、ネタの宝庫なんですよね♪ いつも勉強させてもらってます。
今回は、不定愁訴の中でも「ストレス」にもフォーカスしてみました。事前の宿題で、受講生の皆さんに「ご自分のストレス体験談」をFBグループに投稿してもらいました。
皆さん、色々な想いと経験が文章に込められており、「本当に辛かったんだな~、頑張っておられたんだな~」とジーンとくるものがありました。
ストレスになる出来事、その受け止め方は人それぞれ、千差万別です。同じ言葉を投げかけられても、全然気にならない方もいれは、トラウマになってしまうほどの衝撃を受ける方もいます。
しかし、身体に現れるほどのストレスを抱えた時、様々な要因があったとしても、最終的に自分の体をコントロールするのは自分、それを知っているか、知らないかで人生が大きく変わると私は思います。
嫌だな~と思うと、体が緊張して自律神経が乱れ、それが続くと不調となって身体に影響が出る。そして日常生活が楽しくなくなる…。前述しましたが、同じことでも「嫌だな」と思わない人もいる。それは価値観や受け止め方が違うからにほかなりません。
「嫌だな」ではなく「あ、そうなんだ、そういう考え方もあるんだ~、なるほど、一つ勉強になった」と、もし、見方を変えられれば、極端な話ではありますが、お相手に感謝の気持ちすら湧いてくることも…(実は今の私がそうです、だから嫌いな人はいません。毎日がとっても平和です。綺麗事といわれても、自分の心と体も守りたいので、その考え方はこれからも持ち続けたいと思ってます)
お客様がストレスから不調を抱え、辛い思いをしているのを見て、ボディワーカーとして施術を丁寧に、心を込めて行っていきますが…。やっぱりお客様には心から笑顔でいてほしい。
その為には、ストレスの受け止め方や心の切り替え方も一緒に考えられるセラピストでありたいな…と私は思うのです。生徒さんにもそうあってほしい、と今回のテーマにしたのでした。
もちろん価値観の切り替えを押し付けるのはNGです。あくまでもお客様がどう在りたいのかを一緒に探しながら、こちらからの投げかける言葉や、前向きな見方をさりげなくご提案できる、そんなサポートが出来たら良いな…と個人的には思っています。
写真は午後からのAguraAtsuのレクチャー風景。思いっきりの笑顔、見てるだけでこちらまで笑顔になります(笑)。ストレス解消や免疫向上には【笑う事】が効果的と科学的にも実証されていますね。
逆に涙を流すことも良いとされています。溜め込んだ想いを吐き出す。アウトプットです。しかし、悲しくても泣けないから、身体から色々なひずみが生まれてしまうのですね。
であれば、強制的に「泣く」事もありだそうです。例えば、感動したり、悲しい映画や本を見たり読んだり。いわゆる疑似体験をするのですが、泣いて吐き出すという身体への作用は一緒だそうで。
モヤモヤストレスが溜まっている時は、大笑いしにいくか、大泣きするか、どちらが自分に合っているか試してみるのも良いですね。ちなみに私は悲しい映画や本はその世界に浸って、しばらく引きずるので、大笑いがあっているようです( ´艸`)。笑点とか大好き!
ちなみに、泣ける本や映画、皆さんのお勧めはありますか?私は「三浦綾子さんの塩狩峠」を10代の時に読んで大泣き、最近では「百田百樹さんの永遠の0」を本でも大泣き、映画でも大泣き、さかのぼると「ハチ公物語」や「南極物語」という動物モノにも大泣きでした。
北海道から動画参加してくれた札幌丸山のサロンオーナーマウラナニの近藤朋子さんのお勧めも教えて頂きました。こちらから
ストレスは悪いものだけではありません。人間にとっての刺激を全てストレスといいます。やる気が出る、元気になる、前向きになるストレス(刺激)もたくさんあります。要は捉え方次第。でも、どうしてもモヤモヤするときは、上手に付き合う方法も知っておく。自分の心と体はひとつ。健康とは根本的に他人ではなく、やっぱり自分で保つもの。健やかな日々の為に、こんなお話をこれからも勉強会で掘り下げていきたいと思います。
ご参加の皆様、ありがとうございました!
今日も感謝を込めて。
口角アップで笑顔の一日を♪
AtsuStudioJapan関口智子
奈良のセラピスト合宿から戻り、翌日はジャパニーズオイルセラピーAtsu®のアドバンス講座。全7回の5回目でした。いよいよ終盤です!5回目は接客レッスンも行うのですが、当スクールでは「感覚を養う」という事をモットーにしているので接客もお客様の立場で「体験」します。
私達セラピストのお仕事は、お客様がいてこそ成り立つお仕事で。そう、技術職ですが、接客業でもあります。
唐突ですが…私は10年以上、この質問を繰り返してきました。それはもう色々な方に。
「サロンをリピートしたいと思った理由はなんですか?」
「逆にリピートしたくないと思った理由はなんですか?」
理由は様々ありましたが、リピートしたいの理由のひとつに、ダントツの答えがありました。それは…≪セラピストさんの人柄が良かった≫というもの。
でも考えてみてください。
数時間で人柄って分かるものでしょうか?
ましてや新規で来店し初めましての関係、その大半以上は施術の時間です。お話したとすれば、プライベートな内容よりもカウンセリングやサロンのご案内が大半です。
という事は、お客様が「人柄が良い」と判断してくださったのは、接客を通してみるセラピストの姿だったのですね。
人は第一印象を決めるのに、話の内容よりも視覚、聴覚の大半で判断しているといわれています。その人の姿勢や笑顔、声のトーンやスピード、間合いや目線などです。
逆にいうと、その点を意識し、学び、行動することで、お客様の印象がグッと上がる、という事。であれば上質サロンを目指すには質の高い接客スキルを学ぶことは必須です。
「自分らしい接客を目指すから、学ぶ必要はない」と仰る方もいます。自分のカラーに合うお客様にお越し頂ければいい、それもありです。個人サロンなので。
これは私個人の考えですが…物事は基礎土台があってこそ。それは技術だけでなく接客も同じ。≪自分らしい接客≫は基礎というよりは応用です。まずは万人向けの基礎接客(接客5原則など)を身につけてから、「自分」というカラーを加えていけると、様々なお客様に対応できる幅の広いセラピストになれるのでは…と思っています。
そして、型が出来たら≪こころ≫を込める。人形や仏像も形を作ってから最後に魂を入れますよね。美しい型には、美しい魂が宿る…、美しい立ち居振る舞いの接客が出来るセラピストさんは、人柄が良く感じられるのは当たり前だと思うのです。
Atsuアドバンスでは、接客マニュアルを生徒さんにお渡ししています。玄関からのお迎えからお見送りまでのトーク集や、備品や小物リストまでそれはもうコマゴマと…(笑)。
更にカリキュラムで、接客レッスンの日を設けています。この日は生徒さんに接客を実践してもらう、というよりは、お客様役で体験してもらっています
体現する、という事は、自身が体験していることが必須だと私は思っています。私自身、想像だけでは限界があるので…。
*体現とは…思考や理念などを具体的な形として表すこと。 身をもって実現すること。
僭越ながら私の接客デモンストレーションを一通り体験。玄関からお迎えをして、実際にフットバスに入ったり、カウンセリングを受けたり…。
自分に向けられた目線や体の向き、声のトーンなど、机上の学びではなく、実際に経験することで感じてもらえる事がたくさんあるといいな…と思っています。「小さな気づき」を沢山積み重ねることで、お客様へのおもてなしの幅がどんどん広がると信じて。。
アドバンスでは6回目終了後からモニター期間に入ります。最終試験までに20名以上のモニター症例、合格後から半年以内にトータルで50名以上の症例を提出していただくルールになっています。それは技術練習だけではなく、接客、カウンセリング、技術の組立も含む本格的な実践です。
技術の練習を一生懸命するけれど…、接客の練習はあまりしたことがない、という声を多数聞いてきました。だから接客に自信が持てない…というお声も(涙)。だからこそ技術と同様に接客も沢山練習してほしいのです。自信をもってお客様に対応して頂きたいと同時に、前述した通り、接客がお客様の印象を大きく左右するからです。
50症例も~!大変だ~!という声も上がりますが(その気持ちはわかるけど…苦笑)、終わった後に大抵の方が「50症例以上のモニター症例をやってよかった」「これがあったからこそ、自信をもって実践でお客様に対応できる」という声に変わっていきます。自信は経験値があってこそ、やれば見える世界が広がります。
接客も技術スキルの一つ。
そして体験して、実践すること。
これからもスクールのポリシーとして続けていこうと思います。
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan関口智子
今回のセラピスト合宿で、ずっと一緒に過ごしてくれた講師の皆さん。もう3年以上のお付き合いになりました。「おもてなしの自宅サロン作り講座」や「講師養成講座」でお話を聞いてくださってからのご縁です。今回はそんな彼女たちへの想いです。
のっけから自慢ですが…(笑)。
私がいつも思う事。「生徒様に恵まれているな~」と。
私を信頼してスクールの門を叩いて下さった生徒さんは、根っからまじめな方ばかりで一生懸命すぎるほどに頑張る人ばかり。時には不器用なところもあって、悔し涙を流したり、反省ばかりしていたり。
でも、お客様の為に、そして自らを向上させたい!という想いが強くて、何度でも這い上がってくる。そんな皆さんを時に叱咤激励したり、そっと影から見守っていたりしている私ですが、それ以上に実は皆さんから沢山の気づきや学びを頂いています。
だから、もっともっと自分も精進して成長して、自分の持てる力で精一杯、生徒様に還元していきたい!と心から思えるのです。私がセラピストとしての人間性を、そして技術の精度をもっと高めたいと思うのは、自分の為だけではなく、やっぱり生徒さんに喜んでもらいたいから、そして生徒さんがお客様のハッピースパイラルを巻き起こしている姿を見たいからなんですよね。
今回、奈良合宿で感動したことがありました。
今や全国のセラピストさんから憧れられる講師となった生徒さん方。
奈良合宿には、ご自分の生徒さんも多数お誘い下さったのですね。(本当にありがとうございます!)
合宿中、講師として、凛とふるまう皆さんが、本当に眩しくて頼もしくて。
これからセラピストとしてデビューするタマゴさんたちから、キラキラした眼差しで見つめられているその姿に、微笑ましく、そして感動すら覚えてました。なぜなら、彼女たちがココに至るまで、たくさんのトライ&エラーを繰り返し、チャレンジし続けていたのを知っているからです。
その昔、弱気になる姿に「プロはそんな言葉は言いません」とか「反省ばかりじゃなくて、これからどうしたいのかを考えましょう」とか「やりたいのか、やりたくないのか、よく考えて。やりたいなら、やるしかないです」と繰り返し繰り返しお伝えしてきました(彼女たち曰く、バサバサ切られた、そうです(笑))。
時に厳しい言葉を投げかけられても、腐らず、へこたれず、あきらめずについてきてくれました。昔、言われた言葉を、今度は自分の生徒さん達に愛情を持って伝えている姿を見て、「学んだことをしっかりと受け継いでくれたんだな~」としみじみ感じたんですね。私も前述のような言葉を、セラピストなり立ての頃、先輩や上司から毎日のように叱咤激励頂いてました。歴史は繰り返す…ですね。
私にとって生徒さんの成長や飛躍が何よりのご褒美なんです。
なので、たくさんのセラピストさんから慕われている姿を見るたびに、親心というか…おこがましいのですが、「本当に良かった、良かった」と思うのです。彼女たちの努力を知っているだけに。
でも、何年たっても、責任ある立場になればなるほどに、また今までとは違う葛藤が出てくることもあります。でも最後には、晴れ晴れと「よし、頑張ります!」と言える強さ。一人の人間として、尊敬…と頭が下がります。
私はスクールを卒業したら【プロのセラピスト】として【講師と生徒】ではなく【同志】になりたい、と常々思っています。
方向性が変わっても、「お客様への想いやセラピストという仕事に対する情熱」を熱く語り合える同志。
でも、卒業したてで、講師と同じ目線で語ってほしいというのは、正直、無理な注文かもしれません。だからずっと待っていたんです。いえ、今回の合宿で気づきました。待っていた自分に。
今回の奈良合宿が終わった翌日もお寺巡りやカフェで貴重なお時間をお付き合いくださり、沢山語り合いました。そこで、自分のセラピーや自分の生徒さんへの想いを、途切れることなく熱く語る皆さんのお話を聞いていて、上から目線ぽくて恐縮ですが、彼女たちの成長を心から感じました。「うんうん、この時を待ってたよ~!」と言いたくなる感じ。
心が喜んでました。
ほんとに。
嬉しかった~。
そんな皆さんが、それでも「お手本でいてくださいね」と私に仰って下さるので、私も精進し続けよう、頑張ろう!と身が引き締まる思いもあります。でもそう言ってもらえる事が幸せだなと思うんです。この仕事を続けてきて本当に良かった。あきらめずに頑張ってきて良かった。
良き人とのご縁が人生においての一番のご褒美。
そう実感できるまで、コツコツやってきて本当に良かった(しつこい…(笑))。
出会ってくれてありがとう。
そしてこれからもよろしくお願いしますね~!
まとまりませんが…(笑)。徒然なるままにつづったブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。
心から感謝を込めて。
今日も口角アップで笑顔の一日を
AtsuStudioJapan関口智子
先日、第3回セラピスト合宿に参加してまいりました。1回目は北海道、2回目は兵庫県淡路島、年1回、全国各地の懇意にさせて頂いているセラピストさん方とお会いできる楽しみの日。今年は私のリクエストにお答えくださり奈良県信貴山の宿坊が会場でした。
今回で3回目のこの合宿。
2日間のうち、1日目は2時間ほどお時間を頂き、「セラピーとセラピストとは」の私なりの想いを皆様にシェアさせて頂きました。
そして2日目は、技術体験会としてペアを組んでお互いに30分ずつ施術、実はこんなにセラピストらしい合宿は今回が初めてで、今までは「合宿という名の慰労会」でした。
それも楽しかったのですが、やはりお互いに意見を交換し合ったり、学ぶ時間は本当に楽しいんですね。お客様の為に日々向上を目指す皆さんだからこそ、熱い思いを思いっきり交換し合える場は本当に貴重だな~と最後は感動すら感じていました。
主催の北海道苫小牧市の高坂みやさんが、皆さんのレポ記事をブログでまとめてくださったので、こちらがどんな合宿だったのか一目瞭然なのでご紹介させて頂きます♪
信貴山には朝護孫子寺をはじめ、山の斜面を利用して大小様々なお寺が建立されています。聖徳太子からの由来がある信貴山。有名なのは戦国時代に織田信長に攻め入られて自爆した松永氏の屋敷跡もあります。
実は昨年の3月、朝護孫子寺のすぐそばにある断食道場に行きまして。3泊4日の断食にチャレンジしてきました。
その時の記事はこちら↓
今読み返すと結構ノリノリで書いてますね(笑)
空腹を紛らわすため、毎日毎日、お寺巡りや近隣を散歩していたので、すっかり愛着が湧き、大好きな場所の一つになったんです。また毎朝、大迫力の護摩行やご祈祷に参加させて頂き、昔から今に伝わる、また伝えることの大切さや、日本人としてのルーツを感じる事の大切さを皆さんと一緒に体験できたらいいな…と思いました。
すでに3回目の合宿は奈良で、と決まっていたので、であれば、ぜひとも信貴山の宿坊で!とリクエストさせて頂いたのでした。(みやさん、佐和子さん、快く受け入れてくださりありがとうございます!)
合宿2日目は、地元奈良のセラピストの皆様にベッドをお持ち頂き、技術体験会でした。
重いベッドや沢山の荷物を皆で担いで階段を登り、皆様本当にありがとうございました!
ここで奇跡が!
この合宿では1日目、2日目の朝までずっと雨降りだったのですが、荷物を運ぶ時間になったら、ぴたりと雨が止んだんですね。帰りには晴れ間も。すごい~!と一人興奮してました。
ベッド5台、5組で施術体験会。
私は見学をさせて頂きました。
それぞれに違う手技、スタンス、息遣い、拝見しているだけでも学びと気づきの多い時間。
セラピーはセラピストが「やってあげる」ものではなく、クライアント様と一緒に心と体を紡ぎあう神聖な時間だと私は考えています。神聖な場所で、皆がペアの方へ一生懸命、心を込めて施術されている姿を見ていたら、とても厳かな気持ちになって。
キャリア関係なく、誰かのために一生懸命になる姿は、見ていて本当に美しいと思いますし、また創造力を掻き立てられるものなんですね。私も次々とこれからのスクール運営や、生徒様への想いが浮かんできて、ひたすらメモを取っていました。
とても美しくクリエイティブな空間と時間。
そんな場にいられることに感謝の気持ちでいっぱいでした。
合宿から戻り、ご参加いただいた皆様のブログやお写真を改めて拝見していて思う事。
とにかく「気持ちの良い時間だった」。
その一言に尽きます。
宿坊での翌朝は、ご祈祷後の住職のご説法の中に「氣」の良い場所に行くことは人間にとって大切な事だと仰っていました。それを伺い、私達セラピスト自身が、お客様にとっての「気の良い場所」になること、その為には自分自身がいつも「気」を整えておくことが大事なのだと改めて感じました。
住職が仰る通り、自分自身が気の良い場所に積極的に行くことも大事ですし、また日々の生活で自身を整える時間を持つことも又然りです。そして、今回のように高い志を持つ皆さんと直接お会いして、想いを語り合う事が、最高のエネルギーチャージなんですよね。
そう思える方々とご一緒出来たことが、(今一人一人のお顔を思い出してます)本当に嬉しく、ただひたすら感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
来年は、主催者みやさんのホームグラウンド、北海道支笏湖での開催を計画しています。
4月23日~24日の1泊2日、2019年です。
北海道にも熱い本当に気の良いセラピストさんがたくさんおられます。きっとすごいエネルギーチャージの場になる事間違いなしです。ぜひ県外からもふるってご参加頂きたいな~と今から楽しみにしています。
是非、スケジュール帳に書いておいてくださいね♪
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan関口智子
AtsuStudioJapanでは5月よりカード決済をPayPal(ペイパル)にてお取り扱い致します。
またPayPalカード導入に伴い、決済可能なサービスの変更をさせて頂きます。
詳細は以下をご確認頂けましたら幸いです。
今後も何卒よろしくお願いいたします。
ペイパルは、インターネット上の便利な【デジタルおさいふ】です。ペイパルにクレジットカード情報を登録しておけば、IDとパスワードだけで決済完了。お店に大切なカード情報を知らせることなく、より安全に支払いができます。ペイパルアカウントの開設は、決済方法でPayPalを選択して必要事項を入力するだけなのでかんたんです。
PayPalは、世界で1億5000万人以上に利用されている決済サービスです。
簡単に、かつ安全に支払いができる点から利用者の信頼を得ています。
●クレジットカード番号など重要な情報が支払店に知られることがない。
PayPalに会員登録し、あらかじめカード情報を登録することで、支払いの都度カード情報を入力する必要がありません。
(ゲストとして支払うことも可能です)
●主要ブランド対応しています。
VISA、MasterCard、AmericanExpress、JCBの4ブランドのクレジットカードに対応
●PayPalの登録費、年会費等はかかりません。
▲PayPalでは分割(リボ)はございませんのでご注意ください。
2018年5月より以下のサービスのみカード決済のご利用が可能です。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
●単発講座
サロン体験・スタンス理論講座(基礎)・スタンス理論講座(応用)・AguraAtsu講座・その他単発開催の講座
●カード決済期限について
カード決済お申込み後、ペイパルよりご請求メールをお送り致します。
講座開催日に関わらず、メール到着日より2日間以内にご決済をお願い申し上げます。
●上記以外の講座のお支払について
指定口座へのお振込をお願い申し上げます。
講座によっては分割お支払も承っておりますのでお気軽にご相談下さいませ。
ゴールデンウイーク中のお休みのご案内です。
いつもご覧くださりありがとうございます!
一足早く4月27日(金)~5月6日(日)までお休みをいただきます。
期間中の講座の御申込・お問い合わせは承っております。
お返事が若干遅れることがございます。なにとぞご容赦下さいませ。
以下にて近日開催の講座ご案内もご覧下さいませ♪
▶5月8日~9日 セラピスト合宿~奈良 お問合下さい
▶5月9日(水)セラピスト勉強会~奈良 お問合せ下さい
▶5月14日(月)スタンス理論講座/基礎編~埼玉 募集中
▶ 5月15日(火)スタンス理論講座/応用編~埼玉 募集中
▶5月18日(金)今野義孝先生カウンセリング講座~埼玉
▶5月23日(水)~25日(金)Atsuベーシック講座3日間短期集中 満員御礼
●レッスンモデルさん募集中・詳細はこちらから
当スクールでは卒業と同時に【技術保証書】を発行しています。保証書があることで、セラピストさんには自信を持ってお客様に施術してもらえると思いますし、何よりお客様も安心して受けて頂けます。しかし技術は生もの、と考え、保証書には期限を設けています。
生ものと書きましたが、技術は感性や感覚がとても大事だと考えています。長年、この仕事をやってきたからこそ分かったこと、それは「感覚は育つ、発達する」ということです。
あまり自慢できるお話ではありませんが、私自身、セラピストの道を目指し練習していた時、クライアントの「コリ」はともかく、「硬い」「柔らかい」「冷えてる」「熱い」という感覚を手から感じることが出来ませんでした。
ですが、練習を重ね、意識を感覚に集中させ、手から細かな情報が得られるようになった時、この施術の楽しさや面白さを心から実感できるようになりました。
セラピストとして18年経った今でも、「新しい感覚!」と震える位、感じる瞬間があり、まだまだ感覚が育っているんだな~と感動する事が多々あります。
感覚を育てていく事は、自分の可能性を広げる事でもあると思っています。技術保障期間を設けているのは、感覚をもっともっと育ててほしい、という想いと、技術向上への意欲を持ってほしいとの思いからです。
この技術制度を設けてから、定期的に技術メンテナンスの予約を入れてくれる生徒さんが増えました。私としても、定期的に卒業生さんとお会いできるのは本当に嬉しい事ですし、何より頑張っている姿に励みを頂いてます。
技術確認は、全て私の身体で直にチェックします。なので、妥協はしません。そんな基準もあり、生徒さんから「技術保証書をもらえる事で、自信を持って施術が出来る」と晴れやかな笑顔で言ってもらえるのが、私も本当に嬉しくて。。更にお客様にも安心してご紹介が出来る…と肩の荷がまた降りたような、密かに、ホッと安心したりしています。
この技術メンテナンスは強制ではありませんが、やっぱり技術向上したい!もっと上手になりたい!という想いを持って技術確認に来てもらえると嬉しいですね。
講師も人間です。
向上心の高い頑張る方に頼られたら、応援する~!となります。なので、その方の技術をチェックするだけではなく、新しい情報や技術をお伝えしたりしちゃいます。
贔屓ではありません。決められたカリキュラムは全力でお伝えしますが、技術は受け身では上達しません。自分から学ぼう!もっと講師から引き出そう!という意識も大事なのだと、生徒様にはお伝えしているつもりです。
こんな記事を書きながら…ふとAtsuを学んでくださる生徒さんは、熱い方が多いな~とシミジミ。真面目で、一生懸命で、自分がお客様にお役に立てることを真剣に考えている方ばかり。私もその想いに頑張って応えたい!改めてそう思うのでした。
私は生徒様に恵まれているのが自慢なんです(笑)
そして、プロフェッショナルなセラピストを目指したい方、技術だけでなく、生き方、所作、立ち居振る舞いも学びたい方。是非AtsuStudioJapanでお待ちしております。(ただし、予習復習練習は必須です(^^)/)。
今日も笑顔で口角アップの一日を。
AtsuStudioJapan関口智子
あっという間に2018年も4月。奈良でのアドバンス講座も試験を残すのみで無事終了し、その後、すぐバリ島に技術講習へ行き、戻ってから技術講座やサロン体験…と、毎日が慌ただしく過ぎています。有難いことです。ブログでシェアさせて頂きたいこと、忘備録で残したいこと、沢山あるのですが、まずは今日の出来事を熱い想いのうちにシェアさせてください。
今日は敬愛する、臨床心理学の今野義孝先生の講演会に行ってきました。今野先生、今年3月で退任された文教大学の名誉教授になられました。素晴らしい~。
その文教大学の講堂(100名規模収容)には、老若男女たくさんの方がご参加され満席状態。しかも今回の講演会は無料という…、今野先生、文教大学さん、本当に太っ腹…。
講演会の前に、今野先生のご紹介がありました。文教大学は臨床心理学でも注目されている大学で、その世界の大家といわれる方が何名か在籍されておられるそうです。
今野先生はその中のお一人で…と。本当に業界ではお偉い方なのです。いつもフレンドリーで垣根が無くて、謙虚な今野先生。改めて素晴らしい先生に師事させて頂いていることに、何とも贅沢な…と感動しつつ、初めて見るスーツ姿にも萌えていた私でした(笑)。(5月18日もお楽しみに!)
さて、今日の講演テーマは、人間の幸福感には「つながり」がとても大切というお話でした。「つながり」というのは、対人間だけではなく、地域というコミュニティや、家族、自然なども含まれます。
誰かと繋がっている、何かと繋がっていることで「自分がなにものであるか」を実感できる、つまり、自分の存在意義、「ここにいる」ことを証明しているのかもしれないな…とお話を聞いていて思ったのでした。
ここで感じた事は、何かとつながるためには、自身が、自分の「心」と「体」のつながりを感じていることが、前提なのではと思います。
□自分の心が今何を感じているのか
□今、生きている実感があるか
□体は何を求めているのか(食欲は体が求めているのか、頭が求めているのか)
□体の疲れや痛みに耳を傾けているか
□本当は望まない行動や言動をしていないか
□心のままに、感情表現ができているか
現代では、外から入ってくる情報も多いので、どうしても意識が外に向きがちです。そして心と体が不一致の状態になり、体調を崩したり、でも崩していることすら気づかず、病気に進行してしまったり…。
今野先生のテキストには「つながりの対象・相手」が記載されていましたが、まず一番最初に書かれていたのが「自分」でした。「自分とつながる」というと、意味が難しかったり、わけが分からないという方もいるかもしれません。私はこう考えます。「自分が心地よいと感じる」「自分に嘘のない爽やかな気持ち」「体が軽く喜んでいる」、そう思える時は、きっと「自分とつながっている」のではないかと。
自分の話ですが…、20代の時の自分を振り返ると、「誰かと深くつながるのは怖いし、面倒、でも寂しいし、認めてほしい」という何だか支離滅裂な心の在り方だったような気がします。
自分と向き合うよりも、誰かが自分を見出してくれるのでは、救ってくれるのではと、いつも外に意識が向いていたようです、今思えば。
つまり自分探しのゴールは外にあると思っていたんです。
でも、自分の在り方は、まず自分が決めねばならないのですね。生きる事は、選択の連続です。仕事も人間関係も「自分がどう在りたいのか」というベースが「選ぶ」基準にもなるのに、常に「誰かがこう言ったから、あの人が勧めたから、世の中はこうだから」という他者の基準で行動していたら、自分の人生を生きているとは言えないことに、30代になってから気づきました。
自分とつながる
昔の自分には理解のできない言葉だったかもしれません。自分の身体、そして想いを大切にしはじめたら、いつの間にか大好きな仕事に巡り合え、大好きな人たちにたくさん出会えました。
要するに、自分と繋がっていなかったときは、自分を顧みることもなく、全く認めていなかったのです。自分に優しくないし、自分を慈しんでないし、誰かに認めてほしいくせに、自己否定して自分にダメ出しばかりしてた。これじゃ、誰も認めてくれるわけないですね(笑)。
今野先生は70歳を迎えられました、シニア研究会の方々も近い年齢の方も沢山おられます。
でもお写真見てください。みなさん、とっても若々しくて素敵な方ばかり。
今野先生の元で、心理学を学んでおられますが、心理学は自分と向き合う学問でもあると思います。つまり自分とつながる学問でもあると私は思っています。心理学を学び、日常生活で、呼吸法や瞑想をして体と向き合い、今感じていること、思っていることを内省する。
セラピストはお客様と物理的にダイレクトにつながるお仕事です。
それこそ、触れる、タッチの力により「自分の存在意義」や「今ここ」を実感できるリラクゼーションを超えた「魂の癒し」の時間にもなる、大げさではなく、とても神聖な時間だと毎回思って施術をしています。その神聖な時間に自分の心と体が安定していること、とても大事なのですね。だからこそ「我を整える」=「自分とつながる」ことを日々行うことがセラピストにとっては訓練のひとつだと、生徒様にお伝えしています。
今日も貴重な学びの時間を頂きました。
こうして色々な学びが出来る事、本当にありがたいですね!
そして最後までお読みくださったことに、心より感謝いたします。
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan
関口智子
当スクールではレッスンモデルさんを随時募集しております。ジャパニーズオイルセラピーAtsu🄬に興味があるけれど、どんなものなんだろう?と、スクール受講をご検討下さる方も、ちょっと興味のある方も、様々な方がお見えになります。
技術を習得するスクールは「感覚」と「価値観」の一致が大事だと私は思っています。レッスンモデルとして、そのスクールの技術を「肌」で感じて、「自分がこれをやりたい!」と思えることが大事なのです。
受けてみて「イメージと違った…」というのもあるでしょう。
価値観は人それぞれなので、残念ながらご縁がつながらないこともあります。でも、妥協することなく「大好きな施術」が見つけられたら…、自分が心から愛せる施術を習得するという目標が、練習への励みになり、頑張る原動力になると思うのです。
まずはレッスンを直接頂ければ幸いです。
●レッスンモデルへの応募方法
レッスンモデル募集のページから日程の合う日を選びお申込下さい。
●当日のご案内をお送りします
スクールより当日詳細をご連絡致します。
●当日の流れ
① 受講生さんへの体感デモをご見学
講師の施術をご見学頂けます
② モデルさんへの体感デモを行います
講師がお手本の技術をモデルさんへ施術します
③ 受講生さんの練習モデルとしてアドバイスお願いします
講師の施術との違いなどアドバイスを伺っています
(ご自分の感じたこと、思ったことで大丈夫です)
●持ち物は特に必要ございませんが、着脱しやすい服装や、お洗濯ができるものをお勧めします。
(紙ショーツや施術後のオイル拭き取り用のホットタオルをご用意しております)
●簡単なカルテと問診票をご用意しております
モデルとして施術を受けていただく際に、既往症や注意事項の確認をお願いしております。
妊娠中やオイルトリートメントを医師から止められている場合はお受け致しかねます。
●使用しているオイルについて
当スクールではヒノキ精油入りのライスブラン(米ぬか)オイルを使用しております。ライスブランオイルは敏感肌の方にも優しいオイルではございますが、万が一、アレルギー等がございましたらオイルのご持参をお願いする場合がございます。
●当日スクールのご質問等がある場合
レッスンモデルさんは、レッスン中の数時間でお願いするため、終了時間がご一緒ではありません。そのため、レッスンについてのご質問等がある際は、別途お時間をご用意いたしますのでお気軽にお申し付けください。(開始前や休憩中30分間など)
●ご質問は後日でも承ります
Atsuへの質問やスクールへのお問合せ等、お気軽にご質問くださいませ。
先日、京都のレンタルサイクルとレンタルスペースオーナーの亀岡さんにお会いしてきました。亀岡さんとはもう5年以上前にレンタルスペースをお借りしたご縁で、その時以来。でもずっと印象に残っている方で、またお会いしたいなと思っていたんです。
懐かしい写真を引っ張り出してきました。
2013年の秋に講師養成講座で2Fのレンタルスペースをお借りしました。この時に参加して下さった皆さん、現在も沢山の生徒様に慕われるご活躍の方ばかりです♪
昨日、亀岡さんがこの集合写真の時、私が亀岡さんを必要以上に避けて苦笑いしていた、と仰るので確かめてみました(笑)。
そんなつもりはありませんでしたが、そう言われるとそうなのかな…(笑)、嘘です。たまたまです。
さて、パッシオーネ(亀岡さんのお店)をお借りして、感動したことがあったんです。細やかなおもてなしの備品やPOPはもちろんなのですが…、特にお~と思ったのが、隅々まで掃除されていた事だったんです。
掃除されているのは当たり前だと思うかもしれません。しかし、私自身、お店のインテリアやおもてなしの小物で感動する事はあっても、行き届いた掃除に感動するという事はあまりなかったかも…改めて思いました。何より気付かないかもです。
私自身、お店やお客様をお迎えする際は、掃除は「清潔、キレイ」するに加え、「磨く」という意識が必要だと考えています。特に、光るところ。「鏡」「ガラス」「水回りの銀色の部分」「ドアノブ」などなど。磨く事は「光を集める」でもあり、時に人は光に集まります。店内が輝いている事で、良い気が巡り、心地よい空間にもなると考えています。
パッシオーネさんは店内がキラキラしているように感じたのですね。お店を、そして人を大切にされているんだな~と感動したのを、今でも覚えています。
そして更に感動したのが、ホワイトボード。
講師として様々な会場でホワイトボードをお借りしますが、とにかくピカピカ!輝くホワイトボードは初めて見たかも!でした(笑)。
なぜそこまで?という感じですが、ホワイトボードって素材によってはインクが落ちにくいんです。一生懸命水拭きしても、インクのカスや、うっすら書いた跡が残ったり…。
パッシオーネさんのホワイトボードは書く面だけでなく、ペンを置くところもピカピカ。すごい~!と一人マニアックな所に感動してたんですね(笑)。
それをお伝えしたら亀岡さん
「以前、ある方に『人はそれぞれ見るところが違うから、隅々まで掃除するように』とアドバイスをもらった」と仰っていました。
確かに仰る通り、人の視点は全く違います。どの部分を見られても良いように色々な人の目線で掃除をすることが大事なんですよね。
でも言われてもなかなか出来ない事も多いです。それを実践されている、そして物言わぬモノたちから、それが感じられるほどの丁寧な掃除っぷりに、本当にすごい人だな!と感動したんです。
私自身、独立開業する前に勤めていた会社では、社員が教室やサロンを掃除する事になっていました。その当時、業界では飛ぶ鳥を落すほど勢いのある会社でしたので、お勤めしている方も非常に意識の高い方ばかり。(細やかに気付く)。
掃除も、誰に指示される訳でも無く、自分から掃除場所を見つけて、テキパキテキパキと【磨いて】おられました。
入社したばかりの頃は、そんな先輩方を眩しく憧れの目で見ていましたが、同じように仕事が出来なければ叱咤激励の嵐(笑)。先輩と同じように動けるようになるためには…と考えた私は、まず掃除の仕方を真似する事にしました。
掃除の仕方って本当に十人十色。取り掛かる順番も違えば、見ている視点も全然違う。
その時思った事。「掃除は気付きや想像力」が必要である事。そして「ま、いっか」と思わない「妥協しない心」が前提なのだと。気付くから、その場所の汚れが目に入るわけですし、ここを見るお客様がいる、とか、見てどう思うかというお客様の気持ちへの想像力が必要です。
ま、いっかと思う気持ちは「本当はやったほうがいいと分かっている自分、もしくは気付いている事を見て見ぬふりしている自分」につながり、その小さな積み重ねが自信を失っていく事に(大げさかもしれませんが)もなるのでは…?と思い至りました。
たかが掃除、ですが、されど掃除。
本当に奥が深いな~と今でも感じています。
昔考えていたそんなことを、5年ぶりに伺った亀岡さんのピカピカのお店を見て改めて初心を思い出しました。
お話は会社時代の頃に戻りますが、先輩の掃除の仕方を毎日見るようにしていた私、仕事の仕方や技術習得の在り方がどんどん変わってきたのを実感しました。「仕事は与えられるものではなく、自分から見つけるもの、作るもの」「技術は教えられるものではなく、気づくもの、自分で掴むもの」。
もちろん仕事も技術も最初の取り掛かり方やルール、基礎などを学ぶ必要があります。でも基礎以上は、自分の創造力や行動の在り方、仕方で習得する内容が大きく変わる気がします。だからこそ、受け身ではなく自ら得る姿勢が大事だと感じたのです。そんな意識に変わったら、学ぶ事、仕事する事が本当に楽しくて楽しくて。。
それまでは、教えてもらって当たり前、言われなければやらない、という人生を過ごしていた私には、大事な仕事も任されたことが無かったですし、プラスアルファーの学びを得た事も無かった気がします。今考えると当たり前ですよね。こんな人には私も心配で何も任せられません…><。
ですが、自らコツコツと動くことによって、新しい部門の担当をさせてもらったり、最終的には部の長という仕事も任せて頂けました。これも掃除の仕方をきっかけとした「視点」が変わったからだと今でも思っています。
何千人ものセラピストさんの育成に携わってきて、「自ら得るもの」として行動する生徒さんは、やっぱり伸び方が違います。どんどん質問や感想を伝えてくれる人もそうです。質問というのは、インプットしたものを整理しないと出てこないものなのですね。私はレッスン中に、何度も何度も生徒さんに「質問はありませんか?」「どう思いましたか?」「何か気付きましたか?」と聞きます。
それは、その方のレッスンへの姿勢も同時に見ているのです。
でもこれも訓練が必要。
思考の整理は、日常生活から行っていないと急には出来ないのです。なので、何度も尋ねる事で、考える訓練をしてもらっています。どんどんレッスンが進むにつれて、皆さん質問や気付きも増えてくる様子が私もやりがいの一つになってます。
今、出張先の沖縄で、やっとこの文章をまとめ終わりました。
戻ったら掃除しよう!決意してます(笑)。
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan
関口智子
先月、奈良でAtsuベーシック短期集中講座を終え、そのまま2名の生徒様がAtsuアドバンスコースへと突入しました。アドバンスではベーシックで学んだ基本固め、そしてお客様一人一人の体調、体質の合わせた施術の組立ができるパーソナルセラピストを目指し、更なる技術、カウンセリングスキルを学びます。
当スクールの生徒様は、ほとんどが個人開業を目指す方ばかり。ご自宅で開業されたり、賃貸でサロンを借りたりと場所は様々ですがプライベートサロンセラピストになりたい方が門をスクールの門を叩いてくださいます。
私はこの仕事に関わってから今年で18年目になります。私が知っている限りでも、リラクゼーションの定義が潮の流れのようにどんどん変わり、またリラクゼーションセラピストさん達も、自分たちが何が出来るのか、何を必要とされるのかを模索している状況が続いているような気がします(個人的見解です)。
私もその一人でしたが、昨年、山口創先生や今野義孝先生にお会いして、「身体の感覚を整えることが自分らしさや健やかに生きる事」なのだと改めて確信しました。
感覚というのは五感を表しており、視覚、嗅覚、聴覚という間接的に感じる物から、味覚、触覚と直接的に感じるものがあります。
自ら能動的に感じる事が日常では大半ですが、その感覚が様々な要因(例えばストレスや緊張、思考に偏りがちな状態)で鈍くなったり、自分では感じられなくなってしまった際には、「受動的に感覚を呼び起こす」という事も出来るのですね。
お体に直接触れる仕事は、「本来の自分に戻るお手伝い」であり、身体の疲れを癒すだけではなく、精神や魂さえにも響く、とても尊い仕事だと今更ながら、その社会的意義や必要性を強く感じています。
しかし、触れられるには「慈愛の心が大切」と前述の先生方は仰います。私もその通りだと思っています。慈愛が伝わると触れられた人は「相手に心から大切にされている」つまり自身の存在意義を感じられ安心するそうです。
「手から伝わる愛情」という言葉がありますが、ただ触れるだけでは伝わらない事もありますね。触れられた時の手の柔らかさや、手の置き方、圧のかかり方、スピード、呼吸など、またそれに伴う優しい言葉や眼差し、触れられた相手が自己愛を自分で感じられる為の所作があると私は考えています。
『気持ちをこめて触ればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、プロはいつでも同じ事ができる、安定したスキルが必要です。その為には細やかなトレーニングが必要だとレッスンでは、この部分を基本として何度もお伝えしています。
Atsuのスクールは「プロセラピストとしての感覚を磨く」事を第一に考えています。その為、座学や技術の手順は予め予習して頂き、感覚に集中できる状態で臨んで頂きたいと生徒様方にはお伝えしています。手順などを頭で追っている状態で触れていたら、とてもじゃないですが、慈愛の心を持って触れる…なんて、ヤッパリできないんです。
練習ではあっても、モデルさんは生身の人間。
相手を心から大切にしない練習の積み重ねは、心を癒すという目的にたどり着くまでにかなり遠回りになると、私自身の経験から思うのです。相手を心から思って触れていると、自然も手が柔らかくなるし、目的意識も高まり、インスピレーションも湧きあがってきます。自然とスタンスも整ってくるんです(理論を知っておくと更に良いと思います)。
実際のレッスンでしかできない事。
繰り返しになりますが、やっぱり感覚を知る事、養う事だと私は思うのです。
更に、お客様がより良い日常生活を送れるように…とお客様のパーソナルセラピストを目指して、Atsuでは3つの柱をカウンセリングの基本としています。
① 姿勢からみる筋肉の凝り、ゆるみ
② 東洋医学の気血水からみる自律神経の状態
③生活習慣からみる①②の原因
人は一日の中でも心や体の状態が変化します。その時、その場に合った施術を『心を込めて』組み立てる為に、この3つをベースラインとしています。
治療家ではありませんが、心を込めて触れる為には、その前に「お客様を知りたいと思う心」が大切だと私は考えます。
『長いカウンセリングは苦手』
『すぐに施術してもらいたい』などお客様の様々な要望もあるでしょう。
お客様にカウンセリングの重要性や想いをしっかり伝えた上で、しかし押し付けは出来ませんので、お客様のその日の表情、態度、様子やベッドに横になってから判断できる学びなどもお伝えしています。
目的は「その人にあったベストな施術を心を込めてご提供できるセラピストになる事」。色々な観点から臨機応変に対応できるセラピスト養成もスクールでは目指しています。
2月から始まり、3月末には終了する予定の奈良アドバンス講座。あっという間に次回は後半です。ベーシック(基礎)のおさらいをしながら、なかなか思うように動かない身体にジレンマを感じたり、着実に成長している自分を感じたりと、色々な意味で向き合う時間を生徒さん方は過ごしているようです。
学びというものは、「未知の領域」にチャレンジしていくものです。今まで感じたことの無い思いや感情、感覚、これもやっぱり「感じる」という事なのですね。快も不快もあるがままに感じていく事が「マインドフルネス」な施術につながると考えています。Atsuの目指す「禅」の世界観をお客様と共有できるセラピストになって頂くためには必要なプロセス。必要以上に励ます事もなくただ見守っています。
奈良でのAtsuセラピストさんの誕生を是非楽しみにして下さいませ。
どうぞよろしくお願い致します!
奈良県葛城市 冷え取り専門店 Smile 坂本伊代さんのブログ
三重県伊勢市プライベートサロンsalut あゆみさんのブログ
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan
関口智子
イベントのご報告はFacebookでもさせて頂いているので、ここに至るまでの裏話をブログではご紹介します♪
先週の土日、フジハウジング様の古民家再生プロジェクトの一環、古民家リノベーション住宅の完成イベントのコーディネートをさせて頂きました。
建坪50坪もある広々とした古民家は、杉板がふんだんに使われたお洒落で素敵な空間に大変身していました(改築前に拝見しておりましたので)。この住宅にはもう一つ「好きな仕事ができる家」という意図があります。
広々とした土間や広間ではヨガやピラティス教室、オープンキッチンではお料理教室、トイレはバスがすぐそばにある離れでは、リラクゼーションやエステサロンを…。どこもかしこも日当たりが良く、防風林に囲まれて緑がいっぱい。カフェも出来そうです。
そんな素敵な夢が広がる住宅で、講座やセミナーの風景を想像して頂けたら楽しいんじゃないかな~と、フジハウジングさまよりご相談頂き、ミニ講座イベントを提案しました。
コンセプトから、あえて違う業種のセミナーを組んだ方が色々なお客様にお越し頂けるのでは…と、沢山おられる素晴らしい先生方を思い浮かべ、悩みつつも、3名の方にお声がけさせて頂きました。
今回、このお三方にお願いしたのは理由があります。
ご自身の仕事にとても誇りを持っておられ、その熱意や想いを熱く語る様子を直接伺ったり、ブログやSNSで拝見していました。。そしてその理念に比例するクオリティの高い技術や作品に私自身も惚れ込んでいるからです。
この古民家再生プロジェクトを手がけられたフジハウジング様の、想いや理念も本当に素晴らしいんです。店舗というまでではなくても、家で仕事が出来るデザインに「あえて」しているのは、「家で仕事をする=家業」を持つことで年齢を重ねても、大好きな家で大好きな仕事が出来る人生を過ごすことができるのでは、と考えておられるのですね。
そんな素晴らしい想いの詰まった住宅でのイベント、同じように熱い思いをもった講師の方をご紹介させて頂きたいな、と思ったのです。
お話を頂いたのはタイジャパンエキスポに行く数日前。まだ曖昧だったイベント内容にも関わらず、皆さん快くお受け下さり本当に嬉しかったです。企画立案から開催日まであまり日数もなく、お断りされても仕方ない…と思っていたので、そのお気持ちに感謝し、そしてさすがプロ!と感動でした。
皆さんとタイからイベント内容についての連絡を取り合ったり、イベント内容をメールで送ってくださったり、お忙しい中尽力くださいました!この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ご案内がギリギリになってしまったこともあり、一般の方のご来場は少なかったものの、Atsuの生徒様がお越し下さったり、フジハウジング様の関係者の方も多くご参加くださり和気あいあいとした時間を過ごすことが出来ました(*^-^*)。ご来場の皆様ありがとうございます><。
結果としてにぎわいはあったものの、やはり一般の方にもっとたくさん来場いただきたかったな~というのが本音です。これは完全な告知不足。コーディネートさせて頂いた時点で安心してしまい、私自身もっと積極的にご案内すべきでした。ここは大いなる反省点……><。
「立地が悪いから人が集まらなかったのかな…」というお声もありましたが、古民家リノベーションに興味のある方は沢山おられると思いますし、自宅でサロンをしたいという女性も未だ増え続けています。
今回の場所は、駅から4キロ離れた場所で、確かに都心からは若干離れています。が、逆を見れば都心まで一本の路線で行けますし、駅から車で10分、近くにコンビニや学校、大きなショッピングモールもあり、広々とした土地に天気の良い日は富士山や連なる山々も見えてとても気持ちが良い場所です。何より静か。(お隣ではニワトリがのどかに鳴いてます)
古民家リノベーションという素敵な空間で、クオリティの高いサービスであれば必ず人は集まると確信しました。が、実は「こだわり」商売するには覚悟がいります。
なぜならば「こだわり」は万人受けするものではありません。「こだわり」に共感してくださる方は必ずいます。ただ万人ではないがために、その方々に届くまでにはコツコツと発信し続け、更に「共感」という想いに至るまでに更に、発信し続けることが必要だからです。つまり時間がかかります。
今回、イベントにお越しいただいた方々は、古民家住宅を、目を輝かせて隅々までご覧になられてました。体験レッスンも「参加してよかった!」と心から喜んでくださったのを感じました。
そう、お越し頂ければ、見て頂ければ、体験してもらえれば、必ずその良さは伝わると確信していました。が、そう簡単ではないのが商売というものです。分かっていたのに告知不足…、が、ご縁のある方にお越し頂けたのだと思います(*^-^*)。
2日間で改めて勉強させて頂きました、そして更に想いを強くしたこと。
【理念と熱い思いを持っている人は、簡単には折れません。そして信じています「必ず必要な人に届く」と】
2日目の私の「自宅サロン作り講座」では、そんな事も交えながらお話させて頂きました。
フジハウジング様、本当にありがとうございました!
今回のイベントは、2月の中旬という事もあり、外は寒かったのですが、木のぬくもりのせいか広々とした空間でもとても暖かく過ごすことが出来ました。2日目の午前中、日当たりの良い縁側でAguraAtsuもご体験頂いたのですが、私もポカポカしてきて気持ちよかったです♪
【AguraAtsuのご感想頂きました】
アグラの姿勢で受けるセラピーは、うつ伏せで受ける感覚とはまるで別物のように感じました。何というか、身体で感じるというよりは、身体と心の奥の方にも響く感じがあるというか、私はそんな心地良さを体験させて頂きました。ありがとうございました。(30代女性)
禅の世界へいざなう、呼吸法と圧を組み合わせたAguraAtsu。古くから伝わるお宅での施術は、私にとっても大変感動的な体験になりました。アシスタントで来てくれたmoaniのたけいみきさんもありがとうございます!(越谷の人気サロンAtsuオーナーさんです)
こちらの住宅にどんな方が住まわれるのかな…。
もしおうちサロンをされたら、来てみたいな…、なんて後ろ髪惹かれながら、イベントは無事終了しました。素敵なご縁に心より感謝を込めて。
▶住宅情報
埼玉県加須市北平野
お問い合わせは(株)フジハウジング様へ
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan
関口智子
毎回、参加を楽しみにしている今野義孝先生主催のシニア研究会。心理学を軸に今野先生のお話を伺ったり、参加者の方とディスカッションしたりと、とても有意義な時間を過ごさせて頂いてます。忘備録としてシェアさせてください。
今回は「愛着障害」や「離人症」について学びました。いずれにしても幼少期の体験や愛情の起源となる経験の不足が原因のひとつとされています。
では、その「経験」とは何か。
優しい声掛けや眼差し、温かい温度、そして優しく触れられるという、肌、そして体を通しての体験を差します。身体から得られる経験が、心の安定、安心、信頼できる心を育むのですね。
愛着障害のまま大人になる事で、満たされない想いや気持ちが満足するまで物事に執着してしまう、それが行き過ぎると摂食障害、過食、ワーカーホリック、ストーカーやDVへの誘発につながることも。(あくまでも例です)
今野先生は「人間は愛が必要」だと仰います。
愛はお互いを認め、信頼し、自分の自己価値を認識させるもの。
赤ちゃんが無条件に可愛いのは、愛を与えてもらうためなのですね。
幼少期の触れ合いの大切さを、毎回痛感しています。
しかし!不足したまま大人になってしまった人はどうするのか。
人間色々な事情があります。そして過去には戻れません。
前述で障害という言葉を使いましたが、本人が気づいていないケースも多々あるそうです。しかし私自身の経験を振り返ってみても、大なり小なり皆様々な想いを抱えているのではないかな、辛い想いを経験したり、自分ではどうにもならない想いを持て余してしまうこともあるのではないかな、と思ったりします。
子供のころに、無条件に安心感を与えられなかったことで、自分は「あるがままの存在でOK」なのではなく、「何かをしなければ認めてもらえない存在」なのではと不安になる、その不安を打ち消すように、勉強や、仕事に没頭したり、やらなければ!という強迫観念にかられたり。でも自分の満足基準が分からない、人から褒められるまでやる、でも褒められてもやり続ける…。そしてやりすぎて燃え尽きる…みたいな。
今回の学びで逆に私は思いました。満たされるまで執着する、つまり「やり続ける」というのはすごいエネルギーでもあると思うのです。そのエネルギーを向ける方向性を変えれば、逆に人を助ける研究が発明されたり、芸術が生み出されたりするのではないかと。
そのエネルギーをプラスの方向に導くためには、どうしたらよいのか…。良き出会いや良き学びが必要だな~と。。しかし、良きご縁に出会っても余裕が無かったり、気づける視野が狭かったらそのチャンスはつかめないんですよね。
今野先生は仰います。『心と身体が心地よいと感じる体験を持つこと。』マインドフルネス(呼吸法や瞑想)を日常に取り入れ、肌に心地よさ(温かさを感じるリネンや服、布団など)を感じさせ、心地よい人たちとお付き合いをする。
身体と心は繋がっています。
身体が心地よいと感じることは、心も心地よいと感じ、それがいつしか安心、安定に置き換わっていくのです。
心が安らかであれば、余裕も生まれるんですよね。
良きご縁に今は巡り合えなくても、自分で出来ることもあるんですね。
だから日ごろから質の良いものを取り入れるのって大事なんだな…改めて思います。(特に質感)
何かに没頭したり執着する、という事は悪いことばかりではありません。そんなエネルギーは持ちたくても持てない人もいます。心が心地よい状態で、そのエネルギーを使えれば、世界はもっと幸せになる、理想かもしれませんが、そう思うのです。
そして私達セラピスト(ボディワーカー)の出来る事。
リラクゼーションはリラックスだけではなく、ヒーリング(癒し)でもあります。
優しく触れる、呼吸を合わせる、温かい手で包む、緊張していた身体がだんだん緩まってくる事で、自分本来の感覚「らしさ」を取り戻す。
前述しました質感の良いものに触れられること、触れる事が大事だと。
「質の良い」セラピストの手、触れ方をプロとして徹底して意識すること。
肩こり、腰痛、不定愁訴の改善も大事ですが、その改善は「自分本来の感覚」を取り戻すところからなのだと、今野先生から学び、触れるセラピストの役割をもう一度深く考えるようになりました。触れられる事で心が安定して、初めて不定愁訴は改善される、そう思うからです。
心理学の学びは、お客さんとコミュニケーションをとるための学びだと、私は思っていました。こんなに、触れることに直結しているとは…、私もまた良き師とのご縁を今、頂けた事に改めて感謝をしています。
ジャパニーズオイルセラピーAtsuでは、触れる質を高めていきたい。
心と体が直結するセラピーを目指していきます。
AtsuStudioJapan
関口智子
先日、骨格模型をメンテナンスに出しました。この骨格模型は脊柱や肩甲骨、骨盤の向きなどが変えられるので、スタンス理論講座で体の使い方を説明するのに大活躍中。メンテナンス先から早々に問題なしとご連絡を頂きホッとしています。
2018年に入ってから、色々な想いや感情と向き合う時間を過ごしています。寒いので、余計思考の方に意識が向くのかもしれません。時には素直にアウトプットしてみようかなと思います。
先日、あるお寺でおみくじを引いたらこんな風に書かれていました。「何事も願えば一度は願いが叶います、しかし欲張って次へ手を伸ばしてもそれは難しい」。
私のモットーは「言うだけはタダ、とにかく口に出してみる」という事。その願いにはマイルールがあり、「皆が幸せになるための」という事が必ず前提であるように心がけています。
そのために、やれること、できること、恐れずにチャレンジして行こう、一度しかない人生と時間だから、と常に考えています。なので色々トライしたり、お願いしている案件がいくつかあったのですが、今年に入ってスピードダウンしたり、中止になり、予定が大きく変更になることも。
おみくじも引いた後の事だったので、すごい!当たってる~!と思うとともに、あれもこれもと、欲張ってしまったのかな~なんて、シュンとなってしまいました。
そして、すぐ自分の想いを分析したがる私。
「なんでそんなに悔しいの?」
正直、自分でもびっくりしたんです。
今までなら、「それもタイミングだよね~」とすんなり受け入れているところですが、今回はグズグズ悔しかった。色々なことが重なったというのもあるのかな。
深く内省…。
案件が進まなかったり、中止になったという事は、自分に魅力が無かったり、進めたいと思えるほどの私ではなかったんだ…、と自分の小ささを痛感してしまったようです。「皆の幸せになるために」がモットーなので、これが出来たらセラピストさんのもっとお役に立てるかも!業界向上のお手伝いになれるかも!!の想いも伝えきれなかった、そう…自分の言葉の足りなさも。そう、一回、大喜びしているだけに(笑)。久しぶりにガツン!です。くぅ~。
そして、ある言葉を思い出しました。
「上手くいったら他人のお陰様、上手く行かないことは自分のせい」
松下幸之助さんの本に出てきた一節です。
仕事は相手のある事なので、上手くいかないと相手のせいにもしがちです。でも、物事は全てタイミングもあります。やるだけやって、お相手からNoが出たり、物事が進まなかったら、それはまた新たな道を模索するチャンスでもあるんですよね。頑張って積み重ねてきたつもりでも、まだまだ伸びしろはあるし、知らない人は知らない。まだまだ精進しろ!という事です。
おみくじには「欲張ってもダメだよ~」とありましたが、やっぱり「常に向上していきたい、よりよいものを探求していきたい」という思いがあります。改めて、もっと勉強しよう、人に頼らず、自分で出来ることは自分で調べることも出来るし、学べる本もある。
む~!沸々とファイターの血?が湧き上がってきました(笑)。
目標を持ちながらも、自分が今出来ること、目の前の事をコツコツと。
そして、「皆が幸せになるために」を忘れずに何が出来るのかを探求していこう。
そういうことなのかな…。
ちょっとネガティブに傾きましたが、ネガティブシンキングになる時間、結構大事だと思っています。
人間、色々考えますよね、それはもうグルグルぐるぐると。
その考える時間が「内省」自分を顧みる時間になるわけですが…。
人間というのは不思議なもので「そこからどうしたいのか?」という希望を求めるように出来てるような気がします。
その時に「こうしたい」「じゃあ、やりたいなら、やればいいんじゃない」というような自問自答が始まり、ここで「やるか、やらないか」という選択肢が生まれ、自分の行動に結びついていくんですよね。一人脳内会議ですね(笑)。色々考えて、やりたいことへの想いが更に強まる。初心を思い出す。
大事な時間だったな~と思います、今、振り返って。
今回も良き学びを頂きました。
そういう事なんでしょう。
そんなことを考えて、ブログを書いていたら、すっかり楽しくなってきました(笑)。
2018年もなかなか面白い1年になりそうです。
セラピスト養成講師、今年18年目!
まだまだ修行が必要です(笑)
頑張るぞー!
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan
関口智子
今日は月に1度のAtsu勉強会、スケジュールの都合で前回から2週間後というタイトなスケジュールだったからなのか、リアルに参加くださったのは2名。今回の勉強会は骨格模型と筋肉スーツで説明したかったので「筋肉スーツの申し子」ともいうべき生徒さんが来てくださり無事に開講できました!ありがたや~。
ジャパニーズオイルセラピーAtsu🄬では、お客様一人一人の体調や体質に合わせて「その時にベストな施術の流れ」を組み立ててご提供する、いわばパーソナルセラピストの養成を目指しています。
そのためにはカウンセリングが欠かせません。そのカウンセリングの3つの柱が【生活習慣(月経周期・睡眠・食事・便通などなど)】【東洋医学の気血水からみる自律神経】そして今回テーマとなった【姿勢の筋肉バランス】です。
Atsuがお客様と共に目指すことは「今日も元気、明日も元気、未来の健康のためのお手伝い」です。自律神経の調整や血流増加を促す施術を行うのですが、なにより一番大事にしたいことは、【ギュギュっと閉まった体がゆるまって自分の感覚を取り戻す】という事なんです。
そのギュギュっと閉まった体、つまり筋肉はなぜそうなってしまったのか…、色々な要因があると思いますが、その一つが姿勢だと考えています。
私自身もそうでしたが、理想的な姿勢って結構誤解されています。ファッション誌のモデルさんのようにカッコよく胸を張る姿。でもこれは服装を綺麗に見せる型のようなもので、実際は筋肉にとても負担をかける姿勢だったりするのです。
人間は中を探っていけば、骨で成り立っています。その骨を立たせたり、座らせたり、動かすために筋肉がついています。骨ってマジマジ見ると、本当に芸術的なんですよね。正中線からほぼほぼシンメトリーで、小さな足で体を支えるための背骨の曲線(湾曲)が本当に美しい。どんな体格の方でも骨の形や並びはあまり変わりはありませんよね。誰もが骨の調和とバランスを秘めて生きているんです(って大げさ?)
家に数体ある骨格模型を眺めながら、「ほんと、よく出来ているな~人間って」、と創造主を称える私、それを主人に不思議そうな顔で見られてますw
少し話が逸れましたが、そもそも筋肉は骨がバランスよく保てる、動けるように付着していますので、骨格のバランスを崩す立ち方や座り方、もしくは歪みのものになるような癖があると、筋肉が引っ張られたり、縮まったり、つまり、体がこわばったり、コリや痛みの原因にもなるのですね。
体を緩めるためには、まずどの筋肉が張っているのか、筋力が低下して血流が下がっているのかを、その方の姿勢から施術前に予測できるようにAtsu女の皆さんと一緒に探求しています。効率よく、即効性のある施術がご提供できるように、何よりお客様が「ゆるまった~、楽になった~」と笑顔になってくださることを想像しながらAtsuのカウンセリングや施術の流れを作っています。(今も探求中です)
冒頭にも書きましたが、不良姿勢から負担が掛かりやすい筋肉の説明をするために、筋肉スーツで説明したい!と、みきさんにスーツ着用をお願いしました(いつも快く引き受けてくださりありがとうございます><)。
写真は動画から抜粋したの画像が荒くてちょっと見づらいですね、ごめんなさい。勉強会には北海道や関西の遠方の生徒さんも参加してくださっているため、Facebookグループ内でライブ配信をしています。(Atsuベーシック卒業生様が対象です)
後ろの方でちょっとばかり不気味に立っている、様に見える、みきさん。骨盤後傾タイプを模写してもらっているのですが、もともと骨盤前傾気味のみきさんは、この姿勢になるまで「あれ、出来ない、骨盤が~」と苦戦しつつ頑張ってこの姿勢を取ってくれました(笑)(決して普段の姿勢ではありませんw)。しかし、慣れない姿勢をしたことで、その後、腰が痛くなってしまったようで…「この姿勢で頑張っている人がすごい」と変なリスペクトをしていました。みきさん、頑張ってくれてありがとう~><。
そして一生懸命動画を取ってくれた江美さん、いつもありがとう~!
プロレス列伝、ようやくお返しできました。長らくありがとう~!
ちなみにこの筋肉スーツはイタリア製のサイクリング用スーツだそうで。素材もお値段もなかなか良いです(笑)。ですが買ってよかったものの一つですね!
ボディの技術スクールさんには是非お勧めの逸品です。
先日のスタンス理論の記事でも【息】の質を上げる事の大切さを書きましたが、息と同じ、日常、無意識になりがちな姿勢も意識したい事の一つです。
私自身、自分の姿勢に意識すら向けていなかったその昔、首、肩や肩甲骨の痛み、腰痛、むくみ、冷えと不定愁訴のオンパレードでした。限界が来ると頭痛がきて、風邪を引いて寝込むという…。
今、姿勢の意識を日常からすることで、あんなに辛かった痛みが無くなったんです。首を後ろに倒すことができませんでした、痛くて。でも、きちんと最後まで倒すことができます、今では。
身体は心をしまっておく大切な入れ物です。そのバランスが崩れる、つまり姿勢が崩れてしまうと心の乱れにつながったり、不調につながるのは最もだな~と思うのです。
Atsuは姿勢矯正の施術では無く、筋肉のバランスを見るために姿勢の学びをするのです、が!姿勢が整うと、日常生活がもっと楽しくなる、楽になると思うので、セルフメンテナンスのアドバイスもお客様にさせて頂ければと思っています。
それにしても自分の体の事なのに、姿勢について学ぶまで知らなかったことばかり。
本を読めば読むほど、その面白さにはまってます。なので今回の勉強会でも何をお伝えしたら良いかギリギリまで悩んでました。本当に情報が膨大で。分かりやすく、そしてお客様にもお伝えしやすく…、今回の勉強会、Atsu女の皆さん、皆さんどうだったかな…(*^-^*)。
学びに終わりはありません…、が、1年間通じて開催させて頂いたこの勉強会も次回の3月で終了です。次回は実際にカルテで生徒様方にお互いにカウンセリングをしあっていただこうと思っています。皆さん、是非最終回はふるってご参加くださいね~!
1年を振り返って、カウンセリングの接遇や生理学、東洋医学、生活習慣学、姿勢学をお伝えしてきました。もっとあれを伝えたい、これも伝えたい、という思いがまだまだ湧いています。今回の至らない点を次回への改善点として、今年4月からまた新たにAtsu勉強会がスタートさせます。
対象はAtsuベーシックを受講する、もしくは受講予定の方(申込済みの方)です。2018年度のAtsu勉強会は経営学や集客、ブランディングについてもお伝えできたらいいなと思っています。(まだ予定ですが)。ぼちぼち2018年度のお申込も頂いています。Atsu女の皆さん、また学びを一緒に深めてまいりましょうね!楽しみにしています。
今日はスタンス理論講座の応用編を埼玉で行いました。骨格から体の使い方をみっちり学ぶ基礎編とは違い、応用編はセラピストマインド的なお話が多くなります。なぜなら、「触れる」ことは「セラピストの感覚」的なものに大きく作用され、感覚は意識やイメージによっても表現の仕方が変わるからです。
レッスンの際に、常々「お客様に丁寧に触れましょう」とずっと繰り返しお伝えしてきました。それは何度も何度も。ですが何度お伝えしてもなかなか伝わらない…なんでなんだろう…、伝え方に問題があるのかな…と考える時があり、ふと気づいたことがあります。だいぶ前の事です。
相手に「丁寧に触れる」前に、セラピスト自身が「丁寧に触れられている」経験を積んでいるか?という事。
セラピストは感覚や感性の仕事です。感性を表現するには、そのイメージが自分の中にあること…、そしてイメージを持つには、自分が「そのもの」を経験(体感)していることが必要だと考えています
(中には、体験していなくて持って生まれた感性で表現できる人もいます、それは人は天才という…。)
【丁寧に触れられる体験】は人に求めるものばかりではありません。まずは自分が自分の体に対して優しく丁寧に触れる、という事もできるのですね。
私はそれに気づいたとき、自分の生活を見直しました。例えば、日常の中で歯磨きをするときに、気づいたら歯ぐきから血が出ていたり、虫に刺されて痒いのが我慢できず、皮膚が破れて血まみれになるまで掻いてしまったり。あらら、自分の体に対して丁寧に触れていないな…と愕然としました。
または、気づかないうちに足などに、痣があったり。いつの間にか、どこかにぶつかっている…、こんな経験はありませんか?痣ができる位なので、きっとぶつけた時は「痛い!」と体は感じたはず。でも、思考に気を取られていたり、体の感覚が鈍くなっていたりして、痛みに気づかなかったのかもしれません。
それがセラピストのタッチと何の関係があるの?と思うかもしれませんが、オオアリなんです。
知らずどこかにぶつかって歩いているという事は、自分のパーソナルスペースの認識が曖昧になっているかもしれないんです…。という事は、ですよ。施術中、気づかないうちにお客様の足や腕にコツコツぶつかっていたり、デコルテ施術の際に、お客様のおでこに胸を乗せてしまっていたり、悪気は無いのにお客様の不快になる行動を取ってしまっている…かもしれないんです。
パソコンのキーボードを叩くときも、必要以上に強打していたら指が痛くなります。シャンプーの時もガシガシと爪を立てて洗っていたら頭皮が傷つきます。これ全部、昔の私の事。全然、自分の事、大事にできていなかったな~って思います。
AtsuStudioJapanでは丁寧に触れることを徹底して学びます。時には厳しく。ですが、卒業生さんがこんな報告をしてくれると、「やっぱりあそこで妥協しなくてよかった」って思うんです。
「~こんなに丁寧に触れられるのは初めて、とても大切に大切にされている感じがして感動しました~、という嬉しいお言葉を頂いたんです!」
「~◎◎さんの手は離れず、ずっとついていてくれるので、安心して受けられる~、って言ってもらえたんです!」
私にとっても嬉しいお客様の声。
卒業後の笑い話として、「今ではお客様から触れ方をほめてもらえるようになったけど、受講中は智子先生に「●●さん、雑です…」と何度言われたことか。」
「でも雑と言われても、その感覚が分からなかったけれど、今なら分かります、感覚って育つもの、本当にそうなんですね!」
分かってくれてありがとう…涙。
私も報われます(笑)
私自身は「丁寧に触れる」というのは【技術の一つ】だと思っています。
いくら言葉で、そして心で「あなたがとても大切です」と思っていても、相手に伝わらなければ一方通行の片思いになってしまいます。。心で思っていることを目に見える部分で、耳に聞こえる部分で表現できる、つまり、ノンバーバル(非言語)で感じて頂けるのがプロなのですね。
触れる、触ることは誰でも出来ることです。
更に、セラピストとしての「触れる(タッチ)の質を上げる」ことで、お客様との安心や信頼につながり、この仕事がもっともっと必要とされていく、そう私は考えています。
ここで言うタッチの質は、所作だけではなく、もちろん「気持ちよい触れ方」「心から感動する触れ方」も含まれます。安定して触れるにはやっぱり、基本的な体の使い方が安定していること、それを改めて今日のスタンス理論応用編で感じました。
何故なら、今日の生徒様方、体軸を意識した体の使い方をマスターするにつれ、モデルさんから「気持ちいい~!」「すごい上手!」という声がどんどん上がってきたんです。本来持つ、自分の自然な体の使い方を意識することで、触れる(タッチ)の質がグッと上がったのですね。(もちろん生徒さんの頑張りもあります)。
相手が気持ちよいと感じるタッチは、セラピスト自身も気持ちよいんです。お互いに心地よく感じる事で、オキシトシンも放出され信頼関係も増し、本当に良いことずくめ。スタンス理論の応用編は「タッチの質向上編」という名前にしようかと思ったくらいでした(笑
私自身も「触れる質」を上げること。
2018年の大きなテーマになりそうです。
更に研究して、自分自身の質も更に上げていきたい、そう思っています。
スタンス理論講座でご一緒に探求しましょう!
お待ちしております♪
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan
関口智子
今、インフルエンザが巷で猛威を振るっています。セラピストさんも体調を崩したり、ご本人は大丈夫でもご家族が体調を崩したりと、気を抜けない毎日だと思いいます。万が一、体調不良になってしまった時の情報発信について個人的な思いをつづります。
私達は体が資本です。お休みしたら、変わりはいませんし、お客様にご迷惑が掛かり、収入もストップします。
人間なので体調を崩すこともあります。
体調を崩すことで、その体や心の辛さを体感し、同じように病気の方の気持ちが心から分かる事ができる、これも貴重な学びの一つです。
毎日、健康管理をしていても、家族の健康に留意していても、病気は思いがけずにやってくることもあります。ご予約を頂いていた時には、二次感染を防ぐために、速やかにお客様に「ご予約の取り消し、または延期」をお申し出することをお勧めします。
ここでプロとしてお勧めしない事。
それはブログやSNSで「体調不良」であることを「リアルタイム」で公言しない事、です。
よほど長期休業をせざるを得ないような出来事ならまだしも、風邪を引いたということをお客様に伝えることで、ご予約がすでに入っているお客様は不安になってしまうのではないでしょうか。
また「もう体調は治ってきてます」と言われても、来店したお客様はブログをご覧くださったなら「先日ブログ見ましたが、体調は大丈夫ですか?」と心配してくださると思います。
有難いです、心配していただけること。
でもお客様は「健康を維持するため、健康になるために」サロンに貴重な時間を使ってお越しくださっています。にも関わらず、セラピストが不健康であるという事実は内心、複雑になるのでは…と思います。
お客様はお友達ではありません。
余計な心配させない、気を遣わせない、
私たちは黒子で、主役はお客様です。
お客様には自分の体や心の事に集中していただきたい、
それがプロのサロンだと思っています。
ブログやSNSはサロンオーナーの想いに共感していただき、お客様が目指す方向とサロンが目指す方向が一致していることに安心してご来店頂くためのツールだと私は考えています。(きっと色々な考え方があると思うので、これはあくまでも個人的な考えです)
体調不良になったとき、誰かに分かってもらいたい、慰めてほしい、という気持ちもわかります。私もそうなので。
励ましのコメントが嬉しくて心と体の栄養にもなるでしょう。
が、これは「誰のために」「何のために」発信しているツールなのかを今一度思い出してほしいのです。
励ましのコメントが欲しいときは、限定公開(お客様が見ることのできない)設定にされることをお勧めします。
ひとりオーナーさんへ。
私たちは信用商売です。
その時の一時的な思いを世界中に発信してしまうことで、
健康管理ができていない人、お客様に心配させるオーナーさん、というイメージが付きかねません。
個人サロンはまだまだ主婦の片手間だと思われているケースも多いのです。
個人サロンだからこそ、自由にクリエイティブでプロフェッショナルな集団であると社会的認知をしてもらうためにも、全国で頑張っているサロンオーナーさんそれぞれが個人サロンの質を上げる、という意識がとても大事です。なので、この時期の体温計高熱の写真、体調不良の報告などが、個人的に残念でなりません。(あくまでも私の考え方ですが…)
冒頭にも書いた通り、人間なので体調を崩すこともあります。
しかし、苦しい、つらい、という事を発信し続けることで、フリーランスの私たちにメリットはありません。
いつか喉元過ぎた時に、笑い話として伝えられるくらいの余裕が欲しいな、そう自分にも言い聞かせてます。
(私自身は、苦しいことも、つらいことも「いつか笑い話にするぞ~」とあえて声に出して笑い飛ばしてます)
プロの仕事をしていくうえで大事な事は、「自分がお客様の立場だったら」を客観的に見ることができるようになることです。
自戒を込めて。
まずは良く寝て、無理せず、体の声に耳を傾けて、笑顔の日々を過ごせるといいですね!
関口智子
行ってきました!タイジャパンエキスポジャパン2018。日本に帰って来てからニュースで知ったのですが3日間の来場人数は約53万人。え!このブログで「昨年は5万人の来場者数があってスゴイ人ですね~」なんて書いていたのに、その10倍!毎日通っている人もいたので延べ人数ですが、改めて大規模なイベントだったんだな~と感心しきりです。
タイへの出発の日、羽田からの深夜便で出発。月に1度のAtsu勉強会を終えてからゆっくり家を出ました。成田より羽田空港の方が断然近いので、ほんと便利でした。
出国では初利用の羽田国際空港。お江戸日本橋ならぬ羽田日本橋があったりして、なかなか面白かったです。夜遅くにも関わらず沢山の人人人。これから行く人、帰る人、色々だと思いますが活気がありましたね~。私も例に漏れずウキウキでした。
タイバンコクまでは飛行機で約5時間。ひと眠りしたらあっという間に到着です。
とは言っても、交感神経が優位状態で機内ではウトウトするぐらい。こんな時は毎日の日課の呼吸法と瞑想を繰り返し。特に移動している時は。深い呼吸を繰り返したり、辛さを感じる場所に手を置いて、軽くゆっくりと圧をかけ、呼吸とともに圧を抜く事を繰り返します。更に大事なのは姿勢バランスを出来るだけ崩さない事。
特に横に傾いたり、座骨を寝かせたりしない。そのお陰様で到着した時は、目がすっきり体のダルさも感じられませんでした。移動が長くなりそうなときは、是非お試しください♪
バンコクの空港で関空経由で来てくれたバリラボの中元香さんと合流。現地で会えるか心配していたので、そこでまず一安心。
香さんはAtsuベースでオリエンタルバリニーズを創り上げた生徒さんです。一緒にAguraAtsuをしにタイへ来てくれたんです、この行動力ほんと凄い人です。
そして空港で二人アワアワしながら、なんとかタクシーに乗り込み市内まで。高速などを通り約1時間でついたバンコク市内は大都会でした。
大きなビルが立ち並び、朝早いのに人も車もバイクもたくさん。大賑わいの街中を通りながらなんとかホテルへ。早朝だったので荷物だけ預かってもらい、前日入りしていた北海道の齊藤幸恵さんと合流。今回のメンバーが揃ったところで【セントラルワールド】へ向かいました。そう、今回のイベント会場です。
このビルは伊勢丹や紀伊国屋も併設されているショッピングモール。後で色々聞いたら東京でいう銀座のような場所だそうです。確かに高級ブティックもたくさん入ってましたね。その1Fの通路に所せましと色々な場所に設置されたジャパンエキスポのブース。野外と屋内に分かれ、いろいろな企業さんが参加されてました。
ブースの準備を「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤しながら、何とか形にして、次にAguraAtsuの最終確認をお互いに。何しろ、札幌、奈良、埼玉の3人。今まで直接打合せは出来ずメールのやり取りを何度も繰り返してきました。
技術は現地で再確認…ですが、皆さん、さすがプロ。お互いに細かな調整をしながらも、しっかりと仕上げてました。そんな事をしているうちにお店が開店。ブースの前を通る人たちが興味津々で見て下さってるのが分かります。中には「なにこれ~!(たぶんこんな感じ)」と大きな声で「アツ~!」と叫ぶ人も(笑)。
今回のブース出展の目的は「日本人のセラピーで世界の人が幸せになってもらえるのか」という事を知るためのものでした。マッサージの本場タイでどんな評価が下されるのか、正直怖いところはありました。小さなブースの名もなき施術を、無料体験とはいえ、来てくれる人はいるんだろうか…、しかし開始後、そんな不安はすぐになくなりました。
写真の時系列は違うのですがイメージで並べてみました。スライドショーでお楽しみください(^-^)。
今回の最大の失敗は施術人数をきちんと数えていなかった事。10時~20時までのイベントで休憩の時間を除いてざっくりした計算では約80名の方にAguraAtsuを受けて頂きました。ですが、それだけ沢山の方に施術させて頂いたお陰様で、毎日が発見の連続。胡坐スタイルが苦手な方への対応や、ただのマッサージブースではなく、【日本のAtsu】というブランドを知って頂くためにどんなパフォーマンスが必要なのかとか、もっと付加価値を感じてもらう為に呼吸法の誘導をきっちりやろう、とか、色々なアイディアが出ました。三人そろえば文殊の知恵とはよく言ったものです。
アンケート用紙も簡単にチェックできるものを用意したのですが、タイでは親日家が多い事で有名。日本語を話せる方も多く(ジャパンエキスポだからなのかもですが)、せっかくなので日本語でタイマッサージとの違いを教えてもらったり、施術を受けてどう感じたかを詳しく話してもらったり、たくさんのリサーチが出来ました。
受ける前に多かった質問は「タイマッサージとは違うのか?」。「はい、ぜんぜん違いますよ~」と答えながら英語力の無さでそれ以上は伝えられず。日本語が分かる方には「深い圧だけれども優しくてリラックスできますよ」と伝えていましたが、とにかく体験あるのみ、まずは受けて頂きました。
タイの皆さん、本当に優しい方ばかりなので概ねアンケートは高評価でしたが、日本語の出来る方に詳しく来てみると
「タイマッサージよりもソフト(痛くない)」
「でも、深く刺激されてリラックスできる」
「すごく気持ちが良かった」
とほぼほぼ皆さんが「痛くない」というキーワードを教えてくれました。これはAtsuが元々目指している事で、手力にならない、骨まで届くような深い圧ながらも優しい刺激、溶け合うような感覚を体感できる技術だからこそです。
刺激の強さを求めるタイの方でも、単純に『痛くない』ではご満足いただけないと思いますが、『深くほぐされても…痛くない!そして楽になるし、深くリラックスできる!』という感覚はとても珍しかったようです。
これを施術前になんと伝えればよいのか…うまい言葉はないかな~と、考え続けて3日目。ようやく降りてきました。
最終日、私と香さんは帰国の為、イベントに居られる時間が短く、でも沢山の方に施術したい、AguraAtsuの良さを知ってほしい…と思いながら、ある事を試してみることにしました。
Atsuでは特に呼吸を大切にしています。 【息(いき)は生き(いき)る事】。自分の息と体に意識を向ける事で「今ここ」を体感できると考えています。
その為、途中途中で呼吸誘導をします。3日目は思い切って呼吸誘導をする施術のみに切り替えてみました。施術中、優しく呼吸誘導の声掛けをし続けました。「息を吸って(Take a breath)」、「息を吐いて(Breath out)」「ゆっくりと(Please slowly)」。
圧を掛ける時にゆっくり息を吐き出してもらうのですが、最初は呼吸が浅く、深く吸うのも吐くのも辛そうな人も最後には、どんどん身体が緩んできました。指から伝わってくるんです、それが。最後の方にはセラピストとクライアントの息もぴったりと合ってくるような感覚になる事も。まさにクライアントとセラピストが【とけあう】…Atsuが目指す境地です。
すぐ隣に音楽ステージがあったので大音量でアイドルの歌声がひっきりなしに聞こえていましたが、呼吸法を一緒に行う事でその空間だけ私達の【静寂】が訪れるような…。私はそんな感覚でした。
正に案内ボードに書いたように「Zen world(禅の世界)]、そして「Meditation
time(瞑想の時間)」だと私自身は感じました。タッチの仕方一つで空気感や今いる世界が変わる。普段から生徒さんにお伝えしている事ですが、これは世界共通なのだな…とまたひとつ閃きを頂いた瞬間でした。仏教の国タイなので、瞑想というキーワードが伝わりやすかったのもラッキーな事だったのかもしれません。
並んでくださっている方に「マッサージは好きですか?」と聞くとほぼほぼ「Yes」。セラピストとしては、なんだか嬉しくなりました。
タイのマッサージは1時間1,000円もしない安いところから、日本と変わらないホテルスパと様々です。現地の方に色々と聞いていると、タイの方も最近は安いところだけではなく、ホテルスパのような価格の店も気軽に行く人が増えているそうです。「Atsuも出店したら流行りますよ~、痛くないのに気持ちいいからタイの人好きだと思う!」なんて言ってくれる人もいて「いつか出店したいです!」なんてその気になってしまったり(笑)。
一番嬉しかったのは、フラッと通りがかった現地にすむ日本人男性。奥様が高血圧で肩がいつも辛そうだけどこれは大丈夫なの?と何度もご質問下さいました。血圧が高い場合はマッサージは避けた方が無難ですが、Atsuはゆっくりと呼吸しながら行うのでリラックス効果が高いんですよ~とお伝えしたところ、わざわざ数時間後に奥様を連れて戻ってきてくれました。
「僕にナイショでタイマッサージ受けてるみたいだけど、とにかく肩が辛そうなんだよね」と旦那様。ほんとお優しい…。そこで奥様に私が施術させて頂きました。終わった後奥様にも喜んで頂けましたが、施術の様子をずっと見ていた旦那様が「奥さんの顔が穏やかになった、変わったね~!受けさせて良かった!」と仰ってくれました。もう、嬉しくて、嬉しくて。
ご本人からのお言葉も嬉しいですが、家族の身近な変化に気付き、一緒に喜んでくださった旦那様のその想いになんだか感動してしまいました。今回はAguraAtsu(あぐらあつ)で10分間の短い体験会…、短い時間ながらそれぞれにお客様と物語が生まれました。私だけではなく、香さんや幸恵さんにも。
心を込めて触れる事、お客様と息を合わせる事、お客様の身体を手で、心で感じる事、
国も文化も考え方も生き方が違っても、変わらないものがある。
なんて、素晴らしい仕事をさせてもらっているんだろう…、
今、このブログを綴っていて改めて感激しています。
これもきっかけをくれた幸恵さん、中身が分からなくても「行く!」と言ってくれた香さん、お二人がご一緒だったからこその体験です。そして、沢山の方に色々教えてもらったり、現地の方を紹介して頂いたり、応援メッセージを頂いたり。またAtsuの生徒さん方がブログでご紹介してくれたりFBでシェアしてくれました。終わってみれば多くの方の力をお借りしていたんだな~と感無量。
本当に有難いです。
施術後、何人もの方に「この施術はバンコクで受けられるのか?」と何度も聞かれたのが本当に嬉しかった。今度はジャパニーズオイルセラピーAtsuのメソッドでバンコクの方に体の疲れをいやして頂ければな~と沸々と思ってます。(必ず戻りますよ~、バンコクの皆さん!)
まだまだお伝えしたい事がたくさんあるのですがキリがないのでこの辺で。
興奮冷めやらぬ中、明日からのAtsuベーシック短期集中講座で奈良に来ています(なかなかタフです(笑))
今回の経験を生かして、生徒様に、そしてお客様に還元できるように更なる向上に努めてまいります。
ありがとうございました!
感謝をこめて。
関口智子
渡航前にご案内しておりました体験会、やっぱり熱くカタリ場になりそうです。
すでに定員は超えましたが、あと数名様のお席ご用意できます~。タイのスパで感じた事もお話します♪ きっと…楽しいですよ~(^^)/。是非お待ちしております。
詳細・お申込はこちらから
1月26日~28日にタイバンコクで開催される『ジャパンエキスポ』のブース出展をしてきます。内容はあぐら座で受けられるジャパニーズオイルセラピーAtsu🄬の体験(オイルは使用しません)。目的はセラピーを通じて日本のおもてなし、心、禅の意識をお伝えすること、です。
このジャパンエキスポ、タイではかなり大きなイベントらしく、3日間でタイ国内から5万人を動員するという事前情報もあります。日本の企業、メーカーさんが多数参加するらしく、ステージイベントもあったりします。
昨年はピコ太郎さんやアイドルイベント(タイではアイドルが大人気)、山本寛斎さんのファッションショーも大盛況だったそうです。
日本から出展する人達は、ブースを借りて自社製品などの紹介や販売をするのですね。Atsuも小さなブースを1つお借りして施術体験のサービスをする予定です。
ほんと、人生何がおきるか分かりませんね…。
北海道の生徒様から「先生!Atsuのブースでタイに行きませんか?」と興奮気味に(笑)、お電話を頂きまして。たまたまその日程が空いていた…という奇跡。
もう、行くしかないです。
私の人生指針は「頼まれごとは試されごと」。
あまりに無謀すぎなければチャレンジあるのみです!
また新しい事にチャレンジするときの判断基準として、「ワクワクするかどうか」という自身の気持ちや感覚を大切にしています。
正直、よく分からないままにお受けしましたがW、心臓が飛び出るくらいにワクワクしたので、もう二つ返事で喜んで参加させて頂く事にしました。ご縁を頂いた生徒様には本当に感謝感謝ですね。
1月26日~28日の3日間。10時~20時までタイバンコクのセントラルワールドプラザ1F、室内【D2】ブースで出展しています。もしお知り合いでタイ在住の方がおられましたらご紹介くださいませ♪
そのブースでご提供させて頂くのはジャパニーズオイルセラピーの手法で考案した『AguraAtsu™』(あぐらあつ)。あぐらや床に座った状態で受けていただく施術です。
オイルを使わない手法と使った手法があるのですが、今回はオイル無しの手法のみで。でも自分の好みとしてはオイルトリートメントが最高に気持ちいいので、オイルも持っていこうかな…。なんて思っています。あ、もちろんドライも気持ちいいですよ~。
で、何が気持ちよいかというと、そのタッチングと圧に秘密があります。
深い圧で筋肉やコリにアプローチをするのですが、低い位置に座っていただく事でセラピストの体重で圧をかけていきます。決して押し込まず、テンピュールのようにピターっと沈む様にクライアントと溶け合い、そしてクライアントの筋肉に押し戻される感覚で圧を緩めていく。
これが本当に気持ちいいんですよ~、心も開放される。
深い圧なのに、柔らかくて痛くない。
おっと、公表したら秘密じゃありませんね(笑)。
Atsuは日本の指圧とオイルトリートメントを組み合わせた新感覚の施術、として皆さんにご紹介していますが、この独特な圧がクライアント自身の感覚を呼び起こし、自律神経では副交感神経を優位にし、血流もふわっと広がっていく、受けた方からは、そんなご感想を頂いています。
一番多いご感想は、術中からヘッド、首肩周りの施術だけでも、体中がポカポカしてくる!…かな。
タイはそれこそ「マッサージ」が生活に根付き、で身近に安価に受けられる国。刺激の強さを求める方も多いと聞いています。その中で【AguraAtsu™】で喜んでいただけるのかを、まずは力まず、焦らず、そして慈愛の心を忘れずに施術させていただこうと思ってます。
前述したように「溶け合うように」触れることを心掛け、クライアントを尊重したおもんばかるタッチ、つまり日本人のおもてなしの心を触れ方で表現することを目指してきますね!
今回、タイのイベントに参加するにあたり色々なご意見を頂きました。ポジティブなご意見からそうではないものまで。マッサージの本場タイに行くわけですし、ご心配くださるのも本当にありがたかったです。
しかし、今回チャレンジさせていただく事で、行く前の私と、帰国した私では、きっと見える世界が変わっている、そう思います。それは他力本願的なものではありません。気付きは自分で積極的に得るものだと、生徒様方にもずっと言い続けています。自分自身にも言い聞かせるように。
小さな出来事でも、大きな気付きに変えるのは自分自身。
タイという国で、人間として、セラピストとして成長をして帰ってきたいと思っています。
行く前からご案内するのもなんですが…(笑)。
急遽、2月に予定が空きまして。もともと休むのが大好きな私は一人旅でも…と思いましたが、せっかくなので、このタイでの経験を皆様とリアルにシェアさせて頂きたいなという思いが沸々と湧き上がってきました。
シェア会ではAguraAtsuのご体験、もしくはデモをさせていただきたいです。
タイでどの位の方に施術させて頂けるかは不明ですが、きっともっと上達しているはず(笑)。個人的なお話で恐縮ですが、ぜひともこの体験を共有してくださる方がおられましたらお待ちしております。
タイでは、20時まで施術隊としてイベント出展、そして滞在日数3日足らずという超ハードなスケジュールですが、何が何でも現地のスパ体験はしたい!なんなら毎日行きたい!ともくろんでます(笑)。
受けられるかは不明ですが(笑)、タイのスパ事情などもシェアしたいと思っています。
面白お土産話、いっぱい仕入れてきます(笑)。
ぜひいらしてくださいね!
▶日時 2018年2月15日(木)10時~13時
▶場所 当スクールにて アクセスはこちら
▶内容 タイジャパンエキスポについてのシェア会&AguraAtsuデモ
▶費用 2,000円(当日現金支払)
▶定員 6名(予定)
*持ち物は特にございませんが、Aguraで座れるゆったりした服装でのご来場をお勧めします。
*お申込み後のキャンセル料はございませんが、当日元気にお越し頂けますことをお祈りしております。
ご参加希望の際は以下フォームよりお申込みお願いします。
フォーム送信後2日以内にご返信を致します(営業日時間内のご返信となります)。
2日間の奈良開催、スタンス理論講座が終了しました。
奈良、大阪、香川県からご参加下さり、皆様の技術向上への想いに熱く感動の連続でした。
今回も再聴講の皆様がサロン業務の忙しい中、たくさんご参加下さりました。何度も受講頂く中で新しく見つかる自分の想いや、気付き。そんなことを熱くブログに綴ってくださいました。ありがとうございます!
昨日は、スタンス理論の再受講へ参加させて頂きました。スタンス理論を初めて受講したのが昨年5月。
今まで自分がやっていた技術は何?
と思うくらいの衝撃でした。
きちんと習得出来ればセラピスト自身の体に無理な力がかからず、とにかく密着感が増す。簡単そうに見えるけれど、解剖学的な知識は必須で、1つ1つ施術の動きを『何のためにやるのか?』理解していないと出来ない。
それがスタンス理論です。(※わたしなりの解釈です)
智子先生の尊敬する所は沢山ありますが、1つ挙げるなら、必要なタイミングで自分と向き合うきっかけを下さる所。
ご自身の経験や、感銘を受けた言葉や書籍を惜しげもなくシェアして下さりながら、『自分がどう在りたいか』セラピストとしてだけでなく、人としてどうあるべきか?を考える指針を示して下さる事が私にとっては非常にありがたいのです。
最近、気持ちなコントロールが上手く出来ず、モヤモヤしている事があったのですが智子先生のお話を聞いてスッキリしました❗ 頭がスッキリした後で、汗かきながらみっちり練習。
体の使い方や、技術の目的を意識する事で、今までやっていた技術が、丁寧で密着感が増し『上質な物』へと生まれ変わる✨
全ては、お客様に喜んで頂ける様に。
今私が出来る施術を大切にしつつ、今までの施術以上の密着感と気持ち良さをお届け出来る様に頑張ります❗
智子先生、ご一緒して下さった皆さま
ありがとうございました。
今、何を感じて何を思って生きているのか?自分に意識を向ける事の大切さを改めて学んだ2日間でした。
一昨年の10月に受講してから、今回基礎編は4回目の受講で1回目の時とは、明らかに私の中で違うところがありました。
それは、意識です。
私、施術が大好きなんですが、初めて受講した時は自分が上手くなりたい。その思いだけ。
何のために?
そこが全然考えられてなかったなぁと。
全く考えて無かったわけではなくて、わかってるつもりでした。そんなん、当たり前やん。ってどこかで思ってたんです。その当たり前って当たり前じゃないんですよね。今回はそれにたくさん気づく事ができました!
、、、、、。
まだまだあかんなぁ。ってダメ出ししたくなるんです。
けど、、、笑
今日も朝からこの話題に。智子先生いわく、反省やダメ出しではなくて内省する。あ、こんな風に思ってたんだなぁと自分の気持ちを自分で見つめ直すこと。気付くこと。これこそが、次なるワンステップアップへの第一歩なんだなぁって、改めて学びを頂きました!だから、大事なんですね。気付くこと。(2回目)
技術の講座なんですがこんなにも自分と向き合えるのは、智子先生がいつも、やり方ではなく在り方を教えて下さるから。それが、今回の受講でやっとこさそこまで、たどり着けました。それも、また、学びですね(*^^*)。反省やダメ出しをついついしてしまいがち
だけど、そうではなく、内省する。そして、できないことはどうやったらできるようになるのか?
そういえば、いつもそうやって少しずつ前進してきたんだった。できなかった( ˃ ˂ )、悔しいーーー( ˃ ˂ )、で終わりじゃなくてどうやったらできようになるのか?いつも、自分と戦って来ました。でも、力を抜くときは抜く、それもとっても大事。
サロンをオープンして5月で丸2年。ずーーっと力を入れっぱなしだったら、多分、力つきてるだろうなぁ、、、。施術も一緒で圧を入れるところは入れる、圧を抜く時は抜く、そのメリハリこそが安定した気持ちの良いリズムを作り、ゆっくりと寄せては返す波の様に気持ちの良い安定したリズムと呼吸で、お客様と触れ合うことを意識して共に溶け合えるような、トリートメントを心掛けて、これからも頑張ります。
技術は、練習あるのみ。ですね。(*^^*)、大好きがもっと大好きになっていきます。それは、お客様へもっともっと心も身体も健やかになって頂き、安心してお越し頂けるサロンをこれからも目指し続けていたいから♡ スクールとサロンどちらもされてる先生方を見てそう思いました。
いつも、気持ちはお客様の為に♡
いつもいつも、答えはシンプルなんだな。
関口智子先生によるスタンス理論!再受講に参加させて頂きました!7ヶ月前、私は初めて受講、その後すぐ行動したのはベッドの高さを変えるため、強度を保てる計算をしてベッドの足をのこぎりで切りました。
5万円した施術ベッドを
迷いなく切りました。
買ったばかりの5万円のベッドがもしかすると、壊れてしまうかもしれない不安は無きにしもあららず…腹くくるしかない
私は切る、ベッドの高さはもう低くする事はできず、147センチの私には高すぎる
ベッドを畳める、持ち運べる利便性なんて今の私には必要ない!自分の身長似合ってるベッドでの施術のおかげで7ヶ月間
スタンス理論に基づく、型は崩れる事なく今に至ります
再受講の本日、7ヶ月前、気にも止めれなかった気付き、ニヤリと笑いながら、はい、、なるほど、わかりました、ありがとうございます。また、さらに技術のステップアップが出来ました。
本当に私は馬鹿かもしれません。でも、よかったです。私に必要な事は、ただ受けてきましたで、終わる事のないより良い技術向上です。また一つ自信がつきました(^^)
受講生様のブログ
連日、関口智子先生のスタンス理論の講座を再受講させていただきました 。 昨日は応用編の二度目になります。トリートメントの技術の根底にあるもの深いのですよ~。
日々の暮らし、
丁寧に生きること
そこからトリートメントの技術に繋がっている、 改めて感じました。ただなんとなく過ごすではなく、目的をもって行動が伴えば それは全てがその先に繋がることに活かされる。
午前中は呼吸法についての座学、生きるために当たり前のように呼吸はしています。忙しい昨今、ただ呼吸はされるだけ、浅くなっていることにも気づくこともなく、息の長い仕事をするということは一つの事を根気よく続けられるかどうか、目の前の事を腹を据えてとりくんでいるかどうか。
呼吸法から人としての在り方までが繋がっていること
午前中の座学の呼吸法が繋がる実技のレッスンへ。レッスンにはいりいざ させていただくと、呼吸法どこではなく 頭で考えてしまうと呼吸はしてない。未熟者な自分と向き合う時間になりました。
トリートメントの技術、日常の所作や行いから 人となりがつたわる。
今月末に控えたAtsuベーシック、筋肉を覚えなきゃ 骨格を覚えなきゃと焦る毎日でありましたが、実際、覚えることは必須ですがその先のことがみえた学びとなりました。すると見えかたが違うのだと気づくこともできた深い深い2日間でありました。この先のベーシック講座も今以上に学びをいただけることだと楽しみになってまいりました。でもほんとうは不安ですが笑。スラスラ筋肉のこと言いたい。えーっと言わずに。
自分の選んだ大好きなお仕事が更に好きになっています。
素敵な先生に出逢い
素敵な仲間に出逢い
たくさんのことを学べることに感謝いたします
すばらしい2日間 ありがとうごさいました。
2018年の初出張は奈良でのスタンス理論講座。1月末からAtsuベーシックを受講下さる生徒様に主催をお願いして開催しました。関西地区や四国からの初めてご参加下さった方や、以前受講下さった皆様も再聴講生として多数参加して下さり、とっても賑やかな1日になりました♪
スタンス理論講座の基礎編はこんな流れ。
10時から始まり2時間半の座学。
施術を行う際に、体全体を道具として見立てる事、身体のパーツがどんな役割をしているかという事や、安定した施術をするためにはどんな関節や筋肉を使うと、良いかなどをご一緒に掘り下げていきます。
特にスタンス理論では【骨格と姿勢】を意識する事をお伝えしています。
本来正しい姿勢とされる、脊柱のS状カーブを描いた状態を意識する事により、関節や筋肉に負担がかかりにくくなり、とてもナチュラルな状態で【在る】事が出来ます。
自然体であるという事は、身体がリラックスしているという事、おのずと呼吸も楽にできるようになり、施術の間もリズムもスムーズに取れるのです。
自分たちの身体が解剖学の視点からどう使われているのか、どう使うのか、という点を掘り下げれば、掘り下げるほど、身体の仕組みって面白いな~と、自分で説明していても、毎回感心しています。
ですが、私自身、この理論をまとめるまでに10年以上かかりましたし、どう分かりやすくお伝えするかも、まだまだ模索中でもあります。
自分の身体で見せたり、触れたり、骨を使ってみたり、筋肉スーツを生徒さんに着て頂いたり(笑)と、様々な観点から分かりやすい講義を常に考えています。
考えれば考えるほどに、また新たな発見があったりして、本当に人間の身体って奥深いな~と、またスタンス理論が楽しくワクワク好きになってしまうんですよね。
分かりやすく、伝わりやすく、を目指していると、基本的な内容は同じですが、毎回、講義の言葉が変わるスタンス理論講座。
そして理論は頭で理解しても、身体に落とし込むには時間が掛かるのが常なのですね。
という事から、この講座は何度でも再聴講をしてほしい、理論をご一緒に探求する仲間が欲しいというのが私の願いでして。再聴講は何度でもウエルカム、そして無料で参加できるシステムにしています。(無料制度はいつかは終了するかもしれませんので、今のうちに参加して下さいね~と言っています(笑))。
有難い事に、開催のたびに再聴講生さんも多数参加して下さり、毎回とても賑やかです。再聴講生さんは「毎回気付きがある」「回を重ねるごとに、視点や洞察力が深くなってきた」「自分の身体に当てはめて考えられるようになった」など嬉しい感想が。
また初めて参加した方と、再聴講で参加した方がご一緒に練習する事で、相乗効果も生まれています。
理論を聴いた時は「なるほど~」と思っても、いざ実践に取り掛かると体が思うように動かず「あれれ?」とギャップに落ち込む新規生さん。
そこで再聴講生さんが「私もそうでしたよ~!でもココを意識するとイイですよ」とか「最初は誰でも慣れないので大丈夫大丈夫!」と優しくアドバイスする声があちらこちらから聞こえてきます。
また再聴講生さんも、自分が理解している事を「言葉」で伝えることにより更なる理解が深まったり、伝える事で新たな「気付き」を得ていたり。
何より大きいのは「スタンスを変えると、こんなに密着感が増したり、安定感がクライアントとして感じられるんだ!」という事を初めてスタンス理論を受講した方も体感が出来る、という事なんですね、再聴講生さんの施術で。
この講座に参加される方は、自分の技術をより良くしたい!お客様にもっと喜んでほしい、という向上心の高い方ばかり。共通した特徴として「惜しみないシェアの心」のようで、お互いに丁寧なアドバイスを一生懸命して下さっているのを見ると「セラピストって本当に利他の心なんだな~」と毎回感激しています。
有難い事に、全国でこの講座を不定期ながら開催し、気づけば120名以上の方が受講下さっていました。毎回少人数開催なので、見学のみの再聴講になる事もありますが、見るだけでも勉強になる事はたくさんあります。
是非遠慮なく参加し続けてほしい、そのためにも魅力的な講座として私も内容を研鑽し続けたいなと思います。
しかし、なかなか再聴講出来ない方の為に、Facebookでスタンス理論講座受講生様専用のグループを作り、今回の奈良講座の座学、そしてデモンストレーション動画をアップしました。(今後新たに参加した方もご覧いただけます)
「無償でいいんですか?」と質問頂きましたが、いいんです(笑)。スタンス理論講座はセラピストの身体を守るため、より安定した施術を身に付けてクライアント様に喜んでもらう為の講座です。
スタンスを整えるという事も、立派な技術の一つ。技術を安定するには3年以上かかるというのが私の持論なので、その為には何度でも何度でも、理論を見て、考えて、実践してほしいのです。
身体の使い方をマスターする事は、身体に無理な負担が掛からず、セラピスト寿命を延ばす事でもあります。また技術スキルも格段にアップする、と私は信じています。
一人でも多くの方に、この講座がお届けできるように、今日もスタンスや姿勢への探求は続きます。
今日は引き続き奈良で応用編の実践。セラピストの心と体を整える呼吸法や瞑想、マインドのお話と、実践を行います。ここが本当に重要で。また熱い一日になりそうです(^-^)。
今日も口角アップで笑顔の一日を。
AtsuStudioJapan 関口智子
ジャパニーズオイルセラピーAtsu、2018年もどうぞよろしくお願い致します。
先日、アロマテラピースクールのパイオニア的存在の小林ケイ先生にAtsuをご体験頂きました。
アロマ教室を開業したい方、された方は、ご存知の方も多いかと思います。ケイ先生とのご縁は、1年前にBABジャパンの雑誌セラピストさんの対談企画でお会いしたのがきっかけでした。
初めてお会いしたケイ先生は、とても凛とされていて、テキパキとお話される中にもアロマへの愛情がとても伝わってきて、またゆっくりとお話したいな~と密かに思っていたんです。
その後、対談企画の打ち上げでまたお会いした際に、お互いにプロレス好きだったり、猫好きだったりと共通点を見つけ、更に親近感を抱いてました。
昨年末のAtsu忘年会にもご参加下さり、更に私もケイ先生のサロンへセッションをお願いしたりとご縁を頂き、お話すればするほど、仕事への想いや気さくなお人柄に心地良さを感じて益々ファンに。大好きな方にAtsu受けてほしいな~と、思い切ってAtsuのご体験をお誘いしてみました。
快くご快諾下さった昨年末。
年明けがとっても楽しみでなりませんでした。
神奈川県の大倉山にスクールがあるケイ先生。レッスン終了後に浦和までお越し下さり、お話もそこそこに早速ベッドに横になって頂き施術をスタートしました。
施術しながら、Atsuの特徴をご説明したり、スタンスの違いで同じことをしているつもりでも、体感がガラッと変わる事を感じて頂いたり、ケイ先生のご感想を伺ったり。
ジャパニーズオイルセラピーAtsu®は今年で3年目に入る新しいメソッドの技術です。施術を受けた方からは「今までに無い、新しい感覚の施術」とご意見を頂いていますが、ケイ先生のように経験の長いトップセラピストの方のご感想は貴重です。
口頭でも伺ったのですが、「紙に書いて下さい~」とお願いしたところ、4ページに渡って書いて下さいました。肉体面だけでなく精神的な側面から感じた事、内面からくる深い洞察、「Atsuの世界観、和の意識が素晴らしいです!」と最後に結んでくださいましたが、いえいえ、私はケイ先生の世界観からのご感想がとても興味深くて、気付きを沢山いただきました!
そのご感想を許可を頂きましたので、全文掲載させて頂きますね!
ケイ先生ありがとうございます!本当に太っ腹。
今日はありがとうございました。
施術の感想です。
►深いタッチから、ゆっくり元のポジションに戻ろうとする体の自発的な力を感じて、施術して頂いているけれど、一方的に手技を押し付けされているのではなく、私自身の身体の状態を取り戻すような、能動的な体の反応がとても新鮮でした‼
►施術されているのだけれど、自発的に整いたい、整う‼という肉体の意識のようなものを感じました。そのせいか、体がとても活性化して熱くなりました。まさにAtsuというネーミングがぴったりです。
►受けながら手から流れ出る施術者(智子さん)のエネルギーを感じて「深い」という言葉が何度も浮かび上がってきました。深いというのは「底」の部分では無く、「底に至るまでの領域に存在するもの全て」という理解が深まり、それゆえに深いストローク(主義)がかかった体が弾力を取り戻して、元に戻る過程で体の厚みや体の「フィールド」のようなものを感じました。
►骨格、筋にアプローチすることで、自分の骨格や筋肉の状態がリアルに感じられました。目では見ていないけれど、自分の身体が透けて中を観察している気分になりました。
►体が整う事で、心もどんどん整ってくるのが分かりました。これは施術者の方の「在り方」も大きく関わっていると思います。手技に乗せる身体、心、在り方…すべてがAtsuというメソッドを創り上げている事を実感しました。
►体が弱っている方や高齢者の方へ施術される場合は内容が変わってくるのでしょうか?私が受けた感覚だと自発の力でより整っていくものという感じなので、アスリートやヨガのインストラクターの方(例)など、身体から心や意識を整えて、バイタリティを高めたい方、自分で自分の人生を歩む意識を持つ方へ是非受けて頂きたい‼と思いました。
►「和」を強く感じて静と動、陰と陽などのコントラストを楽しめました。和のBGMの中で受けてみたいと思いましが、意識が違う世界にいってしまうかもしれません(笑)。シンギングリンを聴いた時、音を肉体の【響】で感じて、肉体感覚が高まったことを実感。目も良く見えるようになり、と~っても元気になりました。Atsuの世界観、和の意識がとにかく素晴らしいです‼。また受けてみたいです‼
Facebookでもご感想を書いて下さいました。嬉しすぎるのでご紹介させて下さい。
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関口智子さんの存在を知ってから、ずっと体験したいと思っていたジャパニーズオイルセラピーAtsu®(アツ)。念願叶って本日施術を受けることができました!
骨・筋系にアプローチした手技、呼吸とリンクした圧の入れ方と抜き方、肉体を通して心の在り方にまで気づかされるタッチ、間合い…今までのオイルマッサージの概念の枠を超えたAtsu®︎のメソッド。とにかく素晴らしかった!
受けながら感動して、興奮して…ものすごく身体が活性してきて『Atsu®︎ には【熱】の意味も含んでいる』ことに納得!終わってからも温泉上がりのような発汗とポカポカ感が続き、写真も風呂上がりみたいです。笑
Atsu®︎はボディマッサージセラピストの方には、是非一度は体験していただきたい。施術者としての心の在り方、身体の使い方、クライエントへの寄り添い方、すべてがこれほど施術に影響しているんだということをリアルに体感できます!私も今年はもう一度施術と向き合おうと決めているので大変勉強になりました。智子さん、ありがとうございました♡ すでにまた受けたいです…!笑
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こんなに褒めてもらってよいのか…と、さすがに恐縮ですが(笑)、オイルセラピーの日本代表を目指すという大きな目標を掲げている(夢は大きく、言うだけはタダなので言わせてください(笑))私には、とても心強いお言葉でした。もっともっと精度を高めて沢山の方のお役にたてられるようAtsuの探求は続きます。ケイ先生、本当にありがとうございました!また是非進化版をご体験下さいませ♪
感謝をこめて。
関口智子
プロのセラピストを育成したい方の為の講師養成講座、限定復活します。
「講師業」「育成業」に携わる人間としてのプロマインドを徹底的に探求し、ハッピースパイラルを生み出すことの出来る講師を育成します。講師業に関わって17年。5000名近くのセラピスト育成に携わってきた関口智子の「講師とは」を惜しみなくシェアさせて頂くつもりです。もちろん講座の作り方、仕組み、スケジュールの立て方、集客、フォロー方法など実践的な事も盛り沢山。
過去21期60名の全国各地で受講頂いた講師養成講座。今までに受講して下さった生徒様方の中には、今や人気講師としてご活躍の方も沢山いらっしゃいます。そんな皆さんが、今でもテキストを大事に保存して何度も開いて参考にして下さっているそうです(ありがたや~)。
リクエストの多い講師養成講座ですが、今後はAtsu講師養成講座でのみ開催する予定です(卒業生様向け)。一般開放させて頂くのは今回が最後になると思います。是非のご参加お待ちしております。
《日時》終了
《時間》10時~16時(昼休憩あり)30分ほど延長する場合もあります
《場所》
《費用》37,800円(35,000円+税)事前お振込
《定員》8名様
《修了証発効》希望者のみ修了証を発行(費用不要)
■1日目■
講師の基本
講座の組立て
講師の仕事とは(心構えとプロ意識)
印象をアップするマナー
仕事の軸作りとターゲット
選ばれる講座の作り方・組立て方
東洋医学からみる生徒さんの性質を知る方法
■2日目■
集客について
講座開催の流れ
運営の仕方
プロマインドの伝え方
自分にあった集客方法
当日の流れ、気配りからアフターフォローまで
「来てよかった!」と言ってもらえる運営方法
実績を積み上げる活動報告
魅力ある講義をする(立ち振る舞い、表情、しぐさと話す内容)
この講座はAtsu受講生様向けの開催とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
Atsuベーシックの卒業生、Rayiha(リーハ)のSuzuさんのサロンへ伺ってきました♪ Suzuさんはピラティススタジオのインストラクターさん。運動とオイルトリートメントを融合させたサロンを5月17日に新しくリニューアルオープンしたばかり。
うちの卒業生さんには、今までにない形のサロン。どんな風にお客様をお迎えするのだろう…と興味津々で御祝いも兼ねて伺いましたよ~。
車で伺ったのですが、まずは広々とした駐車場にホッと一安心。個人サロンさんは住宅街の中にある事が多いのですが、車の運転が苦手な方でも安心です♪
スタジオも兼ねた広々としたフロア。手前にはマットやボールが置かれており、何をするんだろう~と期待で胸がいっぱい。
今回オーダーしたコースは、現在キャンペーン中の「オイルトリートメント60分コース」。施術前にストレッチ指導もありトータル90分のコースです。
早速、マットの上に座って足首をほぐしたり、首を伸ばしたり、肩を回したりのストレッチ指導を受けました。
Suzuさんのレッスンを受けるのは初めて!
ワクワクドキドキ。
ストレッチの意味や、自己流になりやすいポイントを丁寧に目の前で教えてもらえるのって結構ありそうで、なかったりします。
出来ているつもりのストレッチも、プロの目から見ると肩が上がっていたり、身体がねじれていたり…、しっかり指導してもらいながら大きな呼吸をしながら体をゆるめていくのです。
短い時間なのに、足先からポカポカ。全身の血液が流れ始めるのが感じられます。リラクゼーションサロンでは、フットバスなどで足元を温めますが、同じ効果がありますね!
リーハさんに到着する前に2時間位、車の運転をしていた私。やっぱり体が緊張していたのかな、ストレッチして緩んできたのか眠気が…。と、良い頃合いで早速施術へ。
ベッド脇に置いてあったブラックボード。これすごく良いですね!サロンではお客様に口頭でお伝えする事が結構あります。
言葉でお伝えしても、初めてのお客様は緊張して聞き逃してしまう方も多いので、こうやってイラスト付きで説明してもらえると安心です。
「腕はつらい場合はベッドから出して下さい」というイラストも素敵!
施術中、お客様の身体が固まらないように、腰を揺らしたり、足の施術になったら顔を横に向けたりしても良いですよ~なんて事はこちらからもお声掛けしたりしますが、お客様からは言い出しにくい事だったりもします。
他にも色々とボードが置いてあったので、許可を頂いてお写真撮らせて頂きました。(Suzuさん快諾ありがとうございました!)
そして、60分間のトリートメントへ。SuzuさんはAtsuベーシックのみの受講です。Atsuベーシックはオイルトリートメントの身体の使い方の基本をオイル塗布という技術で学んでいきます。オイル塗布だけでコースになるのか?疑問に思われましたか(笑)?なるんです。
Atsuは『触れるなら最初から気持ち良く!』がコンセプトなので、オイル塗布で深層筋にアプローチして筋肉が大きくもみほぐされていくのです。ベーシックなので限られた手技ですが、身体を立体的に捉えて深く体全体の血液を流し込んでいくその施術は、オイル塗布とは思えない位気持ちいいんです。
もちろん、Suzuさんの施術、気持ち良かったです!
レッスンでは無いので、遠慮なく途中爆睡させて頂きました(笑)。
Suzuさんはピラティスのインストラクターさんだけあって、体幹バランスがしっかりしています。体幹バランスの良い方は、施術の安定感も抜群なんです。施術終わった後、「やっぱりAtsuってイイですね~」と手前味噌ながら大きな声が出ちゃいました(笑)。今回はトリートメントが中心のコースでしたが、姿勢や筋力をパーソナルに見てくれるレッスンもあるそうです。姿勢バランスが気になるセラピストさんにもお勧めのサロンさんです♪
埼玉県吉川市 Rayiha(リーハ)
人生の質をあげるカラダのstudio/ピラティス&オイルセラピー/歩き方姿勢改善
サロンブログはこちらから
Suzuさん素敵な時間をありがとうございました!
心より感謝をこめて。
関口智子
今週はスタンス理論基礎応用から始まり、Atsuベーシックの短期集中講座と技術三昧の1週間でした。私にとっても大きなチャレンジの5日間。初めての短期集中を無事に終える事が出来るか内心ドキドキでした。
Atsuベーシック短期集中3日間
Atsuベーシックは通常5日間の講座ですが、短期集中講座は3日間連続、そして時間が10時~17時30分の長丁場となります(通常10時~15時)。
まず気を付けねばならないのは、皆さんが体調を崩さずに無事に終えられる事。通常のレッスンでも水分補給や休憩も適時に入れますが、皆さん、本当に一生懸命、根を詰めて技術練習されますし、私も熱くなるので…(笑)。
しかも3日間連続講座ですから、体調を崩さず、怪我の無い様に終えられるようにと安全祈願をしてからのぞみました。
目的意識を持ち続ける
Atsuベーシックでは、血液を隅々まで流し込むような深い圧と吸い付くような密着感を身につける為の身体の使い方、基礎を徹底的に学ぶ3日間。
その為には、上記にもあるように、技術の目的をいつも意識しながら施術する事が大切です。何の為に施術をするのかを思いながら施術する事で、まず身体の使い方がガラッと変わるからです。
Atsuではオイルトリートメントながら指圧のような圧を最初に加えます。3~5秒間ほど筋肉に垂直に圧を浸透させていく為のスタンスや動きになるのです。やりたい事をやるために身体を道具として使いこなしていく…、これは頭で分かっていても体に叩き込むまでには時間を要するのです。
頭で理論が分かって体がすぐに使いこなせたら、みんなプロのスポーツ選手やダンサーになっちゃいます。技術もそういう事なんですね。だから練習する前に目的意識をしっかり持つ事が大事なんです。
身体は3Dで見る目を持つ
更に技術目標としてAtsuの技術はクライアントの身体の隅々まで深く血流を流し込んでいく事をイメージしています。
よく「新感覚です!」と評価を頂くAtsuですが、それは手の一筆書きに秘密がありまして。お客様の御身体を行きも帰りも無く、表も裏も無く、立体的に一定の圧で施術していくのです。
となると、筋肉の走行への理解は必須。特に筋肉の起始停止、つまり施術したい筋肉がどの骨から始まって、どの骨で終わっているのか知識、感覚ともに理解している事で立体的に施術が出来るようになるんですね。
Atsuを受けて立体的に包み込まれるような感覚になるのは、そんな意図があるからなのです。
自分と向き合う時間
そしてスクールで大切にしたいのが、今の自分と向き合い、そのまま受け入れる、という事。
技術は手だけで行うのではありません。全身のパーツに役割があり、ひとつひとつをバランス良く使いこなしてこそ、施術が完成します。
また体を動かすには意志や気持ちが大きく関わってきます。普段の思考パターンが行動に反映されたりするんですよね。普段からせっかちな方は、急な動きになってしまったり、慎重すぎると呼吸が止まってスローペースな動きになってしまったり…、逆におっちょこちょいさんは、肝心な部分がサラッと抜けてしまったり…。
お客様に良い技術をご提供するには自分の良い面はどんどん伸ばしつつ、改善すべき点は身体共に見直す必要があると私は考えています。となると、自分と向き合い、内側にあるものを受け止め、日々の自分を律する事も必要になってきます。 変化の時には色々な手放しや出来事が訪れる人もいます。
スクールで呼吸法や瞑想をして内観する事で、普段は気付かなかった自分の想いや思考パターンを見る。そしてそれを善しとも悪しともせず、あるがままに受け入れる。今の自分を知ってから「ここからどうしたいのか」を見極めていく。それが次なる道につながっていくのですね。
なので瞑想はその時その時で感じる感覚が違います。心地良いと感じられる日もあれば、呼吸が上手くできず苦しくなったりする事も。でも良いのです、それで。それが今の自分なのだと「ただ」思う所からなのです。もし、無にならなければナラナイ、きちんと姿勢を正さねばナラナイ、と思ったのであれば、それも今の自分の思考パターンが映し出されているのかもしれませんね。頑張ってる自分、まずはハグしてあげたいものです。
セラピストの姿勢矯正?
レッスンが進むにつれて、どんどん進化していくお二人のスタンス。時に惚れ惚れするような美しさになる事も。何より最初は緊張し硬い手だったのが、面が広く大きくなるような密着のある柔らかい手に変化してきました。
スタンスの型が身につくにつれて、お二人の姿勢もどんどん良くなっていきます。Atsuのスタンスは自分の骨格を自然体で、バランス良く使いこなすことを目指します。でも施術の時だけそれをしようとしてもNGです。日常の姿勢が自然体で使えているからこそ無理のない施術が出来るのです。
なので、座る時も立っている時も、重心や股関節、体幹を意識。札幌の近藤朋子さん、Atsuレッスンに参加する前から姿勢に気を付けて下さり、周りの方から「胸周りが開いたね!」と言われる事が多くなったそうです。生徒さんからそういうお声を聴くと本当に嬉しいです。
逆に普段から姿勢バランスを練習しておかないと、スタンス習得に時間が掛かる…、長年講師活動をしてきて出した結論です。お二人ともに事前にスタンスの基礎理論をしっかり予習して下さったお陰様ですね。3日間という短い日数ながらメキメキと上達していくのが肌で感じられました。
愛情が伝わるスタンス
最終日は技術の総仕上げと試験です。筆記はありませんが口頭試問で、こちらから指定した筋肉の起始停止を骨格模型を使ったり、私の身体で位置を確認しながら答えて頂きます。
前述した通り筋肉の走行や位置が理解できていないと立体的な施術が難しい、なのでここは必須。
そして全身の技術を一人一人確認してきます。ずっとこの3日間通してお伝えしてきた事。「クライアントも一人一人筋肉の弾力性が違う」「圧を押すのではなく、クライアントの筋肉の弾力を手のひらで感じながら、沈み込むように、溶け合うようにふんわり優しい心を込めて」
お客様ひとりひとりの御身体の弾力性は全く違います。その弾力をお借りするつもりで自分の身を預けていく事。自分もまあるくなって、お客様をハグするようなスタンスで。そんなイメージが出来上がると、本当に深く優しい圧が相手に伝わるのです、実際に。
自分ひとりで施術をするのではありません。お客様が体をゆだねて下さるから、そしてこちらも身をクライアントにゆだねるからこそ出来る施術。感謝の気持ちと溢れんばかりの愛情を、きちんとお客様にお伝えするためのスタンスを身につけて頂く、それがAtsuベーシックの最大の目的なのです。
試験最終日、3日間というハードな日程をクリアして無事お二人ともに技術合格でした。「更に練習してもっと上手になりたい」終わったばかりのお二人の言葉です。更なる未来への可能性を信じているからこそ出てくる言葉です。最後は涙あり、お互いに感謝の気持ちを伝えあい、励まし合い、名残惜しい気持ちで終了しました。
今回参加して下さったのは静岡県西伊豆から金子香保里さん。ご主人のダイビングスクールをお手伝いしながらリフレクソロジーやアロマサロンも切り盛りする頑張り屋さん。落ち着いた雰囲気でエレガントな香保里さんですが、熱い心とキュートな面もお持ちな素敵な方なんです。手から誠実なお人柄が伝わってきました。
そして北海道札幌からは近藤朋子さん。ハワイでロミロミを学びロミロミが大好き。しかし向上心が高く更なる技術向上を目指してAtsuの世界へ。ご自分でユックリペースだからとコツコツ丁寧に予習して下さってました。朋子さんは常に人の良い面が見つけられる人。その優しさが手から伝わってきました。
実はもうお一方受講予定でしたが、急遽お休みとなりお二人での受講となりました。でも、それもタイミング。次の日程で受講頂く日がその方にとってのベストタイミングなのだと信じています。出会いは必然、香保里さん、朋子さん、そしてモデルさんとしてご協力頂いた皆様のお陰様で初めての短期集中講座は無事に終了しました。
今、ブログを書いていて感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのご活躍を、そしてクライアント様とのハッピースパイラルが沢山生まれる事を願いながら。皆さんこの度の受講誠にありがとうございました!
そして、長い長い文章を最後までお読み下さりありがとうございます♪
感謝をこめて。
►札幌ロミロミサロン マウナ・ラニ近藤朋子さんのブログはこちら
►モデルでお越し頂いたたけいみきさんもレポ書いて下さいました
今日も口角アップで健やかな笑顔の一日を。
関口智子
セラピストという仕事に出会ったことで人生が大きく好転した、そう仰るセラピストさん私の周りにとても多いです。もちろん私もその中の一人。この仕事の何が人生に大きく影響したのか…改めて振返ってみました。
現在47歳。人生が好転したと思える出会いが大きく3回ありました。ひとつは結婚。今でいう授かり婚です。学生からの付き合いではありましたが、まだお互いに21歳(しかも旦那様はまだ大学生)。しかしお互いの家族の協力もあり結婚。なぜ好転なのかというと私自身、なかなか破天荒というか根無し草的なところがありまして。
きっと結婚していなかったら今頃は東欧のどこか(その当時本気で行こうと思っていた)で、どうなっていたか分かりません…(笑)。「平凡な日常を送る事が一番難しくて大切な事だ」との信条を持つ堅実な旦那様のお蔭様で、地に足をつけて生きる事の大切さを知りました。そしてしっかり結び付けてくれた娘にも感謝してもしきれません。
そして2回目は30歳にしてセラピストという仕事に出会えた事。それまでも手に職が欲しくて色々な資格スクールに通ってましたが、飽きっぽい私は途中でやめてしまうの繰り返し。しかしリフレクソロジースクールの熱意ある指導に感激し、共感し、初めて最後まで通い続けられたんです。(お恥ずかしながら…)
そのままスクールへ入社し、そこでプロの厳しさと誇りと他者貢献の意義など、「仕事をする」「社会で生きる」事を教わりました。充実していたけれど、体力気力ギリギリの毎日。「お客様の為に妥協しない、自分に負けない心」育ててもらいました。
更に「世界は自分の意識次第でいかようにもなる」という事をオーラソーマの武藤先生を通じて教えて頂きました。これは本当に大きかった。自分の価値観がいかにちっぽけだったかと言う事を思い知り、ジャッジしない眼を持つという事を心がける事で人に対する意識がガラッと変わりました。
モノの見方は一つでは無い、視野を広く持ち、あるがままを受入れる事が、こんなに楽に生きられるのか!と目からウロコが落ちたんです。それまでは人の目ばかり気にして自己評価が低くてネガティブで、でも妙に強気で…というアンバランスな私でしたが、物事のプラス面にフォーカスして見る訓練を始めたら私の目の前に広がる世界は明るく輝いた…そう思えます。
セラピストになったから幸せになった!と一概に言えないかもしれません。しかしセラピストを目指したお陰様で自分を深く知る機会を貰い、他者を敬う事を知り、日常に感謝をするという当たり前の事に気付けました。
どんな状況も自分もあるがままに受け入れ、今を生きている事に感謝できる。
それが自分の幸福論かな…と振返って思うのです。
そんな私のセラピスト幸福論についてお話をする機会を頂きました。イチセラピストの人生を聴いて下さる方がいる、恐縮で僭越ですが…頑張ります!!それまでにしっかりと自分と向き合い、私という人間がお越し頂いた皆様に何をお伝え出来るのかを考えて生きたいと思います♪
以下イベントのご案内です♪
2017年秋の9月22日(金)、雑誌セラピストでも常連で多くの方から慕われている小澤智子先生とトークイベントをさせて頂ける事になりました。
事務局として受付を一手に行って下さっている川瀬裕子さんのブログから文面をお借りしました。
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わたしの未来は、今のわたしでできている
『 W智子対談”新”セラピスト幸福論』
今まで数多くのプロセラピストを輩出し、
卒業生をはじめ同業からも尊敬と憧れを集める存在であるトップセラピスト二人が、「セラピスト達に、今一番伝えたい事」を語ります。
ファシリテータは、セラピスト業界を知り尽くし、2人の智子先生をよく知る 谷口晋一氏。この10年を彼女たちはどのような意識で歩んで来たのか?彼女達が考える10年後の自分のビジョンとは?後輩のセラピストに伝えたいことは?を深く深~く聴き出していきます。
お2人のお話から未来の自分へのプレゼントを受け取れるイベントです。
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5月15日(月)から一般ご予約がスタートし、60名定員のところ既に50名のお申込を頂いているそうです。当スクールの卒業生さんも、遠方の方々からもお申込を多数頂いているようで本当に有難い事です~。残席わずかだそうです。ぜひともお誘いあわせの上ご参加お待ちしております♪
先日、大久保 真奈美 (Manami Okubo)さんが卒業後の技術チェックにお越し下さいました。技術の土台でもあるスタンスを主に確認していくのですが、それは座っても立っても、あるポイントを押さえれば身体が安定して深い密着感のある施術を繰り出すことが出来ます。
頑張ってたんだな~私
そのポイントとは「股関節」と「みぞおち」そして「肩甲骨周り」他にも色々と法則はあるのですが、ここが上手く使えるようになると、格段に滑らかな動きになり吸い付くような手になるのです。
中でも密着感を増すには「みぞおち」を緩めるのが肝。でもみぞおちを緩めるって、思っている以上に体が丸くなるような感覚になるんですね。
そうなると普段姿勢を良く!と頑張っている人ほど、みぞおちの抜き方が意外と難しかったりするんです。真奈美さんも最初はそうでしたが、レッスンしながらどんどん抜けてきました。
そこで一言。「私頑張ってたんだな~って自覚しました」。頑張っている女性は胸をグッとそらしている人が多いんです。一見姿勢が良く見えても、胸を張る事で胸郭が上を向いてしまい呼吸に必要な横隔膜や呼吸筋に負荷がかかって呼吸がしづらくなったり、肩関節周りを制限して、肩こりや呼吸の浅さに繋がったりしている事があります。
でも、みぞおちが抜けてくると背中側の筋肉の緊張が緩んで、呼吸もしやすくなり、肩関節も今まで以上に動くようになる。本当に「楽チン!」なんです。身体のチカラが良い感じで抜けて、良い意味で自然体になるんですよね。
施術スタンスも自然体であること
施術スタンスの自然体とは、元々の骨格を無理なく使いこなせる事だと私は理論づけています。身体と心は密接につながっているので、身体が自然体になれば心も自然体になりますよね。逆に心(メンタル)デトックスを心がけていると身体も自然とそうなる、とも思っています。
自然体である事ということは、心も体も中庸(ちゅうよう)であること。つまりバランスが良いという事なんです。バランスが良い人の施術は、我が感じられないし、大きな包容力を感じます。何より相手をジャッジすることなく、受入れてくれるような安心感があります。なので、身も心もリラックスしてお預けする事が出来るんですよね。
今回、真奈美さんの手からまさにそれを感じました。みぞおちのリキミが良い加減で抜けた真奈美さんの施術は手が何倍にも大きく感じられ、吸い付くような密着感、更に深く深く筋肉を捉えて本当に気持ち良かったですよ。思わず「今日は役得です~!」と何度も言ってしまったくらい。
さらにもう一段階スキルアップ
身体が自然体で動けるようになると、施術の動きがとってもスムーズになるんです。それはもう、流れる様なリズムで。ここをマスター出来たら、もう一段階スキルアップが出来るんです。更に真奈美さんに要求しました。それは「クライアントの身体の裏側まで包むことの意識」です。
人間の身体は立体的です。どこかしら必ずカーブがあり、厚みや丸みがあります。背面ならお腹側まで潜り込むように、デコルテなら三角筋の後面側や僧帽筋の裏側まで一筆書きをするように…。大きく包むように、大きく円を描くように施術すると…。クライアント側からすると片面の施術なのに全身を包まれているような感覚になるんです。それはもう!言葉では言い表せない位気持ちいいんです。
しかし基本のスタンスが徹底できてこそ、もう一段階ランクアップできる技術です。真奈美さん、しっかり応えてくれました!お陰様でGW明けで若干むくみが出ていた私の身体はすっきり。施術後は活性化されて家事に仕事にとバリバリと気力体力復活し、血行促進したお陰様で半身浴の汗もいつも以上にかきました。
翌日の朝は更にスッキリ、顔のクスミも抜けてましたよ!勿論便通もバッチリ!改めて思うのです。スミマセン、自画自賛ですが…Atsuってイイ!こうしてAtsuはどんどん進化していきます。
これも生徒さんがどんどんレベルアップし、深い部分までご一緒に探求できているからこそ。生徒さんが進化し続けるので私も進化し続けるしかありません(笑)。一生懸命で常に向上を目指す生徒さん方のお陰様様ですね!
卒業後もこうして生徒さんが技術チェックに来て下さることも、本当に有難い。
私は幸せ者です。
大久保真奈美さんのサロンは東京都板橋区坂下です。
是非ともご予約をお勧めします♪
今日も口角アップで健やかな笑顔の一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
Atsuに合うユニフォームってなんだろう…ずっと探し続けてきました。奈良ルララのバリニーズサロンをされている中元香さんがバティックを巻きスカートにしているのを見て、私も!と真似させてもらいつつ日本風にアレンジするには…と考えてました。
香さんが大きな一枚布のバティックを上手に巻いて使っているのを見て、着物生地を買おう!と早速、和風の生地を扱っている生地屋さんにネット注文してみたものの…。
採寸を間違えて短い布が3種類も届きました。若干短いけど何とかなるかも!と腰に巻きつけてみたものの、見事に太ももがあらわに…。ダメだ、これじゃセクシーサロンになってしまう。と断念。
ここで裁縫が得意な方は思うでしょう。和風の生地を買って巻きスカートを自作すれば?と。しかし、高校の家庭科裁縫で通知表2という(しかも10段階)を取った私には、自作という頭は全くなく。(何の自慢にもなりませんが…苦笑)
タイパンツやらヨガパンツやら、アラジンパンツやら色々と教えて頂き購入して試してみたものの。みんな可愛いんですが、もう少しジャパニーズに近づけたい…とモンモン。
ある日、お出かけ中、急に旦那様が「あ、あそこに寄りたい!」と言ったのが着物も扱うリサイクルショップ。なぜそこに寄りたいと言ったのかは未だナゾですが…、私も「もしや制服になりそうな布が見つかるかも…」と期待に胸を膨らませて入店。
私が主に漁っていた、いえ探していた場所は「大判風呂敷コーナー」。布を巻くというイメージから抜けだせない私は大判風呂敷を広げては腰に巻きつけ、を繰返し、周りのオバサマに「それ何するつもり?」と聞かれ「あ~、いえ、和風な巻きスカートにならないかと…」お伝えしたところ。
「和柄のスカートなら二部式着物の下でもいいんじゃない?」
なるほど!!アイディア頂きました!!二部式着物なら立体縫製されているしシルエットもキレイ、何よりまさに求めていた和だ~!と風呂敷売り場から移動してまたまた着物売り場を物色。
残念ながらそのお店には二部式着物はなかったので、家に戻ってから速攻でネットショップを調べ捲り…、意外とお安く購入できるのでびっくり。旅館や料亭でもユニフォームとして使われていたり普段着として帯無しで気軽に着られるという事で人気のようです。
しかも丸洗い可のものもアリ制服にピッタリ!
益々期待が膨らみ、ポチッと購入。
という事で、早速届きまして。昨日のレッスンでみきさんに見せびらかしてました(笑)。(しかもみきさんにも着せるという…)
写真では上下着ていますが、下のスカート部分と上は黒Tシャツで施術してみました。一番心配していた動きづらさは難なくクリア!
袷生地、つまり裏地がついているお蔭で生地がサラサラとしていてとっても動きやすいんです!ハイウエストなので足長に見える効果も…(笑)。
なかなか良いですぞ~。という事で二部式着物の次なるデザインを現在物色中です。素敵な柄が見つかるといいな~。
お客様をお迎えする時は上下の着物スタイルでもいいかな~♪ Lサイズはちょっと大きめなので、Mサイズも検討中です。
今年は海外研修もあるので、この着物を持参しようとワクワク妄想しています。色々楽しみがいっぱい。しばらく使用感を試して良ければ生徒さん方にもお勧めしたいと思います♪
今日も口角アップで健やかな笑顔の一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
GW明けはAtsuアドバンスのレッスンから。今日はモデルさんが仙台からわざわざお越し下さいました。Atsuに興味を持って下さる方が全国でジワジワと増え本当に嬉しいです~。
楽しめない時期も乗り越えて
生徒さんは埼玉県越谷市で秋に自宅サロンオープンを目指すMoani(モアニ)のたけいみきさん。1月からスタートしたAtsuベーシックから引き続きアドバンス受講で、レッスンも5ヶ月目に入りました。
みきさん、今日も仰っていましたが「ようやく楽しいと思えるようになってきた」と。最初のうちは出来ない自分が苦しくて、悲しくて楽しいとは思えなかったそうです。
私はレッスン生さんに「簡単に習得できる技術と知識じゃないからこそ身についたら一生モノの宝物になります(ニコッ)。大変だと思いますが、その大変さも楽しみながらトライして下さいね!」とお伝えします。
先生はそう言うけれど、全然楽しむ余裕なんてなかった…。みきさんに限らずそう仰る生徒さんはたくさんおられます。それを聞いて私は思うんです。「あ~、真剣に取り組んでくれているんだな~」と。一生懸命だからこそ苦しいんですよね。そんな風に一生懸命もがきながら頑張る人、心から応援したくなります。尚更プロ技術者への道先案内人としては妥協できませんね。
応用編でも基礎は大事に
今日のレッスンは背中がメイン。立体的でカーブや骨の危険部位などもある場所。使う手や腕も、ちょっと角度を変えるだけで痛みを与えてしまう事もあります。
やっぱり大事なのが施術の目的と基本のスタンス。重心のバランスを取りながら、自分の身体を使いこなしていく。応用編ですが、基礎を更に体に浸み込ませながら進めてます。
それにしても、みきさんとっても上達しました。プロレベルまであともう少し。でも大きな暖かい手やしっかりかかってくる体重の重み、密着感はレッスンごとに進化し続けてます。
まだまだ練習は必要ですがこれからが楽しみです!
ボディなのにリフトアップ
今日は時間の都合でみきさんの体感も、モデルさんのレッスンも背中の左半分のみの施術でした。最初はみきさんの施術終了後…。「あ、片側だけ顎がスッキリしてる!」
そしてモデルの真理さんの施術終了後、長時間のうつぶせ立ったにもかかわらず、「顎がスッキリとリフトアップしてる!片側だけ…」フェイシャルもヘッドも触っていないのに、リフトアップ!血流を深くから流し込むこれぞAtsuなんです♪
スミマセン、自画自賛ですが嬉しかったので(笑)
私も背中片側だけのレッスンだったため、左半身はとても軽いです…。
誰か右もやってほしい…これはモデルさんも仰ってましたが、私も今、切に願っている事です(笑)。
みきさん、今日もレッスンお疲れ様でした!
真理さん、仙台からありがとうございました!
今日も心から感謝をこめて。
関口智子
今年のGWも大型連休を頂き、しっかりと充電をしてまいりました。前半のお休みは奈良出張のお仕事を終えたのち、旦那様に奈良まで来てもらい奈良京都の旅へ。
ご縁頂いて何度も奈良でお仕事させて頂いてますが、奈良って本当に穏やかで大好きな場所。いつか旦那様と一緒に奈良の神社仏閣をゆっくりと見て回りたい、ずっとそう思っていました。
中学修学旅行以来の奈良だという旦那様、前日に教わった吉野の金峰山散策に始まり法隆寺、春日大社、東大寺大仏、興福寺、ならまちなど代表的な場所をのんびりと散策。
当初予定に無かったのですが、急遽旦那様が有給を一日取ってくれて、京都観光も。今回の旅はとにかく良く歩きました。
3日間トータルで20キロ以上は歩いたんじゃないかというくらい。お陰様で最後の方は筋肉痛でおかしな歩き方になってましたね(笑)。
それにしても日本の古き伝統に直に触れる時間、好きですね。私は神社仏閣の空気感が好きで、中でも社殿や彫刻物に惹かれます。神様に捧げる為に心を込めて作られたそのものたちを眺めていると、その時代に生きた人々の信仰心や時代背景に想いがトリップします。ご先祖様あっての今なんだなぁとワクワクしつつも、自然と頭が下がります。
帰りの新幹線ではご朱印帳を開き旦那様と旅を振り返りながら帰途につきました。仕事を調整して奈良まで来てくれた旦那様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
GW後半はお家でのんびり。本屋さんに行ったり、近所を散歩したりベランダの植木を入れ替えたり、ネコと遊んだり、穏やかな日々でした。
講座でもよくお伝えしていますが、私は寝るのが大好きなんです。とにかく布団の中にいるのが本当に幸せ。何より夢を見るのが楽しい。
夢をよく見るのは眠りが浅いので健康面では…というお話もありますが、自分では想像もつかないような出来事が起きたりする夢の世界。ある意味映画を見ているのと同じような楽しさなんですよね。
ネコも一日の半分以上は寝てますが、私も今年のGWは良く寝ました(笑)。寝る事は究極の自分再構築だと思っています。深く呼吸しながら瞑想するように眠る…、至福の時なんです。
さぁ、明日からまたお仕事開始。
休暇が楽しい、嬉しいと思えるのもお仕事があるからこそ。
また気を引き締めて精進の日々を過ごします。
明日も口角アップで笑顔の一日を。
全てのご縁に感謝をこめて。
関口智子
奈良出張もあっという間に最終日。5日目を迎えました。前半はAtsuの前身ディープブレスロミロミを学んでくださった水野佐和子さんと来年Atsuベーシックを学んでくださる坂本伊代さんとカウンセリングスキルアップの座学をみっちり2日間。
後半は今日も含め、水野佐和子さんより招致頂き「セラピストの起業マインド講座」をお話しさせて頂いております。
【最初に考える事】
カウンセリング講座も起業マインド講座も、学ぶ前に共通している事があって。
それは「誰の為に、何のために、どんなお役に立てるのか」を自分の中ではっきりさせておくことなんです。
例えば、AtsuStudioがお客様と共に目指していきたいのは「今も未来も健やかな笑顔で」ということ。
その笑顔でいるために3つのスローガン(目標)があって。
①血流や血の質を上げる→(冷えむくみ知らずの代謝が良い身体)
②自律神経系の安定→(いつもナチュラル(自然体)で。ご機嫌な毎日を)
③日常を幸せと感じられる心→(今を大切にできるハッピースパイラル)
その為にサロンが出来る事、お客様と共に目指していきたい事があります。
①定期的なサロン利用→Atsuの施術
②日常から心身を整える→カウンセリングアドバイス(姿勢、呼吸法、食養、運動、生活習慣)
③自分を客観的に観られる→カラーセラピーやカウンセリング
そしてこれをすることでお客様にどんな恩恵があるのか。
つまりお客様の未来はどう変化して、どんな良い事があるのかを考えていきます。
例えば目標が達成されれば、代謝の良い体作りに役立てると思うので、身体が軽くなったり不要なものを手放せる心と体になるのではと考えています。そうするとお化粧をしたり、洋服を選ぶのが楽しくなったり、自分軸が出来て自信が持てるようになったり、人と会うのが楽しくなって世界が広がったり…、もうキリがない位楽しみがいっぱい!
お客様の未来ながらこちらまでウキウキしてきます。
上記はあくまでも一例ですが、こんな風にサロン運営の軸を考えておくと更に勉強する事も見えてきますし、効果がアップするような技術習得を探求し、更なるサロン向上につながっていくのでは、、、と考えています。
サロンは施術をする為だけのサロンでは無いのですね。当たり前の事なんだけれども、ここが見落とされがちで意外と難しいサロンの目的設定。ですがここが出来上がると専門性の高いスペシャルなパーソナルセラピストになれると思っています。
カウンセリング講座や起業マインドでもこのお話を繰り返しお伝えしてきました。
すごく大事な事だから。
仕事の根っこを決める部分なので、時間を取って考える事案ですし、定期的に見直したい事です、私も。
それにしても、改めて文字に起こしてワクワクしてきます。血液が入れ替わるのはおおよそ4カ月と言われています。その期間は集中プログラム組んだらどうかな、とか、食養の一覧表作ってみようとか、アイディアも湧きだしてきますね。目的地が決まったらそこに到達するまでに色々な手段を考えて、道を作って、進み続ける。
必ずお客様のお役に立てると信じて。
そんな事をスクール生さんたちとも分かち合っていきたいと思います♪
今日も口角アップで健やかな一日を。
全てのご縁に感謝をこめて。
関口智子
先日、スタンス理論応用編を開催させて頂きました。5名の参加者のうち、4名がAtsu受講生様。卒業生さんから現在受講中の方まで、ご自身の技術探求の為に講座を受講して下さることは講師冥利に尽きますね。
【技術が進化してる!】
応用編は、基礎を復習しながら上肢中心の実技をガンガン行っていきます。要は身体に基礎を叩きこむ一日なのです。
上肢、つまり背中やデコルテ、腕は、骨や身体のカーブが多く、距離感や立体的に捉えるのが意外と難しいパーツのオンパレード。しかし、お客様の感覚が敏感な場所でもあるので、密着感や気持ち良さをきちんと伝えたい箇所でもあるのです。
その為には、身体の使い方が安定している事、自分の股関節や肩関節などを使いこなせる事、楽に呼吸ができる体勢を体にしっかり叩きこむこと、やっぱりスタンスは大事なんです。
スタンスを整えるには、いくつかポイントとなる部分がありまして…。特に意識してほしいのが股関節と肩関節周り。その部位が使えている施術とそうでない施術の違いを皆さんに、あーでもない、こーでもないと色々な視点からお伝えしていきます
その際受講生の皆さんに是非意識してほしいのが「観察する事」。私のデモンストレーションや、他の生徒さんへの指導内容などなど。
私が常々思う事は、今という時間を有効活用してほしいという事。家でも練習はできます。しかし私はいません(笑)。とても僭越ではありますが、お手本を見て真似て、近くから遠くから観察する事、自分で気付けるようになる事。
これが技術上達には欠かせないのです。今回はAtsuの受講生さんが多く、何度も何度も練習の仕方についても耳タコで言われているので、受講生さんの熱い視線がザクザク突き刺さるのを感じながら(笑)、デモンストレーションをさせて頂きました(その視線がホント嬉しいんです(笑))。
そこでAtsu卒業生の小春さんより…「先生、また技術が進化してますね!」「予習用の動画から変わってます!」とのご指摘。ドキッ!。常に技術を安定させ、目的を達成するためには…を常に考えている私(もう職業病です(笑))。こうしたらもっと気持ち良いかも!!と思ったら直ぐに施術の仕方、指導方法を変えています。
スタンス理論講座も、再聴講が無料なのは自分の中で「技術取得の為の学びは天井知らず」だと思っているため、基本は変わりませんが伝え方が変わる事もあり、是非ご一緒に技術の探求をしつづけましょう!という意味で無料にさせて頂いています(いつまで無料かは未定です(笑))。
なので小春さんの「進化しましたね!」の言葉にはドキッとしつつ、そこに気付いてくれたことも実は内心喜んでました♪ それだけしっかり私の技術を見て感じてくださっていたという事ですから。頼もしい限りです。
スタンス理論講座を開始してちょうど2年になります。少人数の開催ながら全国で開催させて頂き受講生さんも約100名となりました。昔の受講生さんから「スタンス理論を受けたお陰で腰のコルセットがいらなくなった」「密着感が増して気持ち良くなった」「体が疲れにくくなった」などの嬉しいお声を頂いています。本当に嬉しい。
身体が痛いのは
身体が疲れるのは
身体の使い方を間違えています。
断言出来ます。
これからもそんなお悩みを抱えるセラピストさんのお役に立てますように。
スタンス理論講座を極めていきたいと思います。
是非のご参加お待ちしております♪
今日も口角アップで笑顔の一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
半年前からご予約を頂いていたサロン体験。良く晴れた春の日に宮城県よりお越し頂きました!産後の骨盤整体が人気のサロンオーナー風呂レゾン村上寛子さん。プロの接客、上質な接客を体感してみたい、という嬉しい理由でお越し下さいました♪
【上質って?】
寛子さんがサロン体験を受けてみよう、と思って下さったきっかけは、昨年6月に池袋で開催された「セラピスト交流会」での「こだわりの上質ビジネス」のお話にあったようです。
その中で「上質は高級という事ではなく、質の良いもの、こだわりのあるもの、品質が高いもの」であるというお話をしました。寛子さん、上質ってなんだろう?と私のサロンに興味を持って下さったのですね。(そこで半年先のサロン体験の予約を取る行動力がさすが人気サロンオーナーさんです)
いや~、来店動機を伺って身が引き締まります!
上質な仕事をしよう!と自らハードルを上げている私(笑)。寛子さんのご期待にお応え出来るように、といつもながら、全力でお迎えさせて頂きました。ここにお越し下さるまでの経緯に想いを馳せたり、寛子さんのイメージにあうお花を選んでみたり、寛子さんの笑顔を思い浮かべながらお掃除したり…、お会いする前から接客をスタートさせていました。
【サロン体験のご感想を頂きました】
そのサロン体験のご感想をブログに早々にアップして下さった寛子さん。
とても嬉しすぎるお言葉、ぜひご紹介させて下さい♪
昨日はサロンもブログもお休みを頂き、埼玉県にある日本ホスピタリティ自宅サロン協会の理事、関口智子先生のサロンへサロン体験へ行って参りました。半年前に予約を取りましたが、まだまだだと思っていたらあっという間に当日。子供たちの送迎を主人に託し、いざ朝仙台を出発!(主人よ、いつもありがとう!)
もう田舎者丸出しで、浦和駅に到着しました。笑 先生がお車でお迎えに来てくださって緊張でガチガチになりながらサロンへ。お写真で見ていた光景が目の前に。。。もうこれだけで感激でした。
なぜオイルトリートメントなどの技術もない私が智子先生のサロン体験へお邪魔したか。理由は色々あるのですが、一番は『上質』の接客を受けてみたい!そう思ったからです。とってもお恥ずかしいお話なのですが、昨年6月と9月智子先生と実際にお会いしてお話を聞くまで、私『上質』の意味を勘違いしていました。
『上質』と『高級』の意味が混同していたんです。
リラクゼーションサロン、特に智子先生のサロンはお部屋もインテリアも素敵で、ガウンは素敵に畳んであって、お客様との会話もスローペースで、お茶もデザートも素敵。(私の勝手なイメージ。笑)でも、私のサロンは、インテリアもあまり置かない方が好きだし、お着換えもないし、お客様とは元気にお話したり笑ったり、お茶はお出しするけれどデザートはお出ししない。
全然違う!と勝手に線引きして、先生の接客の講座も興味はあったけれどこんな理由でお申し込みしていませんでした。(智子先生、ごめんなさい。。。泣)でも『起業マインド講座』を受講してそれがとんだ勘違いだったと気づき、勝手に線引きしていた自分がとても恥ずかしくて…。これは実際体感しなくては!!!と『起業マインド講座』後すぐに先生へ「予約したい!」とご連絡しました。
いやいや、思い込みってホント怖い。。。先生の接客はイメージとは全然違っていてとてもナチュラル。でも、とても丁寧で愛のこもったものでした。
そして施術は、・ジャパニーズオイルセラピーAtsu、・ホットストーン、・オーラソーマ、贅沢にも全て体験させて頂きました。こちらについては一言、Atsuの素晴らしさに感動!!先生の手が私の身体にずっとくっついている状態でただただ気持ちいい。圧が入るのに痛くない。あの圧と密着度は今までにないオイルトリートメントでした。宮城県でもどなたかAtsuのサロン作ってくださ~い!笑
最後はオーラソーマで心もほぐれ帰りに車の中では終始先生と笑ってお話できました。新幹線の中では接客について学んだことを整理。
これからの接客にどんどん活かしていきたいと思います。智子先生、今回はたくさんの学びを本当にありがとうございました。次回またお会いする時までにさらに成長できるよう精進致します。
【今までにないオイルトリートメント】
120分のサロン体験を90分の施術、30分のオーラソーマカラーセラピーをお選び頂いた寛子さん。施術はホットストーンでお体を温めつつ、ハンドでのオイルトリートメントでAtsuをご堪能頂きました。嬉しすぎるご感想ブログ!励みを頂きました~涙。
Atsuでは寛子さんの心とお身体を尊重し、ハグするように深くまで浸透していく…、身体の隅々まで血液を流し込むように施術をします。呼吸を合わせ、寛子さんとのリズムを作り、一体になるような深い深いタッチ。自分で言うのもなんですが気持ちいいんです~(笑)。
最後うつぶせで終了したにも関わらず、寛子さんのお顔がとても艶やかになって、あごもシュッと小さく更に美しくなっておられました♪ フェイシャルしていないのに!うつぶせで終わったのに!顔が小さくなるAtsu(すみません、しつこい位のAtsuアピールです(笑))、寛子さんにも喜んで頂けたようで嬉しかったです。
仙台にもAtsuサロン出来るといいな~(笑)
あ、東北の皆様、福島には来年Atsuサロン出来る予定です♪
お楽しみに~。
寛子さん、お忙しい中ご遠方からお越し下さり誠にありがとうございました!
フロレゾンのお客様、そしてサロン業界の発展のために心を尽くされておられる寛子さん、優しい笑顔と語り口に癒された一日でした。素敵なご縁に改めて感謝いたします。またお会いできます日を心から楽しみに!ありがとうございました♪
卒業生サロンもご紹介いたします、御気軽にお問合せ下さいませ♪
今日も口角アップで笑顔の一日になりますように。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
美哉さん旋風が巻き起こりました!北海道苫小牧サロンSpringのオーナー高坂美哉(たかさかみや)さん。全国に熱狂的なファンがいる、そして一度会ったら、みんな美哉さんが大好きになっちゃうそんな魅力的な人。
【講座開催のいきさつは…】
実は、企画していた自主講座があり、それに参加するつもりで美哉さんはずっと前から予定を入れて下さってました。が!私の仕事の方針が変わった事もあり、それは中止したんです。
しかし、美哉さん。その講座が無くなっても埼玉に行く!と仰って下さったんです(涙)。どんなお仕事のお手伝いでもいいので~と美哉さんは仰ってくださいましたが(な、泣ける…)。せっかく北海道からお越し下さるのです。美哉さんにお会いしたい方も必ずいるはず!とコラボ講座を東京で開催したわけです。
時期的に新学期が始まる季節。「行きたいけれど子供の予定が~!」と何通も何通もメッセージを頂きましたが、ふたを開けてみれば満員御礼!での開催。小さな会場でしたら熱気ムンムンの熱い一日となりました!
【美哉さんの歴史から学ぶ時間】
今回は「個人サロンセラピストとして向上するために」がテーマのコラボ講座。美哉さんのパートでは「出会いを味方にしてサロンも自分も向上させる方法」をお話頂きました。
今回初公開!という美哉さんの秘密兵器がまず登場。それはお写真なのですが、なかなかのインパクト…。セラピストになる前の美哉さんが人との出会いでどう学び、成長していったのかを、笑いあり、ホロリありで語って頂きました。
楽しかったな~、美哉さんのお話。今の美哉さんってこうやって出来上がったのか~と興味深いお話も山盛りでした。
繁盛サロンになるためには、「やり方も大事」ですが、やっぱり「在り方」なのだと思います。その「在り方」とはプロ意識。お客様から代金を頂けるだけの商品に自分がなる!と覚悟を持つ事から始まるのだと思います。
プロと言えるほど、まだまだ自信が無い…と尻込みする人もおられるかもしれません。しかし「プロとしてどう在りたいか」を考え、少しずつ行動に移し、その積み重ねでいつしか周りからもプロと認められるようになるのだと、私は美哉さんのお話を聴いていてそう感じました。
【セラピストの日々の訓練法】
ちなみに私の担当はセラピストとして向上するための日々の訓練法がテーマでしたが、お話したい事がありすぎて、準備した内容がほぼお伝え出来ず…。
これはブログでカテゴリーを作ってお伝えしていこうと思っています。訓練法というと大げさなように聞こえますが、本当に小さな小さな事の積み重ね。
なんだ~そんな事か~!と思うような内容ですが、当たり前の事を当たり前の様に継続していくことしか身につかないんですよね。意識しながら行っていた事がいつしか当たり前になった時、それは自分のモノになるのでしょうね。美哉さんも講座の中でそう仰ってました。
一人起業は組織の中にいた時のように、注意してくれる人もいません。自分で自分を律するしかありません。常に自分で気付き、自分で修正し、自分でより良いものを積み上げていく、そんな毎日を繰り返して、お客様に「今ベストなものを全力でご提供していく」。
個人セラピストとして向上していくには、まずこの意識を持つ事から始まるのです。自分を向上させようとすると、出来ない自分やダメだな~と思う自分と向き合わねば成らない時も出てきます。
でもそれも向上していく為のプロセスの一つ。それを受入れつつ、どうありたいのかを、「自分を自分であきらめる事無く」トライし続ける事。それもある意味自分を大切にし、自分の人生を一生懸命生きていく事だと思います。
そんな風に毎日を過ごせる仕事を選べたことに、改めてありがたいな~なんて、この記事を書きながら思うのです。
お客様の為に一生懸命頑張っていく事は、自分を整える事でもある、それは何度も言いますが自分の向上につながる。自分の人生をより良くできるのはやっぱり自分しかいないのだな…と思います。
もちろん沢山の方に支えられ助けられてこそですが。
講座から1週間以上が経過した今、主催者ながら何度もあの時の時間を振り返って気付きをたくさん頂くほどの濃いコラボ講座でした。美哉さん、お越し下さった皆様、本当にありがとうございました!
良きご縁に本当に恵まれているな~と幸せをかみしめる夜です。
ご縁に感謝をこめて。
高坂美哉さんのブログはこちら
参加して下さった方のご感想ブログも掲載中♪
関口智子
1週間前のお話ですが、留守番電話に残された一通のメッセージ。なんと10年以上前にご来店頂いたお客様からだったんです。ご予約をご希望されるメッセージ、嬉しいながらも現在はスクールが中心の業務形態。すぐに折り返し電話したところ…。
【予約は私じゃなくて】
お電話したところ、懐かしいお声。昔の思い出が一気に蘇ってきました。詳しいお話を伺ったところ、実はご予約はお嬢様に、とのこと。
社会人として頑張っているお嬢様、疲れておられる様子を見てご心配だったのだと思います。「自分も昔、リラクゼーションサロンへ行ってとても癒されたから、娘にもいいんじゃないかと思って」
嬉しかったのは私のサロンを思い出して頂けた事。サロン開業して2年後には企業スパのマネジメントの為、一時休業し、再開業した時には既にスクールメインのサロンだったため、通って頂けたのはとても短い期間でした。それでも記憶に残して頂けた事が本当に嬉しくって、嬉しくって…。思わず涙が出そうになりました。
【ご紹介できるサロンがある事が幸せ】
しかし現在はフリーご予約が年内満了である事、プロ向けサロンとして活動している事もあり、お受けしたい気持ちを抑えながら生徒さんのサロンをご紹介したいとお伝えしました。
幸いその方の近くに生徒さんのサロンがありまして。そのサロンオーナーさんは定期的に技術チェックにも来て下さる方なので、私も安心して生徒さんをおススメ出来ました。毎回定期技術チェック後に「智子先生の予約はなかなか取れないから…」と、半年先の予約を入れてくれる位、技術向上に熱心な方。
そんな生徒さんがいてくれる事にも改めて感謝した一日でした。
【評価は自分から求めるものではない】
そして夜、主人と娘にこの話をしたところ「ふ~ん」で終わり。私の説明の仕方が悪かったのかと、もう一度最初から説明したところ、同じ反応…。「ちょっと~!良かったねって、ヒトコトで良いから言ってくれると嬉しいのに~」と抗議したら主人が一言。「評価は自分から求めるモノでは無い」。そして娘のヒトコト「オチが無いから…」。
チ~ン↓。
はい、その通りです。
その通りですよ!
更なる精進を目指します(笑)。
ですが、一人眠りにつきながら「頑張ってきて良かったね、私」。と自分を褒めてあげたのでした。良きご縁がつながりますように、と祈りながら。日々の積み重ねを大切にしていきます。
ご縁に感謝をこめて。
今日も口角アップで笑顔の一日を。
関口智子
実は〇周年というメモリアルデーをほとんど覚えていないんです。なので、キリが良い2000年にこの業界に足を踏み入れたという事以外は、大体の時系列しか記憶がありません…汗。
【今ここを生きる】
そんな私ですが、起業当時から大切にしている事があります。それは「誰の為に、何の為に、どんなお役に立てるのか」という事。
常に良いものをご提供したい、常にお役に立てる講師を目指して、その瞬間に成長し、向上するという事を心がけていました。
「挑戦なくして成長は無し」
「現状維持は成長は無し」
と以前の会社で徹底的に叩き込んで頂いたお陰様もあり、技術も一瞬一瞬の成長を意識し、講座も前回以上により分かりやすく、を意識してきました。
それは、人生は無限ではない事、人間にとって時間は限りあるもの、そして、その時の出会いやご縁は必然ながらも奇跡的なものであること、つまり「一期一会」で「今ここ」を大切に生きたい、との想いが根底にあるからかもしれません(生徒さんには刹那的だと言われますが…(苦笑))
昔の私はそんな風に考えた事はありません。どちらかというと、今の自分に足りないものを常に追い求め、今よりもっと何か出来るんじゃないかと妄想し、今の自分を否定し、見ないようにしていたような気がします。
ですが、この業界に入って「プロ意識を持つ人」を間近に見て、その心意気を知り、身震いするほど感動したのを覚えています。自分もプロフェッショナルと呼ばれる人になりたくて、出来ていない自分とその差を埋めるのにガムシャラに必死でくらいついていきました。その人たちを真似しているうちに気付いたこと、「行動は意識があってこそ」だったのですね。
セラピストになる時は「誰のために」はまさに自分の為に、でした。「何の為に」は自分の手にキャリアを積みたくて、「何のお役に立てるのか」なんて考えてもみませんでした。本当に井の中の蛙です。自分の価値観でしか物事が見られないので、色々な事で衝突していたし、相手を理解するという事も出来ない…。ほんと残念な人でした…。
【プロ意識の心構え8ヶ条】
そんな中で、「プロ意識とは」5年かけて自分に少しずつ落とし込みつつも、時に自分とのギャップに悩む事も。理想が高すぎるんじゃないか、ここまでストイックに出来るんだろうか…などなど、弱気の虫がムクムク顔を出すんですよね、それはもうしょっちゅう。
ある日、電車を待っていたホームでふと降りてきた事。「今自分がやっている事は、自分の子供に胸を張って誇れる事なのか」「未来の子供たちに残したいと思えるほどのものなのか」との言葉。その時、下っ腹がチリチリ…分かりますか?この感覚。その問いに対しての私の答えは「やりたいならやるしかない」という言葉。
この仕事をもっと大切にしていこう、【肚が座った瞬間】だったのではと、今振り返って思います。
私自身が常に思うプロ意識の8ヶ条があります。
①プロとは?を自問自答するココロ
②自分の仕事に対する客観的な視点を持ちづ付ける
③仕事への想いや将来的なビジョンがすぐに語れる(誰の為に、何の為に)
④スペシャリストを目指す姿勢がある~妥協しない心~
⑤自身=商品価値=価格という意識を持ち、お手本として日々行動している
⑥時間と約束を守る(タイムマネジメント信頼)
⑦お客様に心から感謝し、信頼し、愛している
⑧最高のおもてなしは自身のセルフコントロール、そしてポジティブ変換
【意識は無意識に落とし込んでこそ】
こんな風に、自分なりに心構えを作り、手帳の裏表紙に書いて、年度が替わるたびに必要な言葉を書き写してきました。何年も何年も。今では8ヶ条ですが、昔はもっともっとたくさんあったのですよね。何度も見て、意識に叩き込む。その中で自分が気付いたことは「意識している間は自分のモノになっていない、無意識に落とし込めてこそである」という事。
だから、本当にやり遂げたい事は「無意識」の領域に落とせるまで、何度も何度もトライします。それは普段の行動でも、接客でも、知識でも、技術でも全て。ですが、まだまだの部分がたくさんあります。以前の私なら「ダメな私」と否定的になっていたでしょう。しかし、⑧のポジティブ変換という項目のお陰様で、「まだまだノビシロがある、可能性がある私」と楽観的に捉えられるようになりました。
これを書いていて、ふと思ったこと。
意識のお蔭で行動や思考が変わった自分がいる!
素直に嬉しいです。
私が講座の中で、意識(マインド)について熱く語るのは、繰返しになりますが「行動は意識があってこそ」だから。人は色々な考え方が合って当たり前です。ですが、この部分に共感して下さったサロンオーナーさん方は、今や全国で活躍していたり、同業者さんから憧れられる存在になられています。また業界をより良くしようと自分のサロンだけではなく、熱い志で同志を増やしたり…。
今、Atsuの職人的セラピストの育成に夢中なので、起業マインドをお伝えする講座は数少なくなってしまいましたが、プロ意識を持つ事の大切さを僭越ながら私の経験からお伝えさせて頂きたいと願っています。
意識が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人生が変わる
人生が変われば運命も変わる
セラピストの起業マインド講座の開催は奈良、埼玉で予定しています。
最後までご覧下さりありがとうございました!
今日も口角アップで健やかな一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
新たな試みがスタートです!お客様のパーソナルセラピストを目指してカウンセリングスキル向上を目指す勉強会。4月から毎月1回、1年間でカウンセリングに必要な知識を皆さんと共に掘り下げていきます。
【カウンセリングを学ぶ前に】
第1回目は、カウンセリングの《基礎》《接遇》《禁忌》について掘り下げました。お客様が貴重な時間を使って書いて下さったカウンセリングシートをしっかり読み解き、施術に活かしていく。
しかし、「その前に大切なことがあります」と始めさせて頂きました。それはサロンが何を目指しているのか?そしてお客様と共に何を目指したいのかを明確にしておく事です。
お客様は大切な時間と労力、お金をかけてサロンにお越し頂きます。例えば「トータルリラクゼーションサロン」と看板を掲げ、実はボディ専門店なのにサービスの表記を曖昧にしておいたが為に、実はお客様のご要望がフェイシャルだったとしたら!(そんな事例は無いと思いますが…)
どんなに上手なカウンセリングをしてもお客様のご要望には添えません。そんな行き違いを防ぐためにも、サロンの《目的》《お客様と共に目指すゴール》《その為の目標・手段》を明確にし、来店前にお客様にご理解頂く必要があるのですよね。その点がお客様と一致してはじめてカウンセリングが出来るのだと私は思っています。
【カウンセリングはお客様と信頼関係を結ぶ時間】
カウンセリングシートを書いても、簡単な質問だけ、サラッと目を通して終わり…、そして順番通りのマニュアル施術。その昔、私がやっていた事です。正直に言います。
禁忌事項、力の加減のお好み、念入りに施術して欲しい箇所、この辺りを主にチェックし、この時はこの時で一生懸命、お客様に喜んでいただけるように、少しでも楽になる様に心を込めて施術をしていました。
でも、せっかく書いてもらったカウンセリングシート、全然活用できていない…とずっとモヤモヤがあったのですよね…。そこで自分だったらどんなカウンセリングをされたいか?と、自問自答を繰り返しました。
出した答えは「わざわざ書くならそこに触れてほしい、意義ある時間にしてほしい、そして私にあった施術にしてほしい」という事でした。
という事で、お名前や生年月日、ご住所や来店のきっかけなど、書いて頂いたことには一言でも良いので、お客様に確認する、簡単な雑談をするという事を心掛けています。いきなり問診に入るよりも、やっぱりお客様がリラックスされるのが感じられますね。セラピスト側も和んんでホッコリしたりします。そんな雰囲気が出来上がってから、今御辛い事や、施術に期待している事、生活習慣などを伺うと、よりお話が深く、そして弾むような気がします。
聴き方のコツや順番なども今回の勉強会でお伝えしましたが、何よりカウンセリングは、お客様に触れる前の信頼関係を築く時間でもあるのですね。
【カウンセリングの接遇とは】
その信頼関係を築く為には、接客の基本がきちんとできている事が重要だと私は考えています。少しだけご紹介させて下さい。
① 挨拶…第一印象を左右する
② 返事…相互認識を高める、また間(ま)を作る
③ 身だしなみ…信用につながる
④ 表情…相手を安心させる笑顔、アイコンタクトで距離を縮める
⑤ 動作…正しい姿勢やお辞儀は誠実さを感じさせる
文字にすると「当たり前」の事ばかりですが、この基本を自分のモノとして体現できるとお客様との距離感はグッと縮まります。勉強会では出来ているパターンと出来ていないパターンと両方お披露目しましたが、まるで別人…と言われる位に、接遇スキルを持っているか持っていないかでその人の印象をガラッと変えてしまう…結構重要な部分です。
【Atsuセラピストである事に誇りを持ってほしい】
その他、関連法規や禁忌についてお話をして13時で終了。約2時間半の勉強タイムでした。
この講座はAtsuベーシック以上の講座を学んで下さった方が対象となります(前ロミロミ講座も含みます)。今回の試みの理由は2つあります。
1つは数あるスクールからAtsuという技術を学びたいと思って下さった方に、感謝の気持ちをこめて、今まで私が学んできた事を全て還元したいという事。
もう1つは、Atsuセラピスト=上質セラピストだとお客様に認知して頂けるようになる事、なのです。
セラピストは自分自身が商品です。自分自身の質を高め、より良いものをご提供していると自負できると仕事がとても楽しくなりますし、何より仕事に、そして自分に誇りが持てるのではと私は思っています。仕事の質を高める事は人生の質を高める事と同じ、特に一人起業はそうではないでしょうか。
Atsuセラピストとして、皆さんに誇りを持って頂きたい。
そしてお客様と共に、ハッピースパイラルを巻き起こしてほしい。
心から願っています。
その為には私ももっともっと勉強します。
最後に、Atsu勉強会は任意の会です。また遠方の方でも受講頂けるようにFacebookでグループを作って講座をリアルタイムにライブ配信もしています(後でもご覧頂けるので復習にもなるし、中途月からでも参加可能です♪)アドバンスで学ぶ『生活習慣』『姿勢学』『東洋医学』の三本の柱に更にプラスアルファを加えて、1年間みっちりお伝えする予定なのでまだ参加していない方、ぜひお待ちしておりますね♪
少人数制のスクールですが、少数精鋭の育成を目指します。
勉強会の皆様、どうぞよろしくお願い致します♪
今日も口角アップで健やかな一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
本日久しぶりに接客プロ研修を開催。開業予定の方、サロン勤めの方、すでに開業されている方、様々なお立場の方にお集まり頂きました。接客って本当に楽しい、でもなんで楽しいのかが今日改めて分かりました。
【おもてなし大国ニッポン】
おもてなし大国の日本では、接客は丁寧で当たり前、という風潮があります。応対マニュアルで細かな動作やセリフまで決められている店舗やサービスも少なくありませんね。
私も学生の時、飲食店でアルバイトをしていた時、接客マニュアルを一生懸命覚えました。色々なアルバイトをしましたが、特に好きだったのは日本料亭でのアルバイト。着物を着ての立ち居振る舞いや敬語の使い方など、大変勉強になりました。それが今でも生きています。
今回の接客プロ研修でも、まずは【基本の接客】からおさらいをします。というのも、この研修は接客メール講座(全11回)を受講下さった方が対象となっており、下地は学んでいただいています。
その基本を実際の接客に当てはめたら?というのを徹底的に掘り下げるのです。
【個人サロンのお辞儀はいつのタイミングでする?】
例えば、接客にはお辞儀が欠かせませんが、個人サロンだとどのタイミング?そして大袈裟すぎず、でも感じ良いお辞儀って?と、意外と???な事があります。
私自身は、お客様をお招きする際は軽い会釈と笑顔でサロンへ招き入れ、荷物を置いて椅子に座って頂いた時点で、改めてお客様の前に座り(跪き)、「改めまして●●様、当サロンのセラピスト関口智子と申します。この度はご来店誠にありがとうございます(ニッコリ)」してから、丁寧にお辞儀をします。
そしてお帰りの際に、門の外までお見送りし最後に必ず最敬礼のお辞儀をしています。これをお伝えしたら以前「大袈裟すぎませんか~」と仰る方もいました。
私はお辞儀はお客様への「感謝の気持ち」を表す「カタチ」でもあると思っています。お客様に言葉だけではない表現方法持つ事、接客業ではとても大切だと考えています。
しかもお辞儀ってただ頭を下げるだけでは無いんです。正しい型でお辞儀をすると、美しさや内面の凛とした様子など印象がガラッと変わるのですね!正しい姿勢やお辞儀の仕方もお伝えさせて頂きました♪皆さん、コツを掴んで頂けたかな~。
【お客様としっかりアイコンタクトする】
また接客で当たり前すぎるけれど、意外と出来ていないのが『お客様とのコミュニケーション』なんです。
サロンでの接客はお伝えする事がヤマモリあります。なので、つい『次にあれ言わなきゃ…、次はコレしなきゃ…』と思いながら応対していると、気付かないうちに独演会のような接客ロボットに…。
そんなセラピストさんをお客様はじっと見つめています。本当の意味での感じの良い接客とは、クライアントが理解しているかどうかを細やかに確認しながら勧めてくれる人。
言葉には出さないけれどアイコンタクトで『次に進めて良いでしょうか?』『大丈夫でしょうか?』と目でもお話をしてくれるとお客様はとても安心されるのです。
実際にアイコンタクトをしながらお客様への説明をしてもらったところ、お客様役の方からは「距離が近くなった!」「愛が感じられた!」なんてお声も出ましたよ。
これはお仕事の時だけでは無く、普段からやってほしい事。相手をきちんと見て、様子を確かめて、アイコンタクトを取るだけで、きっと良い関係性が築ける…そんな風に思っています。
皆様、とっても良い笑顔です!
笑う時のコツもお伝えしましたので~(笑)。
お忙しい中お越し下さりありがとうございました。今日の研修内容をお客様へ還元して頂けましたらとても嬉しいです♪ 感謝をこめて。
今日も口角アップで健やかな一日を。
関口智子
今日から4月、今月はいよいよ北海道のたかさかみやさんとのコラボイベントがあります。とにかく「熱く!」個人サロンオーナーさんを応援し続ける美哉さん。この仕事が本当に大好きなんだな~、いえ、この仕事を愛するがゆえに、同じ道を歩む人を心から愛している事がヒシヒシと伝わってきます。
【メンターと呼ぶ人はいますか?】
そんな美哉さんが4月に埼玉にお越し頂けるという事で、これは私ひとり占めしたら勿体ない~!と急遽、イベントをセッティングしました。
なぜ勿体ないのか。
私は起業当初から【自分で決める事、決めた事にヨシとする】ことをモットーに一人起業を続けてきました。その頃はまだ自宅開業している方も少なく手探り状態でもありました。
しかし、そんな中でもお手本になる方や、目指したい方がおり、いつも「この人だったら何をするだろう、どんな風に行動するだろう」と自分と照らし合わせるようにしていました。
つまり、決めるのは当然自分ですが、指針となる人や事柄を持っておくことで、進むべき道を照らしてもらっていたんですね。巷で言われる「メンター」という人です。
【高坂美哉という人】
私は、美哉さんは個人サロンオーナーさんのメンター的な存在だと常々思っています。私も2度、サロンに顧客としてお邪魔しましたが、彼女のお客様への愛情表現はそれはもうお見事で。美哉さんの行動、声掛け、目線などが全て「愛されている~私!」と思っちゃうんです(笑)。しかしながら、ほどよいパーソナルスペース。安心感もあります。
また美哉さんのブログやFacebookをご覧頂いた方ならご存知でしょうが、自分を素直に正直に表現する美哉さんの姿は、サロンオーナーさんの表側だけでなく、裏側も見せてくれることで、一人悩みを抱えるセラピストさんの大きな励みになっておられます。
セラピストってなんなのか?どうやったらお客様に自分の想いが伝わるのか、試行錯誤する段階って必ずあります。私もありました。そんな時はぜひ美哉さんのブログを読んでみて下さい。必ずヒントもらえます。でも、せっかくだから会える人は会いに来てほしいな~。今では数か月先までリピーター様でご予約いっぱいの美哉さんが、お客様に何をどんな風に伝えたらいいのか、その為には自分が何をしたらいいのかを、惜しみなくお伝えして下さると思います。そう、本当に出し惜しみなくです。
ぜひ高坂美哉という女性に出会って下さい♪
【私が皆様にお伝えしたい事】
そして、私はセラピストという人生を歩み続ける為の意識改革編をお伝えする予定です。人生は日々の積み重ね。毎日、どんな事に意識しているのか、未来に何を見ているのかを、私も美哉さんに負けずに出し惜しみせずお伝えしたいと思います。現在、お話する事をまとめ中です。仮ですが考えている事を少しだけ…。
===================
►何気ない日常編
今が幸せだと思えるのは、こんな覚悟をしたから。視点を変えると行動と生き方が変わると今だからお伝え出来ます。
►仕事効率化編
月に三分の一以上は出張講座で、1年先まで個別ご予約は満了、運営も事務作業も講師も今でも全て一人でこなしています。必ず講座の前日連絡は欠かしません。仕事の効率を図る為に心がけている実践法があります。それを初めてお伝えします。
►仕事の質を上げる編
仕事の質を上げるのは何のため?その為にやった方が良い事って?お客様を大切にする、仕事のクオリティを上げるってことは、自分の人生を大切にする事からだった…という事を知ったのです。ぜひシェアさせて頂きたいのです。
===================
講座開催まで2週間。
あと数名様、お席ご用意可能です♪
この日を境に変革して頂けるように、私も美哉さんも気合をいれて臨みます。
同じ時間、同じ場所、同じ目的でお越し頂ける事が、すでに素晴らしいご縁の始まり。
素敵な皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
4/12(水)東京駅・高坂美哉さん、関口智子コラボ講座
今日も口角アップで健やかな一日を。
関口智子
これはこれから試験を迎える生徒さんにはネタバレになってしまうのですが…(笑)、技術試験を終えた後に生徒さんに必ず聞く事があります。「試験を終えていかがでしたか?」
試験の結果をお伝えする前に、ご本人が何を思って施術していたのか、技術を終えて実際どんな感想を頂いたのかを伺いたいのです。
それはその人にとって「試験を行う目的」がどこにあったのか?という事を確認する時間でもあります。
常々、「試験は合格するためのものではなく、今後お客様にお役に立てる心技体が身についているかを確認する時間です」と生徒さんにはお伝えしています。
私も【試験】っていう響き、正直とっても緊張します。きっと誰もがそうだと思うんです。しかしプロを目指すスクールで求めている試験は、あくまでもセラピストになるための「通過点」であり、最終ゴールでは無いのですよね。
それは頭で理解してる!でも緊張する~。と生徒さん方は仰います。分かる!その気持ちは痛いほどに分かる!!しかし、それを飲み込んで自分の中に押しとどめられるかがプロなんです。プレッシャーに押しつぶされそうになっても、最高のサービスがご提供できる、いえ「ご提供しよう!」という気持ちが本当に大事、私はそう思うのです。
最後には「やるだけやった!だから後は自分の出来る事をしよう!」と開き直って、呼吸を整えて、最初から最後までベストを尽くす。その気持ちはその人の技術を大きく変えます。本当なんですよ。精神状態は施術スタンスを別人のようにガラッと変えるんです。まさに自分との闘いですよね。試験の時には生徒さん方にそんな気持ちでチャレンジしてほしいと、いつも願っています。
なので、終了後に聞くのです。「試験を終えてどうでしたか?」と。
もちろん技術が一定レベルまで習得出来ている事が前提ですが、「クライアント様の為に心を込めて一生懸命施術した」と一言でも出れば合格です。言葉は自分の意識下に無いと出てこないものだから。。しかし、技術レベルが高くてもその言葉が一切、出てこなかったら残念ながら不合格です。皆さん一生懸命施術しているのはすごく伝わってきます、私も何千人のセラピスト育成に関わってきたんです、手からその方の状態は大体わかるのですよ。(はい、ここで怖いとか言わない(笑))
何度も言いますが「誰のためにやっている事」なのかを、私は重要視したいのです。。
生徒さんにはすんなりと合格と言ってあげたいですが、私は「生徒さんを待っているであろう未来のお客様」の為に妥協はしたくないし、まぁいいかとは言いたくない。今、この根底を作っておくことが、生徒さんとお客様の明るい笑顔いっぱいの未来になるはずだから。講師は生徒さんの未来を作るお仕事です、だから妥協はできませんね、やっぱり。
しかし振り返ると…。
出来ない、分からない、緊張する、私、昔しょっちゅう言ってました。余計な事を言って、自分で自分の立場を悪くしてました。でも気付いたんです。自分の道を凛と歩く人は「自分を励ます言葉しか使わない」って。だから真似してます、その人たちを思い出して、今でも。
完璧な人はいない。
でも自分がどう在るかは自分で決められる。
そんなセラピストを目指すスクールでありたいと思います。
なのでレッスンの時から、所作や言葉遣い、お客様への想い、何度も何度もお伝えします。しかし人間いざという時に本来の自分が出る。肚を据えて、その時こそどっしりと構えられるように。技術だけではない、その部分もご一緒に目指したい。さぁ、日常から精進精進です。そして、私もまだまだ未熟者、偉そうに言うからには私自身がまず日々精進し続けます!♪
改めて…卒業生の皆さん、受講生の皆さん、
こんな熱~い想いについてきて下さりありがとうございます!
皆さんのお陰様で、今日もこうしていられる事に感謝をこめて。
関口智子
ホットストーンを受講して下さる生徒さんは皆、こよなく石を愛して下さる方が多く…。その中のおひとり、埼玉県戸田市のロミロミ&ホットストーンセラピーサロンのラウレアでも人気メニューなのは、石や施術をサロンオーナーさんが愛しているからだと思っています♪
ジャパニーズオイルセラピーの前身、ディープブレスロミロミから学んで下さった埼玉県戸田市のラウレア浅井総子(ふさこ)さん。
年に数回は必ず個別の技術チェックにお越し下さり、技術の安定とスキルアップをして更なる技術向上とお客様への還元をされる方です。
定期的に技術を確認させてもらっているので、私もおススメのサロンは?と聞かれるとまずラウレアさんをお勧めしています。ロミロミもホットストーンもぜひお勧めです!
先日ブログで、『スーパーモデルも癒されているホットストーンセラピー』という興味深いブログを描いて下さっていました。なるほど面白かったです!
ホットストーンセラピーは近代アメリカが発祥で、瞬く間に全米、ヨーロッパ、ハワイを中心に広まりました。高級スパからプライベートサロンまで多くのサロンで大人気のメニューだったそうです。
私もホットストーンに初めて出会ったのはハワイのホテルスパで、初めての感覚に超感動し、その後アメリカのアリゾナ州にあるセドナへ旅行し、スパでもメニューにあり体験してきました。
日本でも高級スパを中心にホットストーンがどんどん取り入れられ、その後個人に広まった…という印象です。日本では近年雑誌でも冷え特集が組まれるなど『冷え』に対する意識がとても高まっているので、身体を温めるツールの一つとしてホットストーン人気が衰えないのですね。何よりとにかく気持ちイイ!
ただ石を置かれる、当てられるだけでなく、Atsu式ホットストーンは玄武岩の遠赤外線効果を筋肉深部まで届ける為に、石での揉捏(もみほぐし)を多めに入れています。手か石か?と分からなくなる位の気持ち良さと終わった後のポカポカ感。ぜひ体感して頂きたいものです。
一度戸田ラウレアさんへ足をお運びください♪
今日も口角アップで健やかな一日を。
関口智子
だんだん春めいてきましたが、まだまだ足の冷えが気になるのでウォーキングして筋肉が発熱するように心がけています。平面を歩くのは元々大好き。1時間以上でも景色を見ながら楽しんで歩けます。しかし!必ずと言っていいほど腰が痛くなったり、肩が痛くなったり…。
以前、毎日4キロ張り切って歩いていたら「足底腱膜炎」になってしまったことも。あれ痛いんですよ~。朝起きると腱が固まっているので、歩き出すと激痛が。なので毎朝、トイレには床を這って行く羽目に…。それを見て家族が「ヘビ女みたい!怖い怖い!」と言ってました。7年位前のお話です。
健康になりたくてウォーキングするのに、腰や体を痛めていたら本末転倒ですよね。なので、歩く事は好きだけれど、また痛くなったら嫌だな~と止めてしまった時期も。(そしたら体重増加は必須でした・汗)
その後、スタンス理論の研究を重ね、普段の姿勢も施術に大きな関連性があると理解を深めてから、日常の姿勢を気を付けるようにしています。スタンス理論では自身の骨格を無理無く自然に使いこなせることが大事だと説いているのですね。
普段の姿勢も全く同じ、立ち姿勢、座り姿勢、家にいる骨格模型を眺めながら、どうしたら一番負担が無いのか…と、あーでもないこーでもないと実践を重ねた結果、今全くと言っていいほど腰痛や肩こり、首こりで悩まされる事は無くなりました。あんなに差し込み痛が走ってたのに!なんとまぁ、日々が楽チン。
そこでウォーキングにもチャレンジ。要は歩く姿勢が悪いから筋肉のツレが出て痛むわけで。まずは地面につく足関節(脛骨・距骨・踵骨)の部分に体重を乗せながら歩くように心がけました。他にも色々意識する事はあるのですが、まずはこのルールだけを守る。という事で坂道でも階段でも、身体の重心バランスを崩さないように、そして自分が骨格模型になったツモリで。
そうしたら!やっぱり腰痛が出ないんです。昔なら1時間歩けば、「ちょっと休憩…」とすぐに座っていましたが、それが無い!加えて肩こりや首こりも感じない。ウォーキングや姿勢の本は沢山出ているので、すでにトライしている方もたくさんおられると思います。今頃何言ってるんだ~と言われるかもしれませんが…(笑)。
今、私がウォーキングで試しているのは、「ふんわり歩く事」。施術でもお客様に触れる時にふんわりと体重を乗せる事を心がけています。そうすると自分もお客様も体に負担がかかりにくいし、また間も取りやすいのですね。歩く時も、いきなり体重を乗せると関節にも負担がかかります。なので、歩き方は変えずにふんわりのびやかに軽やかに…歩くようにしています。
イメージは元Smapの草彅剛さんの歩き方。先日もドラマを見ていましたが、いつもふんわりのびやかに軽やかに歩くな~と思ってました。そして、それは私の勝手なイメージですが、草彅さんは中庸でバランスの良い人なのでは…と歩く姿勢から思っています。
立つときも、座る時も、歩く時も、身体の声に耳を傾ける。
日々精進です、でも楽しいんです。仕事につながる発見もたくさんあるし。
今の私のマイブームです♪
セラピストも日常から整えていく、これも技術習得目標のひとつです。
今日も笑顔で健やかな一日を。
ご縁に感謝をこめて。
関口智子
断食道場から戻り、約1週間が経過しました。戻ってきてから意識している事、変化を忘備録の為綴らせて頂きます♪
やっぱり食への意識はすごく変わりました。今まで如何にたくさんの食事量だったのかという事だったり、身体が欲しているというよりは、脳が欲しくなったら食べ物を身体に入れる…みたいなそんな生活でした。ストレス=食欲!みたいな。
今は、胃腸を休める事を優先しています。さらに「お腹がぐぅ~っとなると、若返りに効果的」という説を信じ(笑)、ぐぅぐぅなる事が楽しみにすらなっています。(Atsuの理念でも参考にさせてもらっているこちらの本にも紹介されています)
そしてもう2つ、生活習慣で意識している事があります。1つは一日30分以上ウォーキングする事、もう一つは食事の際にしっかり噛むこと、です。
普段から多めに咀嚼する事を意識してはいましたが、ついつい忘れている時もありました。しかし、今回断食道場に行くにあたり、少ない食事量でお腹を満足させるには、噛むことが大事!とネットの口コミでも書かれていたので、その通り!と具の無い汁でも噛むようにしていたんです。何も噛めませんでしたが(笑)。
断食道場にも噛むことの効果を謳った張り紙が…。
【よく噛むとこんな効果がある】
►30回 歯茎が強くなり精神的なイライラやソワソワがなくなってくる。普段の食生活でも最低でもこの回数は咀嚼して置くようにする事。
►50回 不平不満が解消され少し位の嫌な事なら食事のときだけで忘れられるようになる。その他水分も余り必要としなくなるから体が軽くなってくる。
►60回 繊維の多いものや消化の悪いものでも十分噛み砕かれ、便秘しなくなる。その他、頭の働きが冴えてきて思慮深くなる。
►80回 勘が鋭くなり食物の自然の味覚がハッキリ味わえ、合成着色料や人工甘味料等が判別できるようになる。その他、学ぶ姿勢がおのずとでき、向上心が高まる。
►100回 この回数を続けると心が落ち着き冷静に物事を判断する力が養われ少食ですみ、睡眠時間も短くなる。また肉類、香辛料が欲しくなくなる。
►150回 この回数を続けていると胃腸の働きもすこぶるよくなり、その他慢性持病も自然治癒されてくる。それと同時に心のコントロールが容易になる。
►200回 毎食この200回をこなすと頑固な胃弱や胃潰瘍等をてきめんの効果をもたらす。また先見力、洞察力が養われ、疲れ知らずで、少食、少眠、多学、多動が可能になる。
(信貴山断食道場様よりお借りしました)
え~、こんなに噛めないよ~と思われる方もおられるかもしれませんが、慣れると意外と出来るんです(笑)。噛む時、数字を数えているとちょっと味気ないですよね。なので10文字の「ありがとうございます」を心の中で唱えながら咀嚼するとあっという間に50回は噛めちゃいます。ありがとうっていう言葉、大好きですし。
口の中にいれるモノにもよりますが、100回は噛むことを目標に食事を頂いてます。でもやっぱり時間が掛かる…、なので誰かと一緒に食事をする時は不向きかもしれません(笑)。しかし一人の時は、噛むことに集中する事で「食禅(じきぜん)」になり、食べ物への感謝や自分の身体を労わっているという気持ちにもなるので、確かに心が落ち着きますね。
生理学的には噛む事で、唾液から消化酵素もたくさん出るので、消化を助ける作用もあるんです。この消化酵素は副交感神経が優位の時に多く分泌されるものなので、食事の時にながらスマホやTV見ながら、と、逆に交感神経優位にしてしまっていた事は、自律神経にはとても負担が掛かる事だったな~と改めて反省。
更に18時以降の固形物は出来るだけ控える、など身体にいれる時間やモノを意識してコントロールするようにしています。あ!ただ食事会や週末は夜も頂きますし、一人黙々と100回も咀嚼はしてませんのでご安心を(笑)。そこは臨機応変に、ですね♪ 場を楽しむ事も大切だと思ってます。
健康情報が溢れかえっている世の中なので、少しずつ常に食べる事が大事とか、間食をしたほうが良い、断食とは真逆の情報もあります。何が正解かは人それぞれ。自分の身体に合うか合わないか、まずはしばらくトライです。特に美容健康に関わる仕事なので、自分でやってみないとクライアント様にもアドバイスできませんしね。
人体実験をしているつもりで、しばらくこの咀嚼法やウォーキングを続けてみたいと思います。そのお陰様か現在では体重は5キロ落ちました。健康的にキープできるように楽しみながら頑張ります♪
最後までお付き合い下さりありがとうございます。
笑顔いっぱいの健やかな一日を。
関口智子